薔薇は、
皇室・王室とはきってもきれないお花です。
御成婚やお誕生のたびにお名前を冠して
発表される薔薇の花は、とても上品で綺麗で、
いかにも皇室に相応しい気品が漂います。
我が家の ” プリンセスの薔薇 ” も咲きました。
1966年にイギリス(北アイルランド)から
当時日本の皇太子妃だった皇后 美智子様に
献呈された
プリンセスミチコ Princess Michiko(FL)
落ち着いた朱色のひらひらと
軽くウエーブが入った、花びらが半八重咲きに
なる薔薇です。
中央の花芯がきれいな黄色になるので、
オレンジとのコントラストが美しく、
派手に自己主張しないものの、
落ち着きのある清楚な花を
たくさん咲かせてくれます。
美智子皇后陛下の雰囲気を持った薔薇ですネ~
もう一つは、
ハリウッドでの女優のキャリアの絶頂で、
モナコ公国のプリンセスとなる道を選んだ
故 グレースケリーさんに捧げられた薔薇。
プリンセス・ドゥ・モナコ
Princesse de Monaco(HT)
白とピンクの覆輪系の
ハイブリットティーローズの中でも、
群を抜いて美しい薔薇です。
縁取りのやさしいピンクが、
ふくよかな花形とマッチしていて
香りも甘すぎず、フォーマルな印象を受けます。
不慮の交通事故で亡くなられた彼女の
ドラマティックな人生が
今もなお、
人々の心を捉えているのでしょうか~