4月から始まった梅田講座、順調に回を重ね、気づいてみれば折り返し点に到達していました。
 さて今日は待ちに待った湯浅薫先生の本物のお茶を体験するセミナーの日です。先般受講生のみなさんに書いていただいたアンケートによると、「本物のお茶を飲みたい」というニーズが多く見受けられました。また、「お茶のおいしい淹れ方を知りたい」というご要望もたくさん寄せられていました。
 私がこの講座を開講した背景にあったのは、最近の深刻なリーフ緑茶離れに対する危機意識です。「なぜリーフ緑茶の消費は減少し続けるのか」と考えてみたところ、消費者が心からうまいといえるお茶に出会っておらず、ごく基本的なお茶の淹れ方も知らないのではないだろうかという結論に至りました。もう1点、お茶を淹れるという行為から生まれるもてなしの心と、そのことに対する感謝の気持ちから生じる心の通い合いを経験した人も、年々減っているのではないかと感じていました。
 おいしいお茶を飲みながら楽しく語り合い、人間関係を深めることができれば私たちの生活はどれだけ潤うことでしょう。今回の梅田講座では、お茶の素晴らしさを何としても伝えたいと思っていました。そしてこの奥深いお茶の魅力を、レクチャーと実演で最もわかりやすく伝えてくださる先生は湯浅薫先生だと確信していました。私はここ数年の先生との交流の中で、先生のご厚意にたびたび心を動かされ、嬉しい気持ちにさせていただきました。そのような場面は数え切れないほどありましたが、強いてひとつ挙げるとしたら、2008年11月29日、私がオープンセミナーで講演したとき、豪華で立派な花束を持って駆けつけてくださったことです。(2008年12月1日の記事をご参照ください。)湯浅先生とお知り合いになって以降、湯浅先生のお人柄=湯浅先生のお茶の心だと、ずっと思い続けてきました。