前編はこちら(http://blog.livedoor.jp/kgo_number10/archives/1056986453.html)。


重要な転機。


そう、オレはナメック星に渡ることを告げられた。

NAMECSEI HIKOUSEN
 
 

namecsei

このことを聞いたときはとても嬉しかった。


というのもオレは、ナメック星で修行を積んでナメック星人になり、フリーザと互角に渡り合える英語戦闘力をもつことが目標だったからだ。

 

PIKKORO

自分には仕事で成し遂げたいことがある。

そのためには、さらなる英語戦闘力の向上が必要なのだ。

だからオレは、ナメック星という限られたポストを勝ち取るため、TOEICのスコアが10点でも上がれば会社に報告し、自分の英語力をPRしてきた。


周りは留学経験がある人間や帰国子女ばかりだ。


そんな彼らに実際でピッチで使われている、「現場の英語力」(つまり戦闘力だ)で勝てるわけがない。自分のことは自分で、とてもよく分かっている。


だからこそオレは本物の戦闘力を身につけたいと思い、ナメック星に渡りたいと以前から思っていた。

地球人のままではどうしても、フリーザと渡り合えないからだ。


そんな地球人のオレがPRできるのは超ドメ男なりの努力の結果、そう、TOEICのスコアだけだった。


そして、オレが地球人でいられるときに受けられるTOEICは、この4月しかなかった。
 

3月のTOEICの結果は、案の定こうだった(結果は常に、試験日から3週間後の月曜日に発表される)。

TOEIC201603
(15問以上も適当にマークをして、リーディングが400にいくとは思わなかった。)

 

オレは何としても、地球人、そう、「海外経験ゼロの超ドメ男がTOEIC290点から900点」ということを成し遂げたかった。

ナメック星に渡ることが決まった今、これはただの意地だ。

自分の英語コンプレックスとの戦いだ。

ナメック星に渡ってからのTOEIC900点など、オレには何の意味もない。ナメック星に渡るための1つの手段がTOEICのスコアであり、オレは決してTOEICマニアではない。
 

TOEICのスコアは、その先に何か成し遂げたいことがあるから必要なものだとオレは思っている。


オレのその"何か"は、グローバルベースで仕事ができるビジネスマンになることだ。


 

また、TOEICはネイティブのアメリカ人からは、このように聞こえる(https://www.youtube.com/watch?v=h4JZMwGsaBo&feature=youtu.be このリンクは、TOEICのリスニングを日本語に置き換えたことをイメージして作成されたものだ)。



この日本語のテストに意味を感じる日本人は果たしているだろうか? 

いないだろう。

どこまでいってもTOEIC受験者は、ネイティブスピーカーがこのように聞こえる中で戦っているのだ。


フリーザの前で、クリリンは存在しないも同然だ。

それぐらいの戦闘力なのだ。



だがそれでも、TOEICは地球人の中では大いに意味があるテストだ。

上記のYouTubeの日本語テストでも、外国人が日本語のこの音声を聞き取れて正確に選択肢を選べれば、きっと日本である程度は不自由なく、生活ができると思う。


だからこそオレは、「超ドメ男でも地道に努力すればTOEIC900を取れる」、「地球人でもクリリンになれる」、ということを、全ての超ドメ男・ドメ子さん達に身をもって証明したいと思っていた。

 

さて、結論を述べるまでかなり長くなった。

オレの最後のTOEICの結果がこれだーー

 






 

 

 

 

 

 










 

 

 

201604

オレはこのスコアを見た瞬間、涙した。

そして、あらためて自分には英語の能力がないのだと思った。

このひどいリスニングの点数はきっと、知らない間に手元が大幅にすべりマークし間違えたか、テスト前の一週間、耳かきをしなかったので耳が激しく詰まっていたのだろう。

それ以外に理由は考えられない。



だが直近6ヶ月のTOEICのリーディングのスコアを見ると、平均すると450未満だった。つまり、アベレージの能力を出しても、900にはいかなかったわけだ。


だがそれでも、リーディング450は誇れる数字だろう。オレの過去最高記録だ。

リスニング450以上は受験者の中で上位10%だが、リーディング450以上は上位3%なのだ(http://www.toeic.or.jp/toeic/about/data/data_avelist/data_dist01_11.html)。


(ご存知の方も多いと思うが、TOEICはリーディングよりもリスニングの方が、高いスコアを取りやすいテストだ。)


余談だが、海外経験があって英語がある程度話せる人は、軽々とリスニングでハイスコアを出す。

その代わり、もともと英語が話せるため文法などの基本的な勉強をしないことから、リーディングのスコアはあまり高くなかったりする。

 


オレの900超えのプランはリスニング470(過去最高は460)、リーディング440(過去最高は445)の合計910だったが、見事にそのプランは砕け散った。

無念だ。だが、これが現実だ。



ピックアップによりオレの人生の幸せ度合いは間違いなく上がったものの、真剣にTOEICにコミットするのならば言うまでもなく、女子を探しに街に出たりご飯を食べに行くのではなく、TOEICの勉強をするべきなのだ。

 

だが、オレはまったく後悔していない。

ピックアップを始めて、たくさんの素敵な女性達と出会いがあったし、本音で語り合える友人が何人もできた。

TOEICの点数よりも、人生においてはるかに重要なことだ。

 

偉大なサッカー選手達とTOEICのスコアごときをなぞらえるのはあまりにおこがましいが、サッカーを愛する一人として許してほしい。


現実には努力しても、結果がでないことはある。

 

カズは20年近く前、スイスの地で人生を賭けて臨んだW杯のメンバーから外れた。

 








 

中村俊輔はキャリアの集大成となる2010年南アフリカW杯で「地獄」を味わった(http://blog.livedoor.jp/kgo_number10/archives/2015-08-30.html)。

 

ザックジャパンで50試合中の44試合に召集された細貝萌も、2014年ブラジルW杯のメンバーから直前で脱落し、涙を飲んだ(http://blog.livedoor.jp/kgo_number10/archives/2014-11-25.html)。

 

努力しても結果がでないことはある。無念だが、これが現実だーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 

ところで、できる男というのは常に"プランB"(本来の計画や作戦がうまくいかなかった場合のためのバックアッププラン)を持っているものだ。


オレはたとえ英語の才能が無くても、できる男でありたいと思っている。

実際、英語ができなくても仕事ができる人は世の中にいくらでもいる。

そして、オレは何事にもプランBを用意する男だ。仕事もアポも常にだ。

どちらも、事前に描いたシナリオ通りにはなかなかいかないのだから、プランBを用意するのは当然のことだろう。



親愛なる読者の中で、TOEICを会社で受けたことをある人はいるだろうか。

きっと、この長いエントリーをここまで読んでくれているぐらいなので、少なくない人が受けていることだろう。


あれはTOEIC IPテストと呼ばれるもので(IPInstitutional Programの略)、簡単に言えば、企業・団体向けのTOEIC試験だ。


この下の図を見て明らかなように、今や、TOEIC IPテストの受験者が、通常の公開テストの受験者数を上回っている(水色がIPテスト、紫色が公開テスト)。

toeic ip
簡潔にTOEIC IPテストというものについて述べる。
 

公開テストは毎回新しい問題が作成されるが、IPテストは過去の公開テストで使われた問題がそのまま再利用される。

そのため、難易度そのものは全く変わらない。


そして過去に何度も公開テストを受けたとしても、それにIPテストで偶然に出会う可能性は極めて低い。

TOEICは問題用紙を持ち帰れない試験であるため、過去問を暗記することも不可能だ。そのため、2つの試験の難易度は実質的に同じだと言える。


そしてTOEIC IPの結果のペーパーにも、

~公開テストとIPテストの結果(スコア)の意味は同じです~

と書いてある。


TOEIC IP ura
(きっと読めないと思うが…)



さて、ここまで書けば、何が言いたいか分かるだろう。

オレは地球を離れることが決まった日から、残り少ない自分の地球人としての時間を考え、プランBとして都内某所でIPテストを受けていたのだ。

オレが最後の最後まであきらめない性格であることは、親愛なる読者の方達はよくご存知だろう。


その結果がこれだ。



































TOEIC IP 895

ボールは再びゴールポストに当たった!
だが、ゴールには入らなかった。

この日は悔しすぎて、正直、仕事がなかなか手につかなかった。



そして迎えた4
月。


この試験日の前日に、この日しかどうしても日程がない中で、オレのために友達が集まってくれた会合があった。

そのため、翌日はTOEICなのにも拘わらず遅くまでお酒を飲んでしまった。


そうすると、如実にリーディングに現れる(3月のように最後の問題まで解ききれなかった)。

 

TOEIC IP 865
 

試合前に酒を飲むやつがいるか、と自分を責めたが、それよりも自分のために集まってくれた友人達の方が重要だ。オレに後悔はなかった。


そして迎えた4月下旬の最終回――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 






TOEIC IP 910

オレはやった。ついにやった! TOEIC290点から、900点を超えたのだ!!


最初に定めたコミットメントの期限(201412月)から、実に14ヶ月が経過していた。


だが、あの本田でさえ、14ヶ月間セリエAでゴールができなかった(http://blog.livedoor.jp/kgo_number10/archives/2016-02-22.html)。

何事もそれぐらい時間が掛かることもあるのだ。


そう、オレは4年近く前に自分で定めたゴールに到達した。

時間は掛かったが、いや、あまりに掛かりすぎたが、ゴールを決めたのだ!

KSUKE8
 
 

KSUKE5

honda110


このTOEIC 900点の突破を記念して、もう一つ、英語学習用のアカウント(@Kgo_English)を作ることにした。


自分のTwitterをフォローしてくれている人は、基本的にピックアップや恋愛関係のことを求めてくれているのだと思っている(実は内心、サッカー関係のことも求めてほしいと思っているが笑)。
 

もちろん、フォローしてくれている人の中で英語学習に関心がある方もいると思うが、そうでない方達にとっては、英語の話などどうでもいいことだろう。


オレは知っている。
英語が苦手な人が、「英語」とか、「グローバル化」とかいう言葉をあまり聞きたくない気持ちがあることを。自分自身がそうだったから、とてもよく分かる。

だからこれまで、英語関係のことはほとんどつぶやかなかった。



だが、オレには新しい目標ができた。

オレはドメ男とドメ子さんの、希望の星になりたい。

 

たとえほとんど英語ができなくても、海外経験ゼロでも、学習し続ければノンネイティブのアジア人となら会話ができるようになれることを伝えたい(オレはネイティブとはまだまだ難があるが、ノンネイティブとなら会話ができる)。

実は、これは以前から思っていたことだ。
だが、自分自身が一定の結果を出していないと、何を言っても説得力がないだろう。
だからこそ、海外経験ゼロからのTOEIC900点越えを果たしたかった。 


英語学習の別アカウントは、ひたすらモチベーションを喚起する言葉を、英語をまじえてつぶやく予定だ。そして、これはまだ先の話だが、夏頃にはTOEIC290→910を達成した勉強法を公開したい。


900点への到達には、英語の勉強を始めてから実に5年以上の時間を要してしまった。旧形式TOEICの1つの節目である860点超えも、290点から約4年かかっている。


時間がかかり過ぎたことは自分でもよく分かっている。英語の才能が無いことも、とてとよく分かっている。


正直に言えばダラけていた期間もあったので、真剣に勉強すればこの期間は2~3年に短縮できるはずだ。


そして、あまりに時間がかかり過ぎたからこそ、何が無駄で何が大切なことかが分かるだろう。


英語ができない自分だからこそ、伝えられることがあると思っている。

 

旧形式TOEIC900オーバーがクリリンだとすれば、860点超えはヤムチャだ。

 

YAMUCHA

ヤムチャはクリリンには劣るものの、やはり、地球人最強クラスであることに疑いはないだろう。


旧TOEICのスコア分布でいえば、860オーバーは受験者の中で上位6%には入る水準だ。

TOEICのヤムチャの基準(旧形式TOEIC860超えのレベル)はまだ分からないが(いずれすぐに明らかになるだろう。


TOEICのスコアは正解数による素点ベースではなく、偏差値のように統計的処理に基づいて算出される)、オレは「2~3年真剣に努力すれば、ヤムチャになれる」ということを伝えていきたいと思う。 



そして、TOEICのスコアにだけ固執するのではなく、以下に記載されているような、「ノンネイティブとして十分なコミュニケーションができる」ようになれることを伝えていきたい(TOEICの勉強だけではこのガイドラインのようになるのは難しいとは思うので、TOEIC以外の勉強方法も)。

TOEIC LEVELA

オレはクリリンレベルにはかなり時間がかかったが、いま完全に、ヤムチャの戦闘力は有している。それは、今回のエントリーに掲載したスコアで証明されているだろう。


この、気が遠くなるような長いエントリーを最後まで読んでくれた貴方は、英語学習に並々ならぬモチベーションを有していると確信している。


いま現在の戦闘力など関係ない。英語学習にコミットして修行を積めば、必ずヤムチャになれる。必ずだ。



YAMUCHA2

だが重要なのはヤムチャになった後、どうするかだ(クリリンを目指すのは全くオススメしない苦笑)。TOEICのスコアは"何か"のために取るものだ。

その"何か"はみんな違うし、100人いれば100通りあるだろう。TOEICのスコアはあくまでツールであり、点数を取得すること、それ自体が目的ではない。


オレは英語にコンプレックスを持つ超ドメ男・ドメ子さんが、ヤムチャになるのを手助けしたい。

オレが君をヤムチャにさせてやるーー



[2018年4月 追記]

ナメック星でも色々と忙しかったため、この2016年のコミットメントから2年が経ってしまいましたが、地球人からヤムチャになるためのメソッドをまとめました。

本気で英語戦闘力を上げたい方は、ぜひご覧になってみてください。

修行を積んでヤムチャを目指せ!



ケーゴ