2025年02月21日

子どもがわくわくする遊びの世界

子どもがわくわくする遊びの世界を研修で発表いたしました。
纏めた資料を添付いたしますので是非ご覧いただければと思います。

https://drive.google.com/file/d/10di2er6IeQ1KbHlJDGTcfSUSAE-7n0ck/view



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2024年04月07日

令和6年度 自己評価・学校関係者評価実施計画書

1.       久我山幼稚園の理念と教育目標

<理念>

本園は自主独立と友愛によって平和な未来を築くことに意欲的な人間の育成に努めます。

 

<教育目標>

1.理想像を求める心情を園児の各自に培う

2.特性の伸長

−個々の特質を見いだし、それぞれが持つ能力を、幼稚園生活を通して十分にのばす。

3.全人格の高揚

−能力のみを発達させるのでなく、全人格的に調和のとれた人であらせたい。

4.社会性の育成

−自主自律の精神とともに現代社会に適応する社会性を持つ人間の育成につとめる。

5.情操陶冶

−情操を豊かに持つ円満な教養人としての基礎をつくる。

6.期待されている日本人としての自覚を正しく持たせる。

 

2.本年度、重点的に取り組む目標・計画

・教育要領に基づいて、本園のカリキュラムを見直し、子どもたちがより主体的に活動に取り組めるよう、対話的で深い学びにつながる保育の向上に努める。

・今年度はさらに「子どもの主体的な活動」について追及し、教師一同で保育の在り方を共有しながら、子どもが自ら興味関心をもって、主体的・創造的・知的に関わることのできる、教育環境の整備に努める。

・さらに行事の在り方について再検討していく。

 

3.評価項目の取組状況

評価項目

取組状況

幼稚園教育要領の精神を踏まえ、園 の教育理念・教育方針にしたがい編 成しているか。

新教育要領に示された、3つの柱、10の姿を「子どもの発達をとらえる視点」として、指導計画の編成にあたっている。 子どもの育ちを10の視点から捉えて、カリキュラムの見直しを行う。

指導計画は、教育要領、教育課程、子どもの実態 などをもとに考えて作成する。

毎年指導計画の加筆、訂正を行い、子どもの発達に即した内容にするように努めている。

・教育の物的環境、教具、教材等が、子どもの発達を促し、豊かな感性を育むために必要な教育環境を構成しているか。

・各学年で、必ず子どもに触れさせたい絵本、クラスの財産としてクラス本棚に置きたい絵本、図書室に完備する絵本、月間本の取り扱いなど、それぞれ一覧表を整備して、絵本の管理を再構築する。

・子供が主体的・創造的・知的に関われる教具の充実を図る。

その中で、個人がじっくリ取り組めるもの、複数の仲間と共に意見を交わし、イメージを共有しながらとりくめるものの両面を考慮する。

子どもの実態を的確につかみ,具体的な保育方法を考える。

教師は日々の記録を基に、子どもの実態を把握し、日案の作成に反映させるようにしている。生活の中で、何か問題が生じたときは、子どもと話し合い、どうしたらよいかを考えあうようにする。行事に向かう中で、子どもと教師が共に考え話し合って、活動が充実するようにしていく。

学期ごとに各クラスの運営・保育の成果と課題を報告する。

各クラスで月や週の目標を定め、毎学期ごとに達成状況を報告し合うようにしている。 自己の反省をレポートにまとめ、教職員全員で共有する。

子どもの良さを認めて評価しよう としている。

一人一人の子どものよさを認め、教師が客観的に子どもを見る目を養うように努めている。そのエピソードを保育者同士報告しあい、共有している。子供たち同士でも、友達の良いところを発表しあい、互いに影響しあって成長している。

あそびを通して工夫したり、協力したりする姿が見られる。

自分で工夫して遊び、それが発展して友だちと協力して遊べる環境を準備するようにしている。様々な素材を準備して、自ら素材を選び工夫してイメージしたものを表現する取り組みを行っていく。(お化け屋敷/お店屋さんごっこ/劇表現など)

コロナに対する健康管理の定着に向けての指導を行なう。

登園から降園までの一日の流れの中で、身に付けてほしい衛生管理の習慣の獲得を促してきた。特に、手洗いの励行、黙食、マスク着用、に取り組む。

テーマを決めて共同研究を進め、年度末に研究発表を行っている。

・担当の教員が、研究テーマを設定し、子ども理解を深めて、保育の質の向上を目指して研鑽を積んでいる。 今年度は「食育〜野菜の種まきから収穫まで」と題して研究を行う。担当教諭は島田淳美・橋本あかりの2名。

・昨年の反省を生かして、畑の準備、種まき、世話、草引き、収穫、料理等、子どもの姿の記録・考察を行う。

各研修会や研究会に積極的に参加 して職員に資料提供をする。

各種研修会や研究会に参加し学んだことを資料にまとめ、職員会等において、共有化を図るようにしている。

昨年に引き続き、リモートによる研修を充実させ、学年ごとに画面を共有して、内容についての話し合いを行う。

園だよりやホームページ、アプリをとおして 幼稚園の情報を発信していく。

園の教育方針や取組について、ホームページや園だよりなどによって、積極的に情報発信するよう取り組んでいく。

昨年、ホームページの改良を行い、より分かりやすく、園の概要を発信することが出来るようになった。

今年度は、さらに新しい試みにも挑戦したい。

教育目標や短期経営目標と連鎖した評価項目を作成 一 実施・反省・対応のサイクルを確立する。

PDCA サイクルを常に念頭におき、さらに充実した教育になるように努める。

 

4.学校関係者評価の実施予定

令和7325日に予定 

 

4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

結果

理由

A

教師一人一人が学校評価の主旨を理解し、各自適切に自己点検、自己評価に取り組んでいる様子が見られた。今後も客観的な目で自らの教育、保育を振り返り、さらに充実した実践ができるように努力を積み重ねてほしい。

特に今年度は、 コロナ禍における行事の在り方が徐々に緩和され、新しい生活様式を取り入れながら、教職員一丸となって、今出来る最良の保育に取り組む姿が見られた。子どもの成長にとって、必要な幼稚園生活の在り方が、見直されるきかっけとなった。

施設面では環境整備に力を入れており、子ども達が安心、安全に遊べる環境になるように努力して、概ね目標を達成できた。

A

・絵本の整備について

今年度は、幼児期に是非とも読んでほしい「絵本」 を、教職員一同で検討し、不足している絵本を購入することができた。このことにより、教員の絵本への意識も高まり、発達に応じた絵本の選択、季節や経験との関連、場に合った読み方の工夫など、絵本の教育的効果を最大限に引き出す努力ができた。

・また、園児自身が、興味に即して自ら絵本を選ぶ環境を整え、より主体的に書物と関わることができたと考える。

A

・教育玩具の整備について

・今年は、教育水準向上支援事業の補助金を得て、様々な教育玩具を購入することが出来た。ゲーム、トランプ、かるた等様々な遊びに友達同士主体的に取り組み、その中でルールを話し合ったり、トラブルを乗り越えたり、競い合いながら自らの感情と向き合い、調整する姿が見られた。また「あれこれ考える」楽しさを毛剣する機会となったと思われる。

 

5.今後取り組むべき課題

情報公開の方法

 

現在、園だよりや参観日、ホームページなどを通して保護者への情報公開に取り組んでいるが、さらにタイムリーに子供の姿を伝えるためにWEBの活用も検討していく。

・令和6年度の入園児が大幅に減少したことを考察し、広く久我山幼稚園の教育についてご理解いただけるよう、インターネットによる伝達を試みたい。

園児の姿を多くの写真で伝えてきたが、さらに活用方法を模索して、リアルな保育公開と、リモートによる保育配信を、バランスよく取り入れ、保護者に対するより良い情報提供をしていく。

また、入園を希望する保護者に対して、オンデマンド配信による「幼稚園説明」「幼稚園の施設見学」を行うと同時に、ライブによる質疑応答を実施し、高評価を得た。今後も、対面・リモートの両方を組み合わせて、情報発信をしていく考えである。

自己点検、自己評価

今年教職員共通して「子どもが主体的に取り組める環境づくり」を重点課題として挙げ、日々の振り返りを基に、教職員同志共有しながら、自己研鑽に取り組むようにしていく。さらに、幼児教育の本質に立ち返り、「子ども達が自ら考え判断し自己決定していく幼稚園生活」に取り組んでいく環境つくりに努めていく。

指導計画の見直し編成

新教育要領に基づいた指導計画の作成のために訂正、加筆をさらに加え、園を取り巻く環境や子供の実態に即した新たな指導計画の編成に取り組んでいく。

 

6.財務状況

公認会計士より適正に処理されているとの報告を受けている。

 

7.学校関係者評価委員会の評価

 

子ども達が豊かに自己表現できる環境で生活している様子が見られた。保育者が笑顔で優しく、一人一人の主体性を大事に考え、丁寧な保育を行い、子どもを中心に保育者も生き生きと過ごしている様子が窺え、大変好感が持てた。

今年度の重点目標である「絵本環境の充実」「教育玩具の整備」が、確認できた。図書室がさらに使いやすく整えられ、各クラスの絵本も園児に分かりやすく展示されている。また様々なゲーム遊びの中で園児が共に意見を出し合い、考えをめぐらす姿が見られ知的好奇心がたけられる環境であると感じた。

今後もさらに研鑽を重ね、よりよい幼児教育が実現されることを期待したい。



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2023年04月07日

令和4年度 自己評価・学校関係者評価実施計画書


                                                                               令和4410
       学校法人 野上学園 久我山幼稚園

 

1.       久我山幼稚園の理念と教育目標

<理念>

本園は自主独立と友愛によって平和な未来を築くことに意欲的な人間の育成に努めます。

 

<教育目標>

1.理想像を求める心情を園児の各自に培う

2.特性の伸長

−個々の特質を見いだし、それぞれが持つ能力を、幼稚園生活を通して十分にのばす。

3.全人格の高揚

−能力のみを発達させるのでなく、全人格的に調和のとれた人であらせたい。

4.社会性の育成

−自主自律の精神とともに現代社会に適応する社会性を持つ人間の育成につとめる。

5.情操陶冶

−情操を豊かに持つ円満な教養人としての基礎をつくる。

6.期待されている日本人としての自覚を正しく持たせる。

 

2.本年度、重点的に取り組む目標・計画

・教育要領に基づいて、本園のカリキュラムを見直し、子どもたちがより主体的に活動に取り組めるよう、対話的で深い学びにつながる保育の向上に努める。

・今年度は新たに、「絵本による教育」を重点に、保育内容、教育環境を見直していく。

・音楽活動がより質の高いものとなるよう、楽器の点検整備を行い、より高音質の楽器を準備する。

・コロナ禍における新しい生活様式を踏まえて、行事の在り方について検討する。

 

3.評価項目の取組状況

評価項目

取組状況

幼稚園教育要領の精神を踏まえ、園 の教育理念・教育方針にしたがい編 成しているか。

新教育要領に示された、3つの柱、10の姿を「子どもの発達をとらえる視点」として、指導計画の編成にあたっている。 子どもの育ちを10の視点から捉えて、カリキュラムの見直しを行う。

指導計画は、教育要領、教育課程、子どもの実態 などをもとに考えて作成する。

毎年指導計画の加筆、訂正を行い、子どもの発達に即した内容にするように努めている。

・教育の物的環境、教具、教材等が、子どもの発達を促し、豊かな感性を育むために必要な教育環境を構成しているか。

・各学年で、必ず子どもに触れさせたい絵本、クラスの財産としてクラス本棚に置きたい絵本、図書室に完備する絵本、月間本の取り扱いなど、それぞれ一覧表を整備して、絵本の管理を再構築する。そのうえで、年間カリキュラムに位置付けて、保育に取り入れていく。

・教育楽器の整備を行う。

子どもの実態を的確につかみ,具体的な保育方法を考える。

教師は日々の記録を基に、子どもの実態を把握し、日案の作成に反映させるようにしている。生活の中で、何か問題が生じたときは、子どもと話し合い、どうしたらよいかを考えあうようにする。行事に向かう中で、子どもと教師が共に考え話し合って、活動が充実するようにしていく。

学期ごとに各クラスの運営・保育の成果と課題を報告する。

各クラスで月や週の目標を定め、毎学期ごとに達成状況を報告し合うようにしている。 自己の反省をレポートにまとめ、教職員全員で共有する。

子どもの良さを認めて評価しよう としている。

一人一人の子どものよさを認め、教師が客観的に子どもを見る目を養うように努めている。そのエピソードを保育者同士報告しあい、共有している。子供たち同士でも、友達の良いところを発表しあい、互いに影響しあって成長している。

あそびを通して工夫したり、協力したりする姿が見られる。

自分で工夫して遊び、それが発展して友だちと協力して遊べる環境を準備するようにしている。様々な素材を準備して、自ら素材を選び工夫してイメージしたものを表現する取り組みを行っていく。(お化け屋敷/お店屋さんごっこ/劇表現など)

コロナに対する健康管理の定着に向けての指導を行なう。

登園から降園までの一日の流れの中で、身に付けてほしい衛生管理の習慣の獲得を促してきた。特に、手洗いの励行、黙食、マスク着用、に取り組む。

テーマを決めて共同研究を進め、年度末に研究発表を行っている。

・担当の教員が、研究テーマを設定し、子ども理解を深めて、保育の質の向上を目指して研鑽を積んでいる。 今年度は「幼児の防災対応〜避難訓練〜」と題して研究を行う。担当教諭は小金井瑛子・長森夢花の2名。様々な場面での避難を想定し、瞬時に身の安全を確保する行動がとれるよう訓練を重ねる。

・防災防犯マニュアルの見直しを行う。

・杉並区研究発表協議会に於いて、発表を行う。

各研修会や研究会に積極的に参加 して職員に資料提供をする。

各種研修会や研究会に参加し学んだことを資料にまとめ、職員会等において、共有化を図るようにしている。

昨年に引き続き、リモートによる研修を充実させ、学年ごとに画面を共有して、内容についての話し合いを行う。

園だよりやホームページ、アプリをとおして 幼稚園の情報を発信していく。

園の教育方針や取組について、ホームページや園だよりなどによって、積極的に情報発信するよう取り組んでいく。

昨年、ホームページの改良を行い、より分かりやすく、園の概要を発信することが出来るようになった。

今年度は、さらに新しい試みにも挑戦したい。

教育目標や短期経営目標と連鎖した評価項目を作成 一 実施・反省・対応のサイクルを確立する。

PDCA サイクルを常に念頭におき、さらに充実した教育になるように努める。

 

4.学校関係者評価の実施予定

令和5325日に予定 → 329日(水)16001800実施

 

4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

結果

理由

A

教師一人一人が学校評価の主旨を理解し、各自適切に自己点検、自己評価に取り組んでいる様子が見られた。今後も客観的な目で自らの教育、保育を振り返り、さらに充実した実践ができるように努力を積み重ねてほしい。

特に今年度は、 コロナ禍における行事の在り方が徐々に緩和され、新しい生活様式を取り入れながら、教職員一丸となって、今出来る最良の保育に取り組む姿が見られた。子どもの成長にとって、必要な幼稚園生活の在り方が、見直されるきかっけとなった。

施設面では環境整備に力を入れており、子ども達が安心、安全に遊べる環境になるように努力して、概ね目標を達成できた。

A

・絵本の整備について

今年度は、幼児期に是非とも読んでほしい「絵本」 を、教職員一同で検討し、不足している絵本を購入することができた。このことにより、教員の絵本への意識も高まり、発達に応じた絵本の選択、季節や経験との関連、場に合った読み方の工夫など、絵本の教育的効果を最大限に引き出す努力ができた。

・また、園児自身が、興味に即して自ら絵本を選ぶ環境を整え、より主体的に書物と関わることができたと考える。

A

・楽器の整備について

バスドラム・スネアドラムを整備することができ、楽器活動がより充実できた。このドラムにより、より良い響きが生まれ、合奏の質を高めたと感じている。クリスマス音楽会、生活発表会等での楽曲の完成度も高まり、園児自身の音楽に対する感性にも確かな刺激を与えた。音に対する繊細な感性は「聞く」ことへの意識を高め、人とのコミュニケーションにも役立つと考えている。

 

5.今後取り組むべき課題

情報公開の方法

 

現在、園だよりや参観日、ホームページなどを通して保護者への情報公開に取り組んでいるが、さらにタイムリーに子供の姿を伝えるためにWEBの活用も検討していく。令和元年度10月より<バスキャッチ>を導入し、アプリでの配信を始めた。園児の姿を多くの写真で伝えてきたが、さらに活用方法を模索して、リアルな保育公開と、リモートによる保育配信を、バランスよく取り入れ、保護者に対するより良い情報提供をしていく。

また、入園を希望する保護者に対して、オンデマンド配信による「幼稚園説明」「幼稚園の施設見学」を行うと同時に、ライブによる質疑応答を実施し、コロナ禍で、対面での説明会は実施できなかったが、特に問題なく、満足感をもって受け入れられた。今後も、対面・リモートの両方を組み合わせて、情報発信をしていく考えである。

自己点検、自己評価

今年教職員共通して高めていきたい項目を点検課題として挙げ、日々の振り返りを基に、教職員同志共有しながら、自己研鑽に取り組むようにしていく。さらに、幼児教育の本質に立ち返り、子ども達が主体的に幼稚園生活に取り組んでいく環境つくりに努めていく。

指導計画の見直し編成

新教育要領に基づいた指導計画の作成のために訂正、加筆をさらに加え、園を取り巻く環境や子供の実態に即した新たな指導計画の編成に取り組んでいく。

 

6.財務状況

公認会計士より適正に処理されているとの報告を受けている。

 

7.学校関係者評価委員会の評価

 

子ども達がのびのびと自己表現できる豊かな環境で生活している様子が見られた。幼稚園の教育目標のもと、一人一人の主体性を大事に考え、丁寧な保育がなされ、子どもを中心に保育者も生き生きと過ごしている様子が窺え、大変好感が持てた。

今年度の重点目標である「絵本環境の充実」が、確認できた。図書室がさらに使いやすく整えられ、各クラスの絵本も園児に分かりやすく展示されている。

今後もさらに研鑽を重ね、よりよい幼児教育が実現されることを期待したい。




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