January 03, 2007

The Drowsy Chaperone - 解説つきミュージカル

07010301_The Drowsy Chaperone今日も観劇に行ってきました。
The Drowsy Chaperoneという作品です。
昨年のTONY賞では、5部門受賞した他、8部門でノミネートされていたという、昨年の代表作です。

と言う事で、TONY賞内で一度目にしていたのですが、実はその時は全く魅力が分らずに居たのです。
それが、今日の昼間にチケットを物色していたら一番良い座席だったので急遽行く事にしたもの。

結果、「オススメ」です。






個人的な感想ですが、とにかく良く出来た作品でした。
作品としての最大の「旨み」は、そのスタイル。
The Musical within a Comedyというコピーの通り、劇中劇があるわけですが、その取り込み方がなんとも独創的。

ベースは現代(ココがコメディ)にあり、そこで冴えない男性がお気に入りの1920年代のミュージカルの音楽レコードを掛けると、その世界が劇中劇(ここがミュージカル)としてステージ上で展開される、と言う仕組みです。
そして、実はこの男性自身はそのミュージカルを見た事がないので、全てが実は男性の想像の世界、と言う事になり、全てがアホ臭いドタバタな様相を呈しているわけです。

で、この男性のスタイルがとにかく画期的。
1人のミュージカル愛好家として最初に観客の気持ちを上手く掬い取った後は、劇中劇に色々と注釈をつけてくれるわけです。
ミュージカルを見る時に、僕たちが考える事を先回りして、冗談めかして、面白おかしく表現してくれます。
作品全体として1人ボケ(劇中劇)ツッコミ(男性)をしている様な。
また、現実世界が劇中劇を支配していますので、その相互世界での交流関係もあったりして、とにかく素晴らしい発想と構成です。

この斬新さは、必見かと。
内容自体は終始、観客を笑わせ続けるコメディで、ストーリーの旨みは正直余りありません。
楽しいだけ(ただし、個人的には相当楽しかったですが)。
しかし、この作品は繰り返しになりますが、その発想・構成、そしてそこから湧いてくるモノを味わう事に妙味がある訳ですから、その点でタダ単なるコメディとは一線を画していると思います。
TONY賞で魅力的でなかったのは、この部分をカットしていたからでしょうね。

まぁ、一部劇中劇が中断されている様に感じる向きもあるようですが…

最後になりましたが、この作品中にもタップダンスがありました。
2夜連続タップ。
カッコいいですよねぇ、タップダンス。。。

鑑賞情報はこちら

<関連記事>
2006年6月15日 The American Theatre Wing's Tony Awards 2006
2006年6月16日 TONY賞 その2
2007年1月2日 Mary Poppins - イギリスとタップ

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kg21hiro at 23:42│Comments(0)TrackBack(0)Artsの世界 | NY生活

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