彼は、買い物に一緒に行くと、なんでも触ります。

特に洋服は、ハンガーから取るより、先に、指先で布地を触る。


たぶん、普通の人の感覚の何十倍?何百倍も、感触の違いに神経を
尖らせているんだと思います。

どれぐらい触感に鋭敏かというと、子供の時に、お母さんと買い物に
行ったときに触った服地をいまだに覚えているぐらい。


食べ物の舌触りも、うるさい。
焦げ目とか、魚の焼き具合のほっくら加減とか。


困ったことに、女性も、触って確認が、必須事項です。

初恋だと思った瞬間、初体験です。
前日まで、女の子の前だと真っ赤になって、
話せなかった男の子だったそうですが。
「好きなものは好き 」が、子供だったから、もっとストレートに
出ちゃったのね、きっと。

おつきあいして、思っていた触感と違うと、いきなり、別れるわけにいかず、
かなり困るそうです。


嗅覚も、鋭敏です。

デパートの香水売り場や、コスメティックコーナーには、近寄れません。
鼻が壊れます。


何にもつけないでくれとそのままでも、十分にあなたの臭いがあるからと
言われます。


ちょっと、嫌です。


逆に、けがした後の痛みや発熱には、頓着しません。
自分が、38度ぐらいでも、働き続けるので、発熱で休む人に厳しいです。
計らなければ、いいんだと言います。

すねが肉離れを起こした時も、歩けないはずなのに、歩いて帰ってきたし・・・。
医者に行った時は、重症で、筋肉が離れているどころか、バラバラでした。
 

我慢強くて、立派だと思った時もあったけど、どうも鈍感なだけ?らしい。

病気に気付かずに、いつのまにか悪化している時がやっかいです。