昨日は神奈川県中郡二宮町にある徳富蘇峰の記念館を訪ね、今日は国立教育政策研究所主催のシンポジウムに参加しました。感想はまた後日書きたいと思います。
 さて今日も採択された学生企画の構想の続きです。私たちは活動のキーワードをどう定めるか、色々議論しましたが、オーソドックスに、「栄養教育」と「食事教育」に落ち着きました。いうまでもないことですが、人間にとっての一番の幸福は、健康で長生きすることです。「医食同源」という言葉があるように、日々の食生活は健康維持のためにとても重要ですが、特に私たち若者世代の食生活は乱れています。そのことに警鐘を鳴らし、大学生の食生活を栄養面で改善してゆきたいと考えました。
 さらに食の目的は、空腹を満たすだけではありません。食は究極のコミュニケーションの手段であり、文化として再認識すべきであるという結論に至りました。昨今、家族関係や友人関係が希薄になり、昔は強固であった「絆」が弱まっているのを残念に思います。また不況の深刻化もあいまって、文化や自然に親しみ、心を豊かにする余裕も失ってしまいました。「食事教育」にまつわる様々なプログラムを通じ、学生はもとより私たちの家族や知人、一般市民の人々にも、食の本来的な意味を知ってもらい、精神的に充実した生活を送ってほしいと考えました。
 もうひとつ想定しているのは、私たちの企画するイベントの参加費を実費よりやや高めに設定し、実費を超えた部分を発展途上国で飢餓に苦しむ人々に寄付し、栄養状態の改善に寄与することを希望します。聖和大学では途上国の研究をされている先生が何名かいらっしゃり、その講義を通じて貧困の実態を知って心が重くなりました。同じ21世紀に生きながら、どうしてこのような格差が生じるのでしょうか。小さな力にすぎませんが、私たちの活動を通じて得られた募金を、貧しい国々の人たちの生活を少しでも豊かにすることに使ってほしいと思ってます。