ケーゴのフィールドレポートとコミットメント

元非モテの会社員がバツイチグローバル恋愛プレイヤーを目指して活動中。 サッカーを愛しすぎて、女性とのアポをサッカーに例えてしまう。 創刊号からの週刊金融日記読者。 グローバル恋愛プレイヤーとグローバルビジネスマンを目指しながら、恋愛市場のフィールドレポート、海外経験ゼロからスーパーナメック星人への道のり、長いつぶやきをなどをブログに掲載中。 モットーは仕事も恋愛も、「My passion is always on the pitchーー」 「シークレットラウンジ」(https://synapse.am/contents/monthly/secret_lounge )管理人。 主に恋愛とサッカーをつぶやくTwitterのアカウントはこちら。 @Kgo_Number10 日本語と英語で名言をつぶやく英語学習アカウントはこちら。 @Kgo_English

元非モテのバツイチ会社員がグローバル恋愛プレイヤーを目指して活動中。 サッカーを愛しすぎて、女性とのアポをサッカーに例えてしまう。 創刊号からの週刊金融日記読者。 グローバル恋愛プレイヤーとグローバルビジネスマンを目指しながら、恋愛市場のフィールドレポート、海外経験ゼロからスーパーナメック星人への道のり、長いつぶやきをなどをブログに掲載中。 モットーは仕事も恋愛も、「My passion is always on the pitchーー」 「シークレットラウンジ」(https://synapse.am/contents/monthly/secret_lounge )管理人。 主に恋愛とサッカーをつぶやくTwitterのアカウントはこちら。 @Kgo_Number10 日本語と英語で名言をつぶやく英語学習アカウントはこちら。 @Kgo_English

さて、約1年前から書き始めた「英語学習について考える」もいよいよ最終回だ。

「オレが君をヤムチャにさせてやるーー」とコミットしたエントリーを書いたときはナメック星到着後すぐに書き始めるつもりだったが、結局書き始めたのは1年近く経ってからだった。


YAMUCHA2

ナメック星に到着した直後は、自分自身の英語戦闘力の向上に忙しかったためだ。

そして書き始めてから1年以上経っていよいよ、最終回を迎える。

さて、今回は最終回にふさわしく、英語学習で一番大切なことは何か考えてみたい。

結論を先に述べると、それは「学習を継続する」ことだ。これに尽きる。身もフタもない話だが、英語戦闘力の向上にマジックはない。

『ドラゴンボール』のように地道に毎日まいにち、修行を継続していくことに尽きる。

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ただ、継続することが何よりも一番難しい。なかなかモチベーションが続かない。修行を続けるためには、記録を取りながら「習慣化」することだ。

(習慣化については以前、別のエントリーでまとめたのでリンクを添付する。)

習慣を変えて大きな何かを成し遂げよう ~ 習慣化するために必要なものとは? ~

この英語学習エントリーのシリーズはヤムチャ(TOEIC860点オーバー)を目指すものだが、学習を続けていればたとえいまTOEICのスコアが300点代でも400点代でも、1,500~2,000時間ぐらい勉強すればクリリン(TOEIC900点オーバー)になれる。

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1,500時間は1日3時間なら1年半、1日1.5時間なら3年弱で到達する。2,000時間ならそれぞれ、2年弱と3年半で到達できる。

習慣化することについて具体的に記載すると、まずは1,000時間を目指してこんな風に毎日の勉強時間の記録をつける。1週間の勉強時間を記録したら、次は1ヶ月を目指す。

1ヶ月を超えて記録することができれば、そのまま続けられるはずだ。

そしてひたすら勉強を続けると、たとえ今はTOEIC450点でも、1,300時間の勉強時間で950点になるという調査がある(出典:レアジョブ English Lab

TOEIC-3b

TOEICの勉強時間に関する他の資料 によれば、いまTOEIC400点代でも、1,500時間の学習で900点代に到達するとされている

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「経験者は語る」的に言うと、これらはそれなりに優秀な人じゃないと難しい数字だ。特に900点後半のスコアを取るのはとても難しい(そもそもそこを目指す必要もないが)。

ただ、凡人は凡人として努力しながら学習を続けることはできる。そうすると、1,300時間も1,500時間も2,000〜3,000時間ぐらいまでは誤差の範囲だから、いずれ900点に到達する。要は勉強時間の記録をつけながら学習を続けることがとても大切だ。


記録がないと、いま自分がどこにいるのかが分からないから。

まず最初は1,000時間を目指して、勉強しない日も含めて自分に正直に記録をつけていこう。

毎日寝る前に30分単位でメモして、週末にExcelに転記する。そうすると、目標地点(時間)対していま自分がどこにいるか(何%やっているか)が分かる。

毎日一歩(1時間)でも進めば、必ず目標地点にたどり着けるから。半歩(30分)でもいずれは必ず、目標地点に辿り着ける。

英語を学習しているとどうしてもTOEICの呪縛から逃れられないのだが、TOEICはあくまでただの試験だ。

TOEICのスコアに固執しすぎると学習がリーディングとリスニングに傾斜しすぎてしまい、英語での会話ができなくなる。

ただ、TOEICの学習は基礎を固めるのにはとても適している。ある程度の基礎を固めたらピッチに飛び出て実践(英会話)を積むのがいい。

なお、帰国子女や留学経験でもない限り、TOEICが900点を超えたところで、フリーザやギニュー特選隊(ネイティブアメリカ人)達とはまったく戦えない。

だって、地球人(海外経験ゼロのドメ男・ドメ子さん)がフリーザと戦えるわけないでしょ。いや、マジで。

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修行を積んでクリリンになった地球人はせいぜい、ノンネイティブとやり取りができるぐらいだ。

1つの目標としてTOEIC900点を目指すのはいいけれど、TOEICをマスターしたところでアメリカ人のようなネイティブスピーカーと会話ができるわけではないことは認識おこう。

というよりも、TOEICをマスターしただけではネイティブスピーカーとの会話はできないと思った方がいい。

そもそもTOEICはノンネイティブ向けの試験なので、当然といえば当然だ。実際のネイティブの英語はTOEICのリスニングみたいにゆっくりじゃないしキレイでもない。

だがそれでも、最初はTOEICのスコアを指標にしながら自分のモチベーションを管理して、適切な修行を積んでいけばいずれ、フリーザやギニュー特選隊たちとやりとりすることはできる。


さて、やみくもに英語学習を継続しても、少しずつ英語戦闘力は上がっていっているものの、それは効率的ではない。

効率的に英語を学ぶステップについて記載したいと思う。

ここから先は、本当に英語戦闘力を上げたいと思う人達だけに読んでもらいたい。

オレの熱い思いはフォント12のWordで8ページになった。

英語戦闘力を上げるための修行を積んでいるのは君だけじゃない。英語戦闘力を上げてビジネスで活躍し、そして、外国人女子とセックスしようじゃないかーー

英語学習について考える Vol.10 (最終回)~ 一番大切なこととは ~
(*無料のnoteです。)

ケーゴ

最近、宇多田ヒカルさんが離婚していたというニュースを見た。このニュースを目にするまで知らなかったが、彼女には2歳のお子さんがいるらしい。


HIKARU UTADA
(『 Flavor Of Life』は名曲中の名曲だ。)


彼女はいま、イギリスに住んでいるそうだ。ちょうどアメリカの離婚に関するエントリーを書いていたので、イギリスの離婚事情を調べてみると、基本的にアメリカと同じようだ。

離婚率はEU諸国の中でもっとも高く、離婚後の親権もアメリカ同様に共同親権となっている。

(イギリスやアメリカのみならず欧米や韓国も共同親権だ。余談だが中国には親権制度は無いが、父母は離婚後も「監護人」の身分として共に子供の養育を保護していく。)



さて、ここから先はアメリカの離婚後の親権の話なるが、宇多田ヒカルが好きな人たち(オレはすごく好きだ)はアメリカをイギリスに置き換えて読んでもらってもおそらくは大きくは変わらないだろう。



2組に1組の夫婦が離婚するアメリカでは、子供がいる夫婦が離婚すると、子供の親権は基本的に父親と母親が共同で持つことになる(「共同親権」と呼ばれる海外では主流の制度だ)。


離婚後は共同親権を認めず、どちらかの親が親権を持つ「単独親権」しか認めていない日本とは大きく違う(世界中の先進国の中で、日本だけが単独親権の制度になっている)。


これは、言うまでもないことだが「男女平等」なので、"子供は母親と暮らしたほうが幸せ"などという「男女不平等」な概念は全くないためだ。


"子供は母親と暮らしたほうが幸せ"という概念のもとに、離婚後は基本的に母親が子供を育てる日本とは対照的だ。


単独親権の日本は離婚後、基本的に子供は母親のウチで暮らす。父親はときどき子供に会いにいくだけだ。


共同親権のアメリカだと、離婚後はどうなるのだろう?


共同親権下の子供は例えば1週間ごとに(離婚後の父母の状況による)、住む家がお父さんとお母さんのウチで交互になる(「年間100日以上」は父親か母親と一緒に過ごすのが国際基準になっている)。


子持ちで離婚した知り合いの男性は、自分の家で子供とクリスマスパーティーをやって、翌週は元妻の家でも子供はクリスマスパーティーをやっていたそうだ(自分は参加しない)。


彼は、 「娘は毎年、2回もクリスマスパーティーができたんだよ」 と楽しそうに言っていた。


その娘さんは今、32歳の大人だ。彼女が自身の幼少期についてどう感じていたか知り合いの彼に聞いたら、


「娘は幼い頃にはいろいろ感じたと思うけど、中学生ぐらいから今までずっと、自分とも元妻とも仲がいいよ。アメリカではよくあることだし、珍しくない」


と笑顔で言っていた。


彼は別れた妻とは離婚後3年ぐらい経ったら関係が改善し、その後は新しい恋人を紹介するまでになった。元妻の新しい恋人ともあったことがあるそうだ。



日本における離婚率は3組に1組なのに対して、アメリカでは2組に1組の夫婦が離婚する。男も女性も自立しているから、愛情が無くなったらさっさと離婚して新しい恋人を見つけるのが一般的だ。


だからこそ、「仕事より家族が大切」と言いプライベートの時間をとても大切にするアメリカ人なのに、約半分の夫婦が離婚するのだ。


旦那が残業や仕事のあとの飲み会などにより確実にアメリカより家族をおざなりにしている日本が3組に1組しか離婚していないのは、金銭的な問題や世間体、単独親権などにより、離婚できない理由があるのだろう。

結婚していても実質的に夫婦関係が破たんしている夫婦を、オレは何組も知っている。



アメリカでは離婚後も父親母親として平等に子供を育てる関係は続く。日本みたいに夫婦関係が破たんしているのに、子供や生活のために結婚生活を続けたりはしない。



ここまで書くと共同親権のアメリカは男女平等でいいように感じそうなものだが、男からすると現実的な生活は決して簡単ではない。


オレは以前、離婚したアメリカ人の男の自宅を訪問する機会があったが、その時はゲームをする11歳の男の子がいた。


知人の彼は 「今週はオレが子供の当番だから小学校の送り迎えをして、メシの準備をしなきゃいけないんだよね。買い出しに行かないといけないし、まだ何を作るか決まっていない。」 とぼやいていた。


共同親権の父子家庭もなかなか大変だと感じた。だが、単独親権の日本ではもっと大変な男たちがいる。


日本では離婚後、子供と会えない親がたくさんいるのだ。


2016年に厚生労働省により行われた一人親世帯の調査結果によれば、離婚後に母子家庭になった場合、約7割の父親が子供と会っていない。


平成28 年度 全国ひとり親世帯等調査結果の概要


調査結果の一部を抜粋する。

離婚した親と「現在も面会交流を行っている」のは、母子世帯で 29.8 %(前回調査 27.7 %)、 父子世帯で 45.5
%(同 37.4 %)となっている。

(中略)

○ 現在面会交流を実施していない理由は、母子世帯では「相手が面会交流を求めてこない」が13.5%で最も多く、次いで「子どもが会いたがらない」が9.8%となっている。~


この厚労省の調査で明らかなように、離婚後に子供と「会わない」のではなく、「会えない」父親たちがかなり存在している。

そしてこの本には、離婚後に子供に会えずに"漂流する"父親たちの悲痛な叫び声が描かれている。


『わが子に会えない』 ~離婚後に漂流する父親たち~


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このような日本の現実を知るとやはり共同親権の方がいいように思えてくるが、ここで、共同親権が基本のアメリカにおいて、日本人女性がアメリカ人男性と結婚した場合を考えてみよう。


アメリカで結婚し子供を作る。そしてその後、離婚することになる。2組に1組が離婚するアメリカだ。ましてや国際結婚である。とてもよくあることだろう。


日本人の妻は離婚した以上、当然にして子供を連れて日本に帰りたくなる。言葉の問題があり友達もあまりいないアメリカに住む理由など、どこにもないだろう。


また、もし日本で離婚した場合、旦那と住んでいる場所から子供を連れて実家に帰るのはとても自然なことでもある。


だが、アメリカではそうはいかない。妻は子供を連れて日本に帰りたいけど、アメリカでは共同親権が基本なので、裁判所(*)は旦那がDVとか薬物中毒などの特別な理由がない限り単独親権を認めない。

*お互いが合意すれば離婚届1枚で離婚できる日本と違い、アメリカでの離婚は必ず裁判所を通す必要がある。)


妻が子供と暮らすにはアメリカに残る必要があるが、もし離婚前の妻が専業主婦だった場合はまともな仕事は見つからないため、途方にくれることになる。


日本人の元専業主婦が離婚した後に子供と暮らすためにアメリカに残っても、仕事はウェイトレスやスーパーの店員ぐらいしかない。


日本時代は会社で働いていた経験があって、日系企業のアメリカ現法に滑り込むことができればとても幸運だ(それでも、ローカル採用の日本人事務の女性の給与は決して恵まれていない)。


他方、アメリカ人の元旦那は新しい恋人と楽しそうに過ごしている。彼らは自分のようにお金に不自由はしていない。


子供はお金に余裕があってときどき新しい恋人も来ている元旦那のウチと、家計が厳しい自分のウチを一週間ごとに行ったり来たりすることになる。


やはり子供を連れて日本に帰りたいけれど、それは法律が許さない。もし元旦那の意思に反して無理やり子供を日本に連れて帰ったら、ハーグ条約(*)が適用され国際的な騒ぎになる。

日本人女性の国際結婚が破たんした場合によくある、とても厳しい現実だ。


*ハーグ条約は,国境を越えた子どもの不法な連れ去り(例:一方の親の同意なく子どもを元の居住国から出国させること)や留置(例:一方の親の同意を得て一時帰国後,約束の期限を過ぎても子どもを元の居住国に戻さないこと)をめぐる紛争に対応するための国際的な枠組みとして,子どもを元の居住国に返還するための手続や国境を越えた親子の面会交流の実現のための締約国間の協力等について定めた条約です。

(出典:外務省)

(一言で言うと、「片方の親に無断で子供を連れ去って、子供と共に住む国を変えてはならない」という国際的な法律だ。)



日本では離婚後の共同親権は存在せず単独親権だから、基本は元妻が子供と暮らし、元旦那はお金を送って子供とときどき会うだけ。


元妻との関係がこじれると、子供との面会時間や回数がかなり限られたり、最悪の場合は我が子と会えないこともある。


男にとり単独親権は子育ての負担はない反面、子供と一緒に時間を過ごしたい人はとても辛い思いをすることになる。


共同親権と単独親権、どちらがいいのかは性別やその人の立場により人それぞれだろうが、結婚するときも離婚するときも、その場の勢いではなくきちんと制度の内容を理解してからその制度を使うべきだろう。

オレ自身は世界の先進国の中で、日本だけが単独親権という現在の状況は問題だと思っている。



最後に、著名人のプライバシーに興味はないけれど仮に宇多田ヒカルさんが日本への帰国を希望したとしても、イタリア人の元旦那さんが子供の帰国を認めない限り、彼女は子供と日本で暮らすことはできない。


なぜなら、彼女が結婚した場所であるイギリスはハーグ条約に加盟していて、我らが日本も4年前の2014年に加盟したからだ。



ケーゴ


 

 

 

6:00


妻の目覚ましが鳴る。眠い。昨日は退社間際に取引先から連絡があって、結局22時過ぎまで仕事をするハメになった。

最近は「働き方改革」とかいうけど、結局そんなのは顧客から急な連絡があったら遅くまで働かなければならない。


帰宅できたのは23時半ぐらいだ。帰宅したとき、寝ていた子供を起こしてしまった。気をつけて帰宅したつもりだけど、妻にすごく怒られた。決してわざとじゃないのに。


妻は目覚ましで起きたけど、自分はもう少し寝れる。いつも妻より遅く起きて申し訳ないけれど、仕事で疲れているから仕方がないんだ。もう少しだけ寝よう。



6:30


自分の目覚ましできっちり起きる。前日の晩に何時まで仕事をしても、毎朝、8時半にはオフィスに行かなければならない。
自分で朝食を準備してコーヒーをいれる。食べ終えて歯を磨く。だいたいいつもこの時に、妻が子供の着替えを始める。


ぼくも何度か子供の着替えをしたことがあったけど、自分がやるとどうしても子供が言うことをきいてくれない。いつも結果的にただ、ウチを出る時間が遅くなっただけだった。


「あなたは何もできない。本当に役に立たない」


そのたびに、妻にこうなじられる。ぼくもガンバってるつもりだけど、仕方がない。結局こどもは、パパよりママの方が好きなんだ。


ぼくも子供は好きだし子育てをガンバる意思はあるけれど、どうしても母親の方がうまくできることがある。妻は男女平等が徹底しているからなのか、そこを分かってくれない。



7:30


着替え終えて保育園に持参するものを持った子供と保育園に向かう。持参物の中にはお昼ご飯や子供の着替えやタオルなど色々なものが入っている。これをきちんと、保育園の中の所定の場所に置くのが自分の仕事だ。


一度、着替えを置く場所を間違えてしまった。それを保育園の先生がお迎えに妻に伝えて、その日は帰宅したら妻にすごく怒られた。ぼくだって、間違えたくて間違えたわけじゃないのに。


妻は毎日、子供が保育園で食べるお昼ご飯を作っている。それはけっこう大変そうだ。作るのが大変なら保育園が発注する弁当屋のご飯にすればいいと思うけれど、それは栄養があまりよくないらしい。


子供なんて毎日お腹いっぱい食べていればいいと思うんだけど、そうじゃないんだろうか。一度そう言ったら妻にものすごく怒られたから、もう二度と言わないけれど。ただ、いつも妻に


「あなたは保育園に子供を連れていくだけでいいよね」


と言われるたびに、少しでも保育園にかかる負担を減らせばいいのにと思ってしまう。



7:45


今日もきちんと所定の場所にお昼ご飯と着替えとタオルを置いた。単調作業なら自分でも覚えればできる。


保育園に子供を連れていくときに会う親はみんなお母さんだ。お父さんはたまにいるけどあまりいない。

ぼくは妻からは色々言われているけど、朝はいつも子供を保育園に送ってから会社に行っているし、たまにだけどお迎えにも行くから、妻がなじるほどダメな父親ではないと思う。土日だっていつも子供と遊んでいる。

ぼくの会社で同じ部署の子供がいる女性は、保育園の送り迎えは完全に彼女がやっている。しかも旦那さんはときどき、土日にも遊びに出かけてしまうらしい。そんな父親と比べたら、僕はよっぽどイクメンだと思う。


そんなことを考えながら子供とバイバイして、会社に向かう。さて、今日も仕事だ。




18:15


今日は仕事が早く終わった。この時間だと保育園に行けば、ギリギリお迎えに間に合う。


自分が何も連絡しない日は、妻がお迎えにいくことになっている。仕事が早く終わった今日は迎えに行って、子供の笑顔を見たい。よし、妻に連絡しよう。


いや、ちょっと待て。こないだ子供を迎えに行って帰宅後にお風呂に入れたら、お風呂を出る時間が21時半ぐらいになってしまった。

いつものお迎えから解放された妻は友だちと食事をしに行っていた。友だちとの食事を終えて機嫌よく帰ってきた妻が、まだ起きている子供の姿を見てキレた。そして、


「仕事も育児も同じ。常にゴールから逆算するの! 子供が眠るまで、親に休む時間はないの!!」


と言われた。


たしかに、妻には21時までに子供を寝かすように言われていた。


でも、1日ガンバって仕事をしたら、会社を出たあとはゆっくりしたい。
帰宅しても子供はなかなかお風呂に入ってくれないし、無理にお風呂に入れると泣かせてしまう。


だから子供のペースに合わせて、お風呂に入るのを待っているあいだに少しビールを飲んだ。子供とお風呂を出て気が付いたら21時半になっていたけれど、なんであんなに怒られるか分からない。だから、


「仕事中は気を張りつめているから、ウチにいるときぐらいはゆっくりしながら過ごしたいし、育児もそんな仕事みたいにやりたくない」


と妻に言い返したら、


「子供が寝る時間が遅くなったら明日の朝、なかなか起きてくれないの! あなたは朝、子供を起こしてご飯をあげて着替えさせて保育園に連れて行けるの?!」


と激怒された。ぼくには子供を毎朝、出かけさせるための準備はできない。妻の言葉はもっともだ。でも、こんなに怒らなくてもいいんじゃないかと思う。


このあと散々、妻に「バカ」だとか「役に立たない」とか言われた。いま考えても、このときのことは思い出したくもない。



保育園には迎えに行けるし子供の顔を見たいけど、このときのことを思い出すとお迎えに行こうかどうか迷う。


迷っていたら、同じ部署の先輩から飲みに誘われた。どうしよう。


子供とは土日に遊べるし、また妻を怒らせたくない。せっかく誘われたことだし、今日は先輩と飲みに行こう。


「いいですね! どこのお店にいきましょうか?」




21:00


先輩と飲みながら、先輩の家庭のことをいろいろ聞く。先輩の奥さんは専業主婦だ。先輩に子育てについて聞いてみたら、こんな風に答えてくれた。


「育児だけじゃなく、家事も全部嫁がやってくれる。だってそれが専業主婦の仕事だろ。オレは土曜か日曜に子供と遊ぶに出かけるだけ。嫁は子供といつも一緒にいられて楽しそうだし、嫁とは仲がいいよ。ん、セックス?  何だお前、そんなこと聞きたいのか。毎週ではないけど、月に2~3回はしてる。オマエんところはどうなんだよ?」


自分の食事は自分で作って、いつも妻が不機嫌そうで、セックスレスのウチの家庭とは大違いだ。


もちろん、妻が働いている分だけぼくの方が先輩より世帯年収は多いけど、そんことは大したことじゃない。明らかに先輩の方が幸せだと思う。
自分の会社ならぜいたくをしなければ、妻が専業主婦でもやっていけるぐらいの給料はもらえる。


妻が働きながら子育てをするのが大変だと言うのなら、いっそ専業主婦になれば楽なんじゃないだろうかと思う。
別にぼくは、妻に働いてほしいと言ったことなんて一度もない。ただ、彼女が働きたいというから働いているだけだ。


実際に妻は仕事が好きだ。だから独身時代はいろいろ仕事の話ができて、楽しかったんだけど。でも、結婚して子供ができてからは、一緒にいて全然楽しくない。いつもぼくに対してストレスを抱えているように感じる。



そんなことを思いながら、先輩の家庭の話を聞く。先輩には2人子供がいる。子供が兄弟同士で遊んでいるのをみると、本当に幸せを感じるそうだ。


いいな、うらやましい。妻との関係は冷え切っているけど、子供はすごく可愛い。妻になんと言われようと、ぼくは子供を愛している。


子供もぼくをしたってくれている。子供と一緒に遊ぶのは本当に楽しいし幸せを感じる。どれだけ妻になじられても、子供の笑顔を見ればそんなことは忘れられる。

子供がもう1人いたら、どんなに楽しいだろう。よし、今日は帰ったら、思い切って妻に言ってみよう。



23:00


子供を起こさないように気を付けながら帰宅し、妻に思い切って言ってみた。


2人目がほしい」


妻はいきなり怒った。


「はっ、あんたなに言ってるの? わたしがどれだけ大変か知ってるの!?」


なんで妻はキレるんだろう。ぼくは真剣にそう思っているのに。


妻はさっきまでテレビを見ていたのに、すぐ寝てしまった。やっぱり、妻はキレやすいと思う。
でもどうして、あんなにいつもすぐにキレるのか分からない。ぼくは本当に、2人目がほしいと思っただけなのに。

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また今度、妻に話してみようか。でも、こうやってまたキレられたら、ますます一緒にいづらくなる。やっぱりやめておこう。


明日も早い。とりあえず今日はシャワーを浴びて、寝ることにしようーー



参考文献:妻が夫にキレるわけ ~“2800人の声”が語る現代夫婦考~


 

 

 

6:00


2つ目の目覚ましに起こされる。眠い。昨晩は子供が寝た後に旦那が帰宅して子供が起きてしまい、また寝かしつけて、そのあと結局、わたしが眠りつけたのは深夜1時ぐらいだ。


旦那は謝っていたけれど、本当に役に立たない。謝らなくていいから子供が起きそうな時間には帰ってこないでほしい。

旦那はどうでもいい。わたしは今日も朝の準備をしなければ。



6:30


子供のご飯と保育園の準備をしたころに旦那が起きてくる。私の目覚ましでは起きないくせに、自分の目覚ましではしっかり起きる。


自分で朝食を準備し、スマホで日経新聞を読みながら毎朝食べている。旦那の毎朝のルーチーンだ。子供の準備は何もしないことを含めて。


わたしが子供を起こす。でも、なかなか起きない。うまくあやして何とか起こす。過去、何度か旦那にやらせたけど結局、無理やり子供を起こそうとして泣かしてしまうだけだからあきらめた。


旦那はなんであんなにバカなんだろう。子供はもう3歳。ゆっくり話してあやしながら起こせば、泣かさずに起こせるのに。



7:30


子供に朝ご飯を食べさせて、なかなか着替えようとしない子供をうまくあやして着替えさせる。


これも以前、旦那にやらせようとしたが結局うまくできず、ただウチを出る時間が遅くなってわたしが会社に遅刻するだけだった。


だからこれらも全部、今はわたしがやっている。

旦那は自分のことだけすればいいからウチを出る1時間前に起きればいいけど、私は子供の世話もあるしもちろん自分のメイクもしないといけないから、いつも2時間前に起きている。


旦那は起床からきっかり1時間後には、ウチを出る準備が整っている。

子供のことをお願いするとまったく時間を守れないくせに、自分のことだけは時間が正確だ。


子供の着替えを終えて保育園に持参するものを準備して、子供を旦那に預ける。

バカな旦那も子供を保育園に連れていくことぐらいはできる。逆に言うとそれ以外、何の役にも立たない。


さて、旦那に子供を渡したら私は自分の朝ごはんを食べて、今日もシンプルメイクでさっさとウチを出よう。30分で全てを終わらせて8時までには自宅を出なければ。



8:10


ガンバったけど結局、10分ウチを出るのが遅くなってしまった。旦那がもう少し手伝ってくれれば、私はちゃんと8時にウチを出られるのに。


だいたいアイツは結婚前は素敵だったのに、結婚して一緒に住み始めてから、いろいろダメなヤツだったということが分かった。


出産後はもっとひどい。子供は好きだと言っているけど、まったく育児ができない。


旦那は子供と遊ぶことしかできない。育児は子供と遊ぶこと以外にも、子供のご飯をつくったりご飯を食べさせたり、嫌がる歯磨きをしたり寝かしつけたり、あと、保育園や予防接種の手続きをしたりとか、本当に色々なことがある。


それなのに旦那は、子供と遊ぶこと以外に何もできない。
わたしが指示をしても、きちんと全てできたためしがない。いつも50〜60点ぐらいだ。


旦那は仕事が50〜60点なんてありえないのに、育児だといつもそうだ。


たまに早く帰って来ても、子供を風呂に入れることぐらいしかできない。なんであんなにバカなんだろう。


考えるとイライラしてくる。スマホで服でも買って気分転換しよう。



9:05


会社に着いた。今日も5分遅刻してしまった。ホントはきちんと9時前に着きたいのに。


でも、気持ちを切り替えて仕事をしないと。


今日は午前中に社内ミーティング、午後イチに来客があって、今日中にあの提案資料のドラフトを上司に提出しておかなければならない。


今日もきっちり
18時には仕事を終えて、会社を出なければ。私は保育園のお迎えがあるから絶対に残業ができない。


そう思ってメールをチェックすると、昨日の夜のあいだにたくさんのメールが来ている。返信に時間がかかりそうなメールもいくつかある。困ったな、どうしよう。



12:50


結局、ランチをデスクで食べながら仕事をした。これで45分は時間を余分に使える。さぁ、13時から来客だ。



18:15


思ったより提案資料のドラフトを仕上げるのに時間がかかってしまった。本当はもう少しブラッシュアップしたかったけれど、仕方がない。

これ以上、退社時間を遅らせることはできない。

可愛い子供が待っている。駅まで走らないと。



19:10


ようやく保育園に着いた。定時の19時を過ぎてしまったことを保育園の人にお詫びする。今日も私の子供が一番最後だ。子供が


「まま~(^^)」


と言いながら私に駆け寄ってくる。この瞬間が1日で一番癒される。



19:30 


帰宅して子供をあやしながら、コンビニご飯を食べる。自分のご飯なんて作っている時間はない。


早く子供をお風呂に入れて、寝かしつけなければ。21時までに寝かすためには、20時にお風呂に入れる必要がある。


仕事も育児も同じ。常にゴールから逆算しないと。


たまに早く帰って来るダンナに子供のことを全て任せたら、お風呂に入れる時間は遅れるし服を着せるのも時間がかかるし、歯を磨かすこともできなかった。


たしかあのときは、子供が寝る時間は22時半を過ぎていた。


思わずわたしが怒ってしまって、


「仕事も育児も同じ。常にゴールから逆算するの! 子供が眠るまで、親に休む時間はないの!!」


とあたってしまったら、

 

「仕事中は気を張りつめているから、ウチにいるときぐらいはゆっくりしながら過ごしたいし、育児もそんな仕事みたいにやりたくない」


と言い返してきた。私はプッチーンと来た。キレてしまった。火に油とはこのことだ。

 

「子供が寝る時間が遅くなったら明日の朝、なかなか起きてくれないの! あなたは朝、子供を起こしてご飯をあげて着替えさせて保育園に連れて行けるの?!」


と叫んでしまった。バカな旦那でもこれは分かったらしい。


それから、たまに早く帰って来た日はヤツなりにガンバって早く子供を寝かしつけようとするけれど、まったくうまくいかない。

子供がいうことをきかないとすぐわたしに助けを求めてくるけれど、わたしが1人のときは助けを求める人なんていない。


たまに早く帰ってきたときぐらい、全部1人でやって、私に少しでも自由時間を与えてほしい。


でも、わたしが助けないと子供の寝る時間が遅れる。たまに早く帰って来てもまったく役に立たない。やっぱりバカだ。


旦那は何の役に立つんだろう。朝、子供を保育園に連れていくことと、土日に子供と遊ぶことしかできない。こんなの、育児をしているなんて言わない。


はっきり言って、いてもいなくても変わらない。いるとイライラする分だけ、いない方がいいかもしれない。


ときどき、ダンナがATMにしか感じられなくなる。


わたしより稼いでいるからお金のことを心配しなくていいことだけが、わたしの心の救いだ。


旦那は子供とよく遊んでいるから、子供はパパのことが好きだ。


パパがいなくなると子供が悲しむからいた方がいいけれど、子供の父親とATMとしての存在価値しかない。


それ以外、いったいダンナに何の価値があるんだろう。もっと育児ができる人と結婚すればよかった。


KIRERU2


21:50


子供をお風呂に入れて髪の毛を乾かして歯を磨いて寝かしつけたら22時近くになっていた。


今日も予定よりも1時間近くも遅くなってしまった。本当はもう少し早く寝かしつけたいのに。


昨晩は旦那のせいで子供がまた起きてしまって睡眠時間が少ないから、今日は本当に眠い。


でも、わたしがリラックスできる時間は子供が寝たあとにしかない。いつも癒しの時間はドラマを見ているけれど、今日はどうしよう。

眠いけれど私にも癒しは必要だ。


少しだけドラマを見てから寝よう。



23:00


気が付いたら1時間経っていた。ようやく寝ようと思ったら、仕事を終えた旦那が帰ってきた。私も旦那みたいに残業をしたい。


少しお酒を飲んでいるみたいだ。私も仕事が終わったあと、たまには友だちと飲みにいきたい。


私も働いているのに、なんで私だけこんなストレスを感じないといけないんだろう。


ダンナのことを考えるとまたイライラしてきた。明日も早い。もう寝よう。


寝ようと思ったらいきなり、旦那が「2人目がほしい」と言ってきた。

「はっ、あんたなに言ってるの? わたしがどれだけ大変か知ってるの!?」

またすぐにカーっとなってしまい、思わず強く旦那に言ってしまった。

子供はとてもかわいいけれど、わたしは精神的にも時間的にもまったく余裕がない。旦那はそんな私のことを分かっていないのだろうか?



男の人は子供が生まれても何も変わらない。きっとほんの少し、父親としての責任感みたいなものが生まれるぐらいだろう。


今まで通り夜遅くまで仕事ができて、仕事が終わったあとは飲みにも行く。週末、子供と遊ぶだけだ。


育児で何かあったら、常に妻に助けを求めればいい。でも、女は違う。


私は男の人と同じ立場で働いているけれど、残業は絶対にできないし友だちと飲みに行くこともできない。


出社前はきちんと保育園の準備をして、保育園の閉園時間を目指して帰宅はいつもダッシュだ。


限られた時間の中で、他の人達と同じ水準以上の仕事をしなければいけない。


帰宅しても育児では常に私が最終責任者だ。助けを求められる人なんていない。


父親と母親って、なんて不平等なんだろう。



こんなわたしの気持ちを分からない旦那と2人目なんてありえない。


そもそも、旦那のことを考えるだけでイライラするから、子供が生まれてからセックスは一切していない。


旦那とセックスするなんて、考えるだけでもイヤだ。


わたしは旦那の言葉をスルーして、かわいい子供が寝ているベッドに向った。


子供の寝顔はいつ見てもかわいい。わたしにはこの子がいればいい。


明日も早い。旦那のことは無視してさっさと寝ようーー


参考文献:妻が夫にキレるわけ ~“2800人の声”が語る現代夫婦考~




 

 

 



前回の寄稿に引き続き、今回のエントリーも婚外恋愛について書きたいと思う。

婚外恋愛をしている男が常に迷うことがある。それは、「既婚開示をするかどうか?」についてだ。

KIKONKAIJI

既婚開示をする男もいれば、しない男もいる。

既婚開示をする男はなぜするのだろう? 既婚開示をしない男はなぜしないのだろう?

いったい、そのどちらが自分にいいのだろう? そして何より、相手の女子にとっていいのだろうか?

婚外恋愛の宿命とも言えるこの点について、オレは既婚時代にかなり考察した。そして、1つの結論に至った。それをこのnoteにまとめたい。

婚外恋愛の話は常に、世の中の業火に焼かれる。それは、著名人達の婚外恋愛を見れば明らかだ。

オレもその昔、某自警団たちの業火に焼かれたことがあった。だからもう、二度とそんな目にはあいたくない。

そして何より、この内容は既婚開示について悩んだことがある人にだけ読んでもらいたいと思う。

「既婚開示をするかどうか?」についてのオレの熱い思いはフォント12のWordで5枚になった。

オレの結論は以下の通りだーー

既婚開示について思うこと ~ 男の本当の強さとやさしさとは? ~

ケーゴ



 

 

 

友人たちが立ち上げた『love-affair』に寄稿しました。

婚外恋愛について思うことを書いています。

婚外恋愛というピッチに立とうとする全てのプレイヤーに捧ぐ

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3月下旬だ。日本企業に勤務されている親愛なる読者の皆さんにおかれてはそろそろ、41日付けの人事が出始めている頃ではないだろうか?


オレが働く日本企業では今週、41日付けの人事が発表された。


その人事を見ながら、


「あれ、あいつ(後輩)、九州に行くのか。こないだ東京でウチを買ってたよな。」


とか、


「おぉ、こいつ(後輩)、中国に行くのか。たしか子供がこの
4月から小学校だったよな。奥さんは働いていたはずだけど、奥さんと子供を連れて行くのかな?


「あれ、田中さん(先輩)、長野から北海道か。支店からまた支店て、いったいどんな気持ちなんだろう。田中さん、東京に奥さんと子供がいるのに(涙)」


とか、色々思ったりする。


辞令一つでその会社の拠点があるどこにでも飛ばされてしまう、日本企業の会社員をとても悲しく感じた。


JIREI




そういうオレ自身は自分で望んでナメック星(念のためだがアメリカという意味ね)に来た。当初はあまりのど田舎ぶりに圧倒された。


DOINAKA

電車が通っていないとか、電車が通っていないがゆえに車を運転していると山が見えるとか、山が見える場所ゆえに高層ビルが無いとか、東京に慣れていたオレにとっては全てがカルチャーショックだった。


アメリカ生活で感じた10のこと  ~ Everything OK? ~


自分で望んで来たナメック星だから耐えられるし今ではすっかり慣れたが、もしこれが、まったく望んでいない異動だったらおそらく、精神が破たんしてしまうだろう(そして、そういう人事異動は日本中にたくさんある)。



こんなことを思いながら、そもそも日本企業的な日本企業(先進的な日本の会社は含まないという意味)の転勤とはどのようなものなのか、本当に辞令一つでどこにも行かなければならないのか、従業員に断る権利はないのか調べてみた。


すると、日本企業の転勤の歴史がよくまとめられている文献があったので、その一部を共有したい。



日本企業の転勤においてキーポイントとなった判例がこれだ。これをきっかけに、「転勤を断る=会社を辞める」という日本独特の不文律ができあがったようだ。


  仕事を持つ妻と幼い子ども、高齢の母と同居する男性が転勤命令に応じなかったがゆえに懲戒解雇されたことに対して訴訟を起こした事件。

  最高裁は 男性が転勤によって被る(こうむる)不利益を 「通常甘受すべき程度」と判断し、会社の懲戒解雇を有効とした。


凄まじい判決だ。これは1986年の判例だが、最高裁の判例とは要するに法律みたいなものだ。


この背景にあるものは、日本企業は簡単に社員をクビにできないというものだ。

  これにより、「企業は正社員の雇用をできる限り維持する。その代わり、事業の状況に合わせて正社員を異動させる権利を持つ」という共通理解が確立された。

   これは、企業側にとって労働力の適正配置を実現できるというだけでなく、労働者にとって就労の安定をもたらすという効用があった。


こうして、優秀な人員をこれから拡大していきたいエリアに送り込むことにより、日本は経済の高度成長を果たしていった。ただ、時代は変わりつつある。


  転勤という慣行が一般化したのは高度成長期だ。当時は新事業が次々と生まれ、成果を挙げた従業員により高い地位を提供できる環境があった。

  従業員の側も、転勤を受け入れることで昇進・昇給という利益を得ることが期待できた。


そして現代では、「通常甘受すべき程度を著しく超える不利益」の線引きも変わってきている。


  2002年に育児・介護休業法第26条が改正され、事業主は、労働者を転勤させようとするときには、育児や介護が困難となる労働者について、その 育児または介護の状況に配慮しなければならないと定められました。」

  「これは、育児や介護をしている社員への転勤を禁止するものではありませんが、今後は、能力の高い人材を確 保するという観点からも、労働者側に生じているライフイベントをまったく考慮しない転勤命令は出しづらくなるでしょう」


ということだ。逆に言えばつまり、育児や介護で特別な理由がない限り(“特別な理由”とは障がいとか要介護という意味だ)、やはり日本企業の会社員は辞令という紙切れ一枚で日本全国、もし海外に拠点があれば世界中のどこにでも行かなければならない。


会社を辞めない限りは。



オレ自身は望んで今の場所に来たからいいけど、でも、このままずっとナメック星にいるのはイヤだし、地球に戻るときはやはり東京に戻りたい。いきなり、何のゆかりもない地方都市に戻されるのはあまりにしんどすぎる。


でも、このまま数年間しばらくナメック星にいる可能性や、何のゆかりもない都市へ戻される辞令が出る可能性もゼロではない。そうなったときにはやはり、転職しなければならない。


そんなときのために、給料が変わらない(できれば上がる)水準で転職できる力を蓄えておくに越したことはないだろう。


転職するために必要なものはやはり転職エージェントだ。オススメなものはやはりーー


 






 

 

 

 

 

 

 

 

 



転職関連のブログによくある、ビズリーチのアフィリエイトは貼らないから安心してほしい()

(ビズリーチのアフィリエイトは新規会員獲得あたりの単価がけっこう高いらしい。)


さて、このレポートは後半部分は日本企業の代表的な富士通や、転勤が多いことで知られているMR(製薬会社の営業)、GAPやジョンソン・エンド・ジョンソンの外資系企業の転勤事情について記載されているので、興味がある人は見てもらえればと思う(かなり長いが)。


人事が変われば社会が変わる  ~ 転勤のゆくえ ~



ところで、日本企業は辞令一つで日本各地にもしかしたら海外に飛ばされるが、ナメック星の人事制度はどうなっているのだろう?


オレもそれはとても気になったので現地で調査した。


幸いにもオレの女友達で雇用関係を専門にしている弁護士がいるので彼女にインタビューして、あとはアメリカ人の友達や教えてくれそうな知り合いに聞いてみたので、その内容を記したい。


アメリカではまず、「ジョブ・ディスクリプション」(具体的な職務内容や職務の目的、目標、責任、権限の範囲や必要とされる知識や技術、資格、経験、学歴などが定められている)というものが明確にある。
そして、それを満たした人が入社時に雇用契約書を交わす。


たとえばその契約書には、出張は就業時間の最大25%程度(*)とか、退職後一定期間は特定のエリアの競合他社に転職しないとか、そういうことが定められている。雇用契約書にはもちろん勤務地も定められているので、そもそも、日本のように転勤そのものがほとんどない。

*この25%程度という数字は企業内弁護士の彼女自身の契約内容なのだが、それゆえ、その女友達は月に1週間の出張なら受け入れるが、もし毎月2週間の出張が続いたら契約違反だから断ると言っている。)


また、ナメック星では地球では一般的な単身赴任に関しては、「会社は何でそんなことを強いるんだ?」「結婚したのになんで離れて暮らすの? 会社を辞めればいいじゃん」みたいな感じだ。彼らは常に、仕事よりプライベートを大切にする。それがアメリカの文化だ。


言うまでもなくナメック星にグローバル企業はたくさんあって、その企業もたくさんのアメリカ人達を日本や他のアジア各国に送り込んでいる。その中には当然、結婚している人達もたくさんいるだろう。


ナメック星からの海外転勤がどのようなプロセスを経るかというと、まず、その人に打診をする。地球のようにむやみやたらに人を動かしたりはしないので、基本的に会社として戦略的な人事異動の打診だ。


たとえば、アメリカの幹部を日本の現地法人の社長とかCFOとかで送り込む場合や、そこまで高い位置でなくても、買収した会社の部門の責任者としてアメリカ現地よりも高い地位で送り込むとか、そういう感じだ。


そう、そこには(日本の適当な転勤と違い)、常に明確な理由があるのだ。


TENKIN


そして、その打診には拒否権がある。幹部クラスになると拒否する人はおそらくあまりいないのだろうが(これは調査できていないから推測)、まだ“将来有望な若手”ぐらいの人達だと、もしかしたら、「海外に行って昇格するより地元で暮らしたい」という人もいる。

そういう人達は継続してその仕事をできる(ただこれは当然として残念ながら、やはり将来の幹部候補としてはみなされない)。


(ここで重要なことは、転勤して昇格することよりも、家族や地元の友達がいる現在の住まいに暮らし続けたいという、人として当然のマインドへの理解が根本に存在しているためだと思う。)



なお、オレの知人でアメリカから中国へ部門の責任者として異動した人がいるのだが、夫婦で現地を事前に視察してから(もちろん夫婦共に会社の費用)、異動を受諾するかどうかを決めていた。


また、そもそも論としてナメック星では前述したように、入社時に「ジョブ・ディスクリプション」(定義を再掲:具体的な職務内容や職務の目的、目標、責任、権限の範囲や必要とされる知識や技術、資格、経験、学歴などが定められている)を定める。


これにより、組織内で作られた職務に求められる責任と適用条件を明確に定めている。


そのため、地球のような等級における全社共通な基準のようなものはナメック星では存在しない。

つまり、総務部の給料と営業部の給料とエンジニアの給料が、ただ入社年次が同じという理由というだけで同じ、ということはありえない。


その職位ごとに求められることが明確に異なっているので、日本みたいに営業から管理みたいな異動はありえない。それゆえ、ナメック星ではそもそも、部署をまたぐ異動などほぼ存在しないのだ。


Googleしてみた中でもっとも信頼できそうなサイトが言っていることも、ほとんど同じような内容だった。

アメリカではなぜ人事異動が難しいのか

 


さて、ここまで書くとナメック星の人事制度は素晴らしいように思うが、日本と大きく違うのは、「At-Will Employment」(随時雇用)と言って、「at will」(「自分が思うがままに」、「自由自在に」、「随意に」という意味)の名の通り、お互いにいつでも解約できる。


つまり、基本的にいつでもクビにされる可能性があるのだ(同時に、自分もいつでも辞めることができる)。
もちろん、いきなり「明日から来なくていい」みたいなことは少ないようだが、パフォーマンスがよくない人には仕事ぶりの改善を促すイエローカードを出した上で変化が見られなければ、退職まで最低でも2週間の猶予を与えれば、「辞めてもらう」レッドカードを出すことができる。



最近、残念ながらオレの知人がリストラ(現地ではレイオフという)されたが、

「It's a part of life」(これも人生の一部だ)

と笑顔で言っていた。

日本人でこれを言える人はなかなかいないだろう。アメリカ人のこのマインドはカッコいいと思った。

また、よく知られているように、アメリカの大企業は業績や株価がすぐれないと大規模なリストラをよくやる。

たとえば昨年、新型セダンの「モデル3」という廉価版の電気自動車の生産が遅れているTESLA400人の中間管理職をいきなりリストラした。

米テスラ、中間管理職など400人解雇

新機種の生産の遅れとリストラに関連があるのかどうかは分からないが、イエローカードを出されずに突然クビになった社員もいるようだ。

他にも、アメリカの超大企業のGE(ゼネラル・エレクトリック)は昨年末、電気関連機器部門において12,000人の人員削減を行った。これは全世界ベースの従業員(55千人)の22%に相当する。

GE、電力部門で1万2000人を削減 火力発電低迷で


テスラもGEも、赤字が大きくなったり利益率が下がったりしているが、日本で同規模の大企業がこんなリストラをしたら大騒ぎだろう。

アメリカ企業に勤務していると、こういったいきなりクビになるリスクと常に隣り合わせだ。



日本企業はクビにはならないけど異動を拒否できない。アメリカ企業は異動はほとんどないけど、いきなりクビになる。


だからこそ、転職市場の流動性が違うのかもしれない。アメリカでは3年に一度ぐらいの頻度でどんどん転職していく人も少なくない(そういう人は転職する度にポジションと給料があがる)。転職はとても日常的なイベントだ。



日本とアメリカの人事制度のどちらがいいのかは分からない。それは人それぞれだろう。オレ自身は自分が望まない限り、辞令一つでどこかに飛ばされるのはイヤだとあらためて感じた。


そのためにはやはり、受け入れられない何かがあったら会社を辞める覚悟と、転職できるだけの自分の市場価値を持っておくことが大切だと思う。



ケーゴ



 

 

 


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