2009年09月
2009年09月08日
新築工事について
園庭南側の「新園舎」の工事がついに始まります。
久我山幼稚園創立60周年の記念館です。渡辺治建築都市設計事務所の渡辺氏と丘氏、そして益々張り切る学園長(91歳)と園長が、頭を寄せ合いおよそ2年間の設計会議を経て、やっと着工の運びとなったのです。
9月5日は「地鎮祭」。
この日、園児たちはお休みでしたが、次の上棟式の折には、是非子どもたちも参加して、一緒にお祝いをしたいと考えています。1つのものが徐々に建ち上がっていく姿、園舎が着々と完成していく様子を、子どもたちと共に期待し見守っていきたいと思います。
私達は日々、様々な神様に守られて生かされているのだと思います。
月の神様、火、水、木、金、土、そして日(太陽)の神様…これらの恩恵を受け、心鎮めその神様に守られて無事に工事が進んでいきますように!と祈ります。
地鎮祭では、月(黄色)火(赤色)水(青色)木(茶色)金(金色)土(土色)太陽(朱色)の小さな紙片を箱一杯に用意し、一人ひとりが建築する土地の四隅に蒔いて、神様に工事の無事をお願いします。地鎮祭の様子
2009年09月03日
『脱 ひきこもり』 森本邦子著 角川SSC新書 ―――幼児期に種を蒔かないために―――
『脱 ひきこもり』―――幼児期に種を蒔かないために―――
夏休みに、こんな本を読みました。そして、森本先生にお会いしてお話を伺ってきました。
「ひきこもり」の原因は、すでに幼児期にあるというのですが、ちょっとお母様方も、日々の生活を振り返ってみませんか。引きこもりになる人の共通点は ―――
* お母さんに褒められたことがない
*お母さんが話を聞いてくれなかった
*お父さんとの関わりが少なく存在感がうすい
*いい子を演じてきた
―――などだそうです。
先日、新型インフルエンザに感染したご家族のお母様から、こんなお話を聞きました。
「兄から弟にインフルエンザが感染しないように、しばらく別々に生活していました。
病気も完治して、久しぶりに家族が一緒に食事をしていると、『やっぱり、みんな一緒がいいね〜』と子どもたち。『健康がいいね〜』と、お父さん。『これが幸せなのね』とお母さん。」
こんな風に食卓を囲んで家族がおしゃべりできたら、絶対「ひきこもりの種」は生まれませんね。「家族で大笑いする」「家族でおしゃべりする」こんなことが日々楽しくできる家族でいたいものです。