昨日に続き、2日連続で担当科目の定期試験を行いました。今日の科目は経済史Bです。久しぶりに第5別館の大教室に行きました。
 問題は下記のように、事前にお知らせしてあったとおりの出題です。この講義は板書を中心に進めてきましたので、ノートの内容がきちんとおさえられているかが鍵です。またある程度の詳しさも重要で、答案は1行1分を目安に、全問で70行くらい書いてほしいものです。
 試験を受けるのは決して楽ではありませんが、講義内容を定着させ、自分の頭に確実に刻むには、一番効果的な方法だと思います。試験がなければ聞き流すだけで、頭に定着することはありません。経済の知識を自分のものにするのに不可欠と考えて突破してください。

【2018年度 経済史B 定期試験問題】

1. 最近経済のグローバル化が顕著になっています。このことをふまえ、次の(1)〜(3)の設問に答えなさい。8×3=24点

(1) グローバル化進展の背景を説明しなさい。

(2) 経済のグローバル化のメリットについて論じなさい。

(3) 経済のグローバル化の進展にともない、今後日本経済が克服しなければならない課題について説明しなさい。

2. 国民国家の要素のひとつに領土が挙げられます。この領土をめぐっては、わが国も難しい問題を抱えています。尖閣、竹島、北方領土のうちから1つ選び、日本の主張と相手国の主張を対比しつつ、どのような論争が行われているか説明しなさい。16点

3. パックス・ブリターニカに関する次の(1)、(2)の設問から、2問選択して解答しなさい。20×2=40点

(1) 穀物法論争、ピール首相の税制改革を経て、1860年の英仏通商条約の締結に至るまでの経過を説明し、イギリス主導の自由貿易体制がイギリスならびに世界経済に与えた影響について述べなさい。

(2) 金本位制の自動調整メカニズムにふれながら、パックス・ブリターニカの時代にこの制度が順調に機能した要因を説明しなさい。しかしそれが戦間期に至って機能不全に陥り、1930年代はじめに崩壊することになった原因を述べなさい。

4. 次の(1)〜(6)の事項より、2つ選択して解答しなさい。10×2=20点

(1) プロト工業化                  (2) プロテスタンティズムの倫理  

(3) イギリスにおける鉄道建設の経済効果  (4) ミュール紡績機の特長

(5) イギリス産業革命のひずみ          (6) イギリスの対インド投資の経済効果