本日、3つめの担当科目日本経済史気 定期試験を行いました。昨日埼玉県熊谷市では国内の観測史上最高を5年ぶりに更新する41.1度を記録したそうですが、ここ西宮の暑さも普通ではありません。試験会場まで行くだけでも汗だくです。
 ただ学生は試験の日程がほぼ終わり、ほっとしているのではないかと思います。私の採点はまだまだ終わりそうにありませんが、たとえ1枚でもという気持ちで、がんばらなければと思います。
 さて本日の日本経済史気 定期試験では、下記のような問題を出しました。途中退席者も少なく、比較的よくできているのではないかと期待しています。

【2018年度 日本経済史機…蟯試験問題】

1. 元号は特定の年代に付けられる称号のことですが、私たちは元号によってそれぞれの時代の姿をイメージしています。このことをふまえ、以下の(1)〜(3)の設問に答えなさい。20×3=60点

(1) 明治維新に際し新政府は、中央集権国家の建設と、富国強兵・殖産興業をスローガンとします。この目標を実現するため、具体的にどのような施策が行われたか説明しなさい。

(2) 大正期は大正デモクラシーに象徴されるように、社会に自由主義的傾向が高まった時期でした。当時の社会にどのような変化がみられたか。具体的な事例(出来事)を挙げて述べなさい。

(3) 第一次世界大戦終了後から1930年代半ばにかけて、軍部の台頭が目覚ましく、次第に国際社会における孤立が鮮明になってゆきます。その背景について、経済(景気)動向と外交政策の移り変わりに注目して論じなさい。

2. 次の(1)〜(3)の設問から、1問を選択して解答しなさい。20点

(1) 大日本帝国憲法の特色を明らかにし、明治政府はどのような国づくりを目指したか論じなさい。同時に大日本帝国憲法における天皇の地位の解釈をめぐる神権学派と立憲学派論争についても言及しなさい。

(2) 第一次企業勃興期には、綿紡績業と生糸製糸業が重要な役割を果たしました。両産業の発展の要因について、当時の経済環境にも留意して説明しなさい。

(3) 壬午事変、甲申事変、東学党の乱を経て日清戦争開戦に至るまでの経過を説明しなさい。

3. 次の(1)〜(3)の設問から、1問を選択して解答しなさい。20点

(1) 明治十四年の政変の経過と歴史的な意義について述べなさい。

(2) 旧幕府が欧米諸国と結んだ不平等条約は、明治期の日本にどのような悪影響を与えたか説明しなさい。またその不平等条約は、いつ、誰の手によって改正されかに関してもふれなさい。

(3) 1897(明治30)年の金本位制導入が、その後の日本経済にどのような影響を与えたかについて論じなさ