安倍晋三首相が3選を果たしました。ここで注目されるのは首相としての在職日数です。安倍首相の在職日数は2期目が終わる今日9月30日で2,471日になります。これは歴代5位の長さです。
 次に示すのは2018年9月30日時点での歴代首相在職日数ランキングベスト5です。
 1.桂太郎    2,886日
 2.佐藤栄作  2,798日
 3.伊藤博文  2,720日
 4.吉田茂    2,616日
 5.安倍晋三  2.471日 
 ブログをご覧いただいているみなさんは、このランキングをご存じだったでしょうか。現行制度のもとで一番長く首相の座にいたのは桂太郎です。
 講義の際いつも強調していますが、近代史を要領よく把握するコツは、内閣を軸に、政治、経済、外交においてどのような出来事が起こったかを確認することです。上記首相の時代について、日本史の教科書ではどのような出来事が取り上げられているか見直すのは、興味深い作業です。
 さて桂太郎内閣は3次にわたって組閣しました。第1次(1901年6月2日〜1906年1月7日)の主な出来事は、1902(明治35)年の日英同盟締結、1904(明治37)年〜05(同38)年にかけての日露戦争です。
 第2次(1908年7月14日〜1911年8月30日)については、1910(明治43)年の大逆事件および韓国併合が有名です。さらに翌1911(明治44)年には関税自主権の回復を果たし、工場法が公布されました。