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Q&A6~マシンを使って作業していると、知らず知らずのうちに動いているパーツはどれ?~




こんにちは!


いよいよ今のところ最後のQ&Aとなってしまいました…。




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最後に私から質問です!
マシンを使って作業していると、知らず知らずのうちに動いているパーツはどれでしょうか?



IMG_8868[1]









正解は、、、、

























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そう、このパーツです。

 

マシンを操作していると、たまに抜けてしまうこのパーツ。

何かと言うと、マシンの刃の横についているスプリングの調節部なのです。

 

この部品、下に行けば行くほどスプリングが硬くなってしまい、スプリングの役割を果たさなくなり、危険ですので、必ず写真の位置辺りに留めておくようにしてください。

 

 
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その他パーツは勝手に動いたりすることはないのですが、リードを削っていると、マシンは振動を与えられる事になるので、もし設定を変更する為に緩めたパーツ・ネジ等がございましたら、振動でパーツが動かないように、しっかり締めておきましょう。









それでは、以上で終了です!
これからはブログに関連させた動画をアップしていく予定なので、
Twitter、Facebookもご確認よろしくお願い致します!!!!






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Q&A5~刃をシャープな面(新しい面)に回してもうまく削れない~

 

 
こんにちは!
昨日今日とお天気が曇り気味で、雨が降りそうなのか、花粉もそんなに被害が無い気がする今日この頃、
花粉かお天気の話しか書いていないですね。


さて、今日のブログ記事は、 Q&A5『刃をシャープな面(新しい面)に回してもうまく削れない』
についてです!


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弊社のマシンを購入されるお客様の中で、必ず言われることが『刃』についてです。

 

刃の手入れや交換がとても簡単で本当に嬉しい

 

というお言葉をよく頂戴します。

 

 

 

その中でも、刃を交換したのにも拘らず、上手くいかない。といった声が多数寄せられますので、今回はその事について、復習も兼ねてお話ししていこうと思います。



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まずは工具のお話しから。

ドライバーを使う際には小さなものではなく、No.2No.3+ドライバーを使用しましょう。

※ネジに嵌めてみてぴったりはまる物を使用して下さい。あまりにもあっていないものだと、ネジ山が潰れてしまう危険性があります。

 
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それでは刃を回します。

※手を怪我しないように気を付けて下さい。

 

 

 

 

 

刃を回し終えた(取り合えた)後、微調整が狂っていないか等確認する為、チェックを行います。

 

 

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1.まず厚さを変更するダイヤルを+方向(反時計回り)7目盛りほど回し、プラークと刃の距離を離す

→今まで使用していた面は、すり減ってしまっていますが、新しい面はすり減っておらず、

とてもシャープな状態なので、前のままの設定だと刃が出過ぎている事になり、プラーク

と刃の距離が近すぎて、プラークを傷付けてしまう可能性がある為、距離を離します。

過去ブログ:Q&A2参照

 

2.右手で操作するハンドルを左に寄せる

 

3.マシンの手前側を持ち上げ、2.を行いながら左手で使うレバーを前後させながら、斜め方

向からプラークと刃の一番奥側と手前側の隙間の間隔が均等であるかチェックする

→隙間の間隔が均等でない場合は調整が必要です。

 過去ブログ:K.GEオーボエリードメイキングマシンの刃について参照

 
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刃を取り外して~取り付けるまでの作業はとても簡単で、このチェックも一見簡単そうに見えますが、
とても重要な作業です!!!!



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もし、マシン奥側と手前側の隙間が違った場合、隙間が少ない方が、刃とプラークの距離が近くなりすぎて、プラークを傷付けてしまう危険性があるのと、微量にずれていても、左右対称に削れないという事が起こり得ます。ですので、しっかりチェックしていきましょう。

 



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以上のチェックが終了したところで、リードを削っていき、ダイヤルを12目盛り回しながら、お好みの厚さになるように設定していきます。※キャリパーを使ってください



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お客様の中では、13のチェックを忘れてしまい、薄く削れすぎておかしくなってしまった。
また逆に厚く削れるように設定したのを忘れて全然削れない、どうしよう。




となる方がおられるそうなので、忘れずにチェックしてください。



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ご質問等あればお気軽にお問合せ下さいませ♪

 

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Q&A4~左右(前後)が対象に削れない~


本日2回目の更新です♪
今回はいよいよ第4弾、『左右(前後)が対象に削れない』についてお話ししていきます!

 

 

タイトルに前後と入っておりますが、どちらかと言うと、後方のU字の部分ですね。

表記について、失礼致しました。



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この問題はマシンの調整が狂い始めた時に起こる問題なので、普段とリードの削れ方が違うと感じた時に、『マシンの調整を出すタイミングかも?』と目安にして頂きたいところです。

 

ですが、調整したばかり(購入したばかり)なのになぜかスクレープ面が綺麗に削りだされず、
マシンが悪いのか何が悪いのか分からないといった場合もあるかも知れません。

 

判断に困ったときは、以下の方法を見直してみて、弊社にご相談ください

 

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まずはQ&Aの記事で一番最初にあげた、『マシン操作の基本動作』の確認から見なおしてみましょう。

TwitterFacebookではお知らせしましたが、動画を作成し、YouTubeにてアップしております。
※画像をクリックするとYouTubeサイトに飛びます。



kge_banner

 

ハンドプッシュについては映像から感じ取る事が難しいかもしれませんが、かなり分かりやすく動画に編集されています。

そして、キャリパーがあれば、小まめに測ってチェックしていくようにしましょう。

数値を取る事はとても重要です。

 

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また、

①右手が振り幅いっぱいに動か出ていない or 後方のハンドプレッシャーが足りない

②(マシン正面から見て)手前側が厚く残っている → 手前側と奥側のハンドプレッシャーが均一でない

③左手も振り幅いっぱいに動かせていないので、両端に削り残しがある

 

と言う上記3点が多くみられます

 
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次に

プラークにリードがきちんとセットされているかどうかです。

 

プラークにリードを装着するとき、プラークに刻まれているガイド線まで差し込むところまでは、問題ないかと思います。

次に、クランプでリードを固定しますが、プラークの中心に合わせてリードがきちんとセットされているか(プラークに左右対称に乗っているか)という事です。

 


プラークの中心からずれてリードをセットしてしまうと、左右対称に削れません。

リード後方のU字スクレープの部分が中心から左右どちらかにずれてしまいますので、きちんとセットしましょう。

 

※私はいつもセットした時に、リードのサイドからはみ出るプラークの量が左右均等になるように気を付けています。

人それぞれ目印になるポイントは変わってくると思うので、何か目印を決めておくといいかと思います。

 
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その後にクランプでしっかりと固定してください。

※固定の時、リードが動いてしまう場合は、左手の親指でケーンを動かない程度に押さえながら固定するといいですよ。

 

また、半完成リード自体がゆがんでいて、プラークの中心に合わせてセットできない!と言う場合もありますので、その場合はコルクチューブの台座で調節して下さい。

※コルクチューブの台座は少し遊びがあるようにあえてセッティングしてあります。

 このパーツは固定されていてもいけないし、遊びがあり過ぎる事も問題があります。
(遊びがあり過ぎるとクランプでしっかり固定していても動いてしまう為。)

 

 
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以上、如何でしたでしょうか?



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ギャラリー
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  • Q&A2 ~プラークを傷つけてしまった~
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