日本経済史兇旅峙舛呂△硲渦鵑鮖弔垢世韻箸覆蠅泙靴拭D蟯試験は、2019年1月22日(火)の第2限に行います。
 年度はじめから指摘してきたように、今年は明治150年、平成30年に当たります。節目の年であるからこそ、これまで(授業の守備範囲で言うと戦前)の日本の歩みを見つめ直し、様々な角度から評価することが大切であると強調してきました。受講生のみなさんには、講義で取り上げたテーマをさらに掘り下げ、教訓を導き、今後の日本は政治・経済・外交面でどのような道を進むべきか、提言できる能力を育ててほしいと願っています。
 さてずいぶん遅くなりましたが、試験問題の予告を行います。今回の試験範囲は極めて限定的で、日露戦争、昭和恐慌、高橋財政からの出題です。あらかじめ解答を準備し、高得点を目指してください。

 テーマ1 日露戦争
 現時点で首相在任期間が最長の桂太郎はどのような時代を生きたのか、詳しく知っておく必要があります。それは明治末年、日本が国際社会での存在感を高めてゆく、日露戦争前後の時期でした。
 主要な論点は、日清戦争後の東アジア情勢、義和団事件と北京議定書、日露協商論と日英同盟論、高橋是清はどのように戦費調達を行ったか、ポーツマス条約と日比谷焼き打ち事件、日露戦後経営と景気動向などです。

 テーマ2 昭和恐慌
 戦前のわが国の景気循環を振り返るとき、最も深刻な不況に陥ったのは昭和恐慌です。その背景を様々な角度から整理しておきましょう。重要なポイントはまず、大正バブル崩壊後の日本経済がどのような問題を抱えていたかを説明できることです。その上で、1929年から30年にかけて、浜口雄幸民政党内閣はどのような政策を打ち出し、日本経済はどのような状況になったかを分析してみましょう。民政党内閣の政策が、「暴風雨に向かって雨戸を開け放った」と評価される理由を明確に述べてください。

 テーマ3 高橋財政
 私がもし入門向けのマクロ経済学の講義を担当するなら、高橋財政と関連付けて説明すると思います。なぜならマクロ経済学の基本であるケインズ経済学のエッセンスが盛り込まれているからです。高橋是清は昭和恐慌で深刻なダメージを受けた日本経済をどのような政策を用いて立て直したか、確実に説明できるようにしておいてください。