今さらながらだが、「恋愛工学」への批判について、『週刊金融日記』の創刊号からの読者である、オレの考えを述べてみたいと思う。

SHUKAN KINYU NIKKI

「恋愛工学」が書かれているこのメルマガ、『週刊金融日記』 (http://magazine.livedoor.com/magazine/52) によって、オレは人生が変わった。これは、大げさではない。本当に変わったのだ。

このメルマガのおかげで美女とセクできたし、 自分 1 人でも見知らぬ女性に話しかけられるぐらい、メンタルが強くなった。

そして、女性関係の充実が男として前向きな気持ちにつながったことと、メンタルが強くなったことの波及効果で、仕事にも前向きな勢いが出て、結果にもつながっている。

このことは、オレにとって、「人生が変わった」と位置づけられることだ。男にとって「セクと仕事」は、それぐらい人生で重要なことだと、オレは思う。

だから当然、その立場から「恋愛工学への批判」について、考えを述べることになる。

ただ、その前に、オレはメルマガに書いてあることが、「全て正しい」とも思ってはいないことも、記載しておく。

例えば、レストランリストは正直、一部のお店を除いて、価格帯が高過ぎるところが多い。普通の会社員ではなかなか行けないと思う。

何が言いたいかと言えば、恋愛工学を学んで、それにとても感謝しているが、「盲目的」に 100%正しいとも、思ってはいない。常に自分の頭で考えている、ということだ。

その前提で、恋愛工学の批判者を、

男・女性
モテ・そうではない(非モテ)

4 分類に分けて、論じてみたいと思う。きっと、 MECE (ミーシー・・・漏れなくダブりなく)になっているだろう笑。

まず、恋愛工学への批判については、Google すればいくらでも出てくるため、ここでは一つ一つ取り上げない。

また、そもそもオレ自身は、「他人を批判する」という行為が好きではない。

「他人を批判するヒマがあるなら、自分のプラスになる有意義なことに、時間を使えばいいのではないか」

と常々思っている。
(
また、ネット上で「論戦」をしたくないという気持ちもあるから、自分からは基本的に、「批判」はしない。 )

そのため、ここでは、恋愛工学への批判の「中身」についてではなく、批判する人達の「心理」について焦点をあてて、オレなりに感じていることを書きたいと思う。


まず、女性からの批判について(この段階では、モテ・ 非モテを分けない)。

これは、女性からの批判があるのは当たり前だろう。

オレが女性なら、自分以外の女に、何人も同時進行でアプローチしている男なんて、一言でいえば、「ありえない」と思う。

また、自分(女性)と会っているとき、自分とどうやってセクしようか、ということを考えている目の前の男も、イタイだろう(実際オレは、新規の女性と食事に行くときは、いつも考えている)。

たとえそれが、男的には、男がモテるために必要なことだとしても、男の本能的には当然の行動だとしても、きっと女性の「本能的に」ありえないと思う。

人間は、最後は論理ではなく、本能 感情で納得しなければ、それが「正しいこと」だとは理解しないと、オレは思っている。

従って、女性から批判があるのは、これは当然のことだ。男と女は「違う」のだ。

だから、恋愛工学について分かり合えるわけがないし、そもそも、分かり合う必要もないと、オレは思う。むしろ、批判する女性と論じ合うべきではないだろう。


その上で、やや話は変わるが、女性は女性で、「イイ男」を捕まえて、そして、最終的には結婚まですることは、極めて重要な、人生のミッションだと思う(究極的にはオレは男なので、女性の気持ち・考えを正しく理解することはできないが)

そう、オレがもし女性なら、「イイ男」を捕まえるために、「男の本音・ 本能」を学習して、男のどうしようもなさも理解して、その上で、「イイ男」をゲットするために行動するだろう。

そして、恋愛工学、いや、『週刊金融日記』ほど、「男の本音・ 本能」を学べるものはないと、オレは思う。

その男性読者の多くは、「普段は真面目に仕事して、平均以上は稼いでいる男逹」だ。そんな男達の本音が、読者の投稿欄には、これでもか、という位に赤裸々に掲載されている。

ここで、『週刊金融日記』の著者である藤沢数希氏が何者か、ご存知の女性も多いと思うが、一応記載しておく。

Twitter の藤沢数希氏の自己紹介から引用~

 

金融日記管理人。恋愛工学メルマガ発行。理論物理学研究者、外資系金融機関を経て、作家。著書:『なぜ投資のプロはサルに負けるのか』、『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』、『反原発の不都合な真実』、『外資系金融の終わり』

~引用終わり~


藤沢氏の著書を一冊でも読んだことがあれば、現在作家をしている著者が、非常に優秀なビジネスマンであったことは、容易に想像できるだろう。

そして、以前からのメルマガの読者の多くは、この著者の本を一冊でも読んだことがあると思う。

「普段は真面目に仕事して、平均以上は稼いでる男(もしくはそうなる見込みがある男)」でなければ、これらの著書は、そもそも読む気もしないだろう。

何か言いたいかというと、男性読者の多くは、きっと、「仕事力の向上に余念がない、平均以上に有能な(または将来有望な)ビジネスマン」であるということだ。

そして、そんな男達の「本音 本能」を学ぶことは、女性にとって、決して「気分のいいこと」ではないと思うが、「一つの現実 事実」として、それなりに、いや、かなり有益なことではないかと、オレは思う。


次に、恋愛工学への批判について、女性をモテる女性 そうでない女性に分けて、考えてみたいと思う。

1.
モテる女性からの批判

そもそも「モテる女性」、「イイ女」、さらに言えば「美女」なら、その定義ゆえ、一定程度、多数の男性経験があると思う(現実世界では、「女性の付き合った人数は 3 4 人の法則」があるため、「多数」ということが表に出ることはない)。

そして、一定程度、男性経験を、それも、イイ男と経験を積んでいれば、多かれ少なかれ、

「男はとにかくセクしたい生き物」

ということを、「自分の身体」で理解しているのではないかと思う。

だから、女性であるがゆえに、上記のように、「本能的に」"ありえない"と批判はするが、どこかで、

「まぁ、男なんて、所詮やっぱり、そんなもんだよね。」

と、その男性経験から理解するので、どこかで見切りをつけて、それ以上、深掘りもしないのではないかと思う。

「何を今さら。男なんて結局みんなそうじゃん」感があって、深掘りして批判するモチベーションが、あまり湧いてこないのではないかと思う。

それよりもむしろ、その、「男の本音・本能」を理解した上で、そんな男の中でも「イイ男」を繋ぎ止め、最終的に結婚まで進むにはどうすればいいか考えて、そのために、前に進もうとするのではないかと思う。

実際に、『週刊金融日記』にも女性の読者は、数こそ少ないが、存在している。

みんな、「男の本音 本能」を理解して、それをどこか楽しみながら、そして、幸せになるために、自分の恋愛に役立てていこうとしているように、オレには見える。


2.
そうでない女性からの批判

モテる女性が上記なのに対して、そうでない女性は、批判を深掘りして、その声を強くしていくような気がしてならない。

だが、「女性」である以上、ダイエットして、お化粧して、もしかしたらプチ整形ぐらいして (*)、「女性の上位 3分の 1以上のキレイさ、少なくとも、普通以上のキレイさ」を手に入れれば、「美女」とはいかずとも、「モテる女性」(=男が口説きたいと感じる女性)には、きっと入れると、オレは思う。

* オレは整形してない普通の女子より、整形しているキレイな女性の方が好きだ。「整形」にはリスクがあるだろう。ましてや、神聖な「女性の顔」にメスを入れるのだ。怖いに決まっている。その「リスク」を取って、自分の人生における「リターン」を得ようとする女性の「勇気」を、オレは心から讃えたいと思う。 )

だから、何かを批判するヒマがあれば、女性の中で「モテ」に入るように、努力すればいいのにな、と思う。

「男(できればイイ男)に愛されたい」

と思わない女性など、きっと、いないだろうと、オレは思う。

だから、「男に愛されるためにはどうすればいいか」、「モテるためにはどうすればいいか」を考えて、努力した方がよっぽど生産的だと思う。

なぜなら、男(できればイイ男)に愛された方が、きっと女性は、幸せだと思うからだ。


だが、女性の「批判」というのは、これまた、「本能」なのかもしれない。

自分の「満たされない本能的な感情」を、マイナス方向へ刺激する「何か」があると、その何かを「本能的に」批判したくなるのではないかと、推測する。

その批判の度合いは、満たされない「何か」への気持ちが大きいほど、大きくなるのではないかと思う。

オレは男なので、女性の本音は分からないが、オレは女性からの批判について、上記のように思う。

そして、モテ・そうでない、いずれにしても、どちらの「女性」からの批判に対しても、オレは「論戦」したいとは全く思わない。

というのも、そもそも、違う「性」なのだから、考えに「差異」があって当然だ。
どちらが正しい、正しくない、ということではなく、ただ、「違う」のだから。

だから、その女性からの批判は、常にオレにとり、とても興味深い。

「あ、女の人から見ると、こういう風に映るんだな」

など、一つ一つがオレにとって勉強になるからだ。
色々言ったが、基本的にはオレはいつでも、女性の意見は貴重だと思っている。

なぜなら、「女性の心」を掴むために、我々男共は、日々試行錯誤しているのだから。


次に、男からの批判について、目を向けてみたい。

男は、最初から、モテと非モテに分けて論じる。


3.
モテる男からの批判

これはこれで、批判があるのも、オレは分かる気がする。

というのも、モテる男、または、ナンパ師というのは、女性を口説いて、ベッドに連れ込む術を既に知っているからだ。

そして、その、「口説いてベッドに連れ込む方法」というのは、 100人の男がいれば 100通りぐらいあるだろうが、突き詰めれば、そんなに大きな差異はないだろう。

だから、一見、「女性を口説いてベッドに連れ込む方法」のようなこと (*)を書いて、それでたくさんの収入を稼いでいる著者、そして、そのメルマガを読んで、我が物顔をし始めている男達(オレはそうはしていないつもりだ)を、

「オマエら、バッカじゃねえの。そんなの、オレはとうの昔から知ってるよ。何を今さら。そして、それをメルマガにして稼いでるヤツって、いったい何者なんだ。」

などと思うのは、これはこれで、とても自然な感情だと思う。

(*
『週刊金融日記』は、決してこの方法だけ書いているわけではないことを、むしろ、それはほんの一部のことであって、自分の人生で、本業でもタメになることがたくさん書かれていることを、オレは創刊号からの読者として、ここに太字で記載しておく。)

もしオレが昔からモテていたなら、以前から 1人でナンパしてセクできるぐらいの戦闘力があったのなら、きっとそういう風に考える、いや、「本能的に」にそう思うだろう。

だからこれはこれで、批判があるのも当然だと思う。

そんな、以前からモテ男だった人達にオレが言いたいことがあるとすれば、以前からモテていた人達、またはナンパ師の人達もきっと、「モテないとき」、または、「どうやってナンパしていいか分からなかったとき」があったと思う。

そんなとき、きっと、「何か」を参考にして、その状況を打開したと思う。

非モテから、恋愛工学を学び、それを脱出した男達にとっては、その「何か」が、「恋愛工学」だった、ということだ。

オレは、恋愛工学が世に出る前から、いわゆる「モテる男になる」みたいな系統の本は、コミュニケーションの取り方の本なども含めて、それなりにけっこう読んだ。

だが、恋愛工学以上に、「モテる」ということに関して、動物の本能的に、理論を根本的に理解できるものは、今までなかった。

ただ、それだけだ。だから、批判は全然自由だと思うが、以前からモテる人達にも、それだけ理解してもらえれば、オレは同じ男として嬉しく思う。


4.
非モテ男からの批判者

これが唯一、とてもタチが悪いとオレは思う。

「貴方たちはモテたくないのか? 美女とセクしたくないのか?!

と、オレは、声を大にして言いたい。

この質問に、非モテの男で、「いや、別に、そうは思わない」と答えるなら、オレは、その男は、本音で答えていないと思う。

もし、そう本音で答えている男がいるとすれば、オ ニーもしないぐらい、性的欲求がない男ぐらいだろう(そんな男、現実にはいないだろう。程度の差はあれ、男はみんなしている。していない男はその分、セクしている。男の誰もが、その本能的な性的欲求から逃れることはできない)。

ニーしているとき、恋愛工学を批判する貴方は、 AV を見ているのだろうか、または、愛しの女性を想像しているのだろうか。

いずれにしても、貴方は頭の中で、「女性とセク」しているわけだ。

では、どうしてそれを、「現実の世界」で、実現しようとしないのか。それは、

「実現することを、最初からあきらめてしまってるから。」

これに、他ならないだろう。

最初からあきらめて、それができる男達を批判している方が、「一見マトモ」かもしれないし、きっと女性からも賛同が得られるし、何より、自分のプライドが傷つかないで済むのだから。



風俗に行けばいい?

それはそれで一つの答えかもしれないが、要するに、

「自分が女性を口説いて、セクすることができない」

ということを、認めていることに、他ならない(オレ自身も、風俗には昔、行っていたことはある。そのときは、女性を口説くことができないときだった。だから、気持ちは理解する。もう二度と、行くことはないけれど)。


「現実世界で美女とセクする」

 

ことを実現するためには、「努力」が必要なことは、言うまでもないだろう。

「キレイな女性」は、そこに存在するだけで、男から声をかけられる。

だが我々男には、ごく一部のイケメンを除けば、そんなことは決してないのだから。


単純に、男と女性で「違う」のだ。そして、男が「キレイな女性」をゲットしようと思えば、「努力」するのは当たり前だ(その「努力」は、現実世界の女性に、決して見せてはならないが。知られると、イタがられ、そして、論争が生じてしまう)。

また、そんな「努力」がキライだけど「キレイな女性」とセクしたいと内心思っている非モテ男の貴方は、「キレイな女性」がその美しさを保つために、どれだけの努力をしているのか、考えてみたことがあるだろうか?

オレは、「非モテ」で恋愛工学を批判する男は、この「努力」を放棄していると思う。


「自分はキレイな女性とセクできない。だから、恋愛工学なる、よくわからないが、怪しげな方法でセクしている男共を批判する」

ということだと、オレは考える。

批判している非モテの男は批判する前に、例えば、そのメタボなお腹をどうにかした方がいいと思う(セクに困っていないのなら、オレはお腹がメタボでもいいと思う。痩せるモチベーションが湧かないからだ。だが、セクできていないのなら、これは改善する必要があるだろう)。

貴女は、女性がどれだけダイエットについて悩んでいるか、考えたことはあるだろうか?

自分はスタイルがいい女性が好きだけど、自分のお腹はメタボでいいのだろうか(そういうオレ自身のお腹は、キレイに割れている。オレは定期的な筋トレを欠かしたことがない)。

性欲より食欲を優先したいなら、それはそれでいいだろう。だが、恋愛工学を批判する必要はない。批判をするのは、貴方がお腹を凹ませて、そして、オ ニーするのを止めてからだ。


そもそもルックスがイマイチだから、女性を口説けない?

 

世界で トップ 10人の PUA (Pick Up Artist) を 集めたら、それに必ず入るであろう、『 The Game 』( )の著者(Neil Strauss 氏)を見てみよう。

Neil-Strauss


スキンヘッドだ。そして、幸運なことに、男が女性を選ぶときほど、女性は男の見た目を重視しない。誰しも、ハンサムではないけれど、たとえば仕事ができることなどの理由により、「イイ男」だと感じる男を知っているだろう。

 

そう、モテるための方法は、別に「恋愛工学」でなくてもいいと思うが、「モテる」ための努力をし、そして、本業をガンバるだけでも、まったく違うのだ。


女性の「美」に関する"研究"について、考えてみよう。化粧品に服にダイエットに、枚挙にいとまがない。

彼女達がどれだけ、自分の「美しさ」について気にして悩んでいるか、貴方は考えたことはあるだろうか?

批判をする前に、実は本当は、キレイな女性を抱きたいと思うのなら、自分自身も、少しは見た目に気を遣うべきではないのだろうか。 そのヤボったい服をやめて、清潔感のある服装をした方が、いいのではないだろうか。



いつの間にかオレも、「批判」になってきたので、この辺でやめておく(オレ自身はどうやら、「努力」もせず「批判」だけしている男には、「本能的」に反応してしまうようだ)。


ということで、まとめると、1. モテる女性、2. そうでない女性、 3.モテる男 からの批判は、オレは「理解できる」けど、 4. 非モテ男からの批判は、

「努力することを放棄した男達」

が、本音を隠して、ただ不満をぶつけているだけだと考える。


そんな批判をするヒマあれば、本業にもっと気合を入れて、収入増につながる勉強して、 1人でも多くの女性に声をかけて、そして、少しでも「モテる男」になろう、とオレは言いたい。


そして、最後に、恋愛工学を学び、人生が変わった人、これから変えていこうとしている人達を、オレは勝手に、たとえ会ったことはなくても、みんな、「同志」だと思っている。

みんな、自分の人生を変えようとしている仲間だ。オレ自身、「モテる男」には、まだほど遠い。


だから、同志達と共に努力し、同志が成功したときはその成功を喜び合い、逆に失敗したときに励まし合いながら、「モテる男」への道のりを、歩んでいきたいと思う。



ケーゴ


※上記はすべて、私個人の見解で、『週刊金融日記』の著者である藤沢数希氏、及び、メルマガ読者の方々とは、何ら関係はありません。