2017年5月に映画館で観た映画(その3)

アイ・イン・ザ・スカイ─世界一安全な戦場(EYE IN THE SKY)
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英軍諜報機関のパウエル大佐は上空6000mのドローン偵察機と小型ドローンから送られてくる映像でナイロビのテロリストの隠れ家を監視していた。自爆テロの準備を突き止めると攻撃の指令を出すが… “安全”な場所で行う現代の戦争の実態と裏側を巧みに描き、正義とモラルを問う軍事サスペンス!
2015年 イギリス映画
監督: ギャヴィン・フッド
出演: ヘレン・ミレン、アーロン・ポール、アラン・リックマン
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(5/29飯田橋ギンレイシネマ)

このときの二本立てもとても見応えがあった。

ナイロビのテロリスト(自爆テロのために自分の体に爆弾を装着している様子が、ドローンの映像を通して、イギリスにいても、はっきり見える、というのが、これこそ、現在の戦争なのだろうと思わせられる。その意味では、とてもリアル。
ひとりの少女を犠牲にしても、何十人の市民を巻き込む自爆テロリスト集団を殺害すべきか、ということだけにしぼって、ドローン映像と上空からのミサイル攻撃と、それを見守る、安全な場所にいる責任者たちを写し出している映画。
とても緊迫感があるし、責任者たちが、決断を迫られるときに、どういうふるまいをするか、また、ときに軍人は、自分の目的を達成するためにどんなことをやるか、がリアルに描かれる。
テロリストへの攻撃はなされ、少女は死んでしまうが、戦いのあとに、それが正しい判断だったかということをいくら論じても、少女が死んだ、ということをなかったことにはできない。

まさに、現在におけ戦争のリアルさというものを伝える映画で、いま現在、戦争をする、というのは、こういう場面の繰り返しなのだろうと、つくづく思わされる。

ヒトラーの忘れもの(LAND OF MINE)
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1945年5月、ナチス・ドイツによる5年間の占領から解放されたデンマーク。ドイツ軍が海岸線に埋めた200万個の地雷を除去するために駆り出されたのは、異国に置き去りにされたドイツの少年兵たちだった… デンマーク国内でもほとんど知られていなかった悲劇の史実を題材に、戦争の不条理と人間の善悪二面性を浮き彫りにする真実の物語!
2015年 デンマーク・ドイツ合作映画
★第28回東京国際映画祭 最優秀男優賞 受賞
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(5/29飯田橋ギンレイシネマ)

これは、リアルであると同時にとてもつらい映画だった。
原題「LAND OF MINE」が示しているように、地雷の場所に連れて行かれ、地雷除去作業に従事する第二次大戦直後のドイツの少年兵たちの物語。

デンマークの鬼軍曹にいじめられ、作業場近くの農家の人たちからも、ドイツ人というだけで忌みきらわれる。そのために、農家から足りない食糧を補給するために盗んできた家畜のエサに鼠の糞が含まれていて、全員、食中毒になる。
が、その事件をきっかけに鬼軍曹との心の交流がうまれはじめるが、除去したはずの場所を走っていた軍曹の愛犬が地雷で爆死したことから、いじめはいっそうひどくなる。
そういうなか、特に双子の兄弟の一人が、除去作業の失敗で爆死したため、残された方が錯乱状態になる。そのあと、地雷地帯に入り込んだ近所の農家の少女を身を挺して救ったあと、覚悟の自爆を遂げていく……
個人的には、このエピソートが一番辛かった。なにせ。我が家の息子が双子なので、他人事は思えなかった。

最後の場面で、少し救いがあるが、ドイツの少年兵が、デンマークの地雷除去作業に従事したことは、事実で、半数以上がその作業のなかで爆死した、という最後のテロップを観ると、胸が痛む。

ベルリンで、戦災にあったときのままを保存しているカイザー・ヴィルヘルム記念教会に行ったとき、その被害のひどさにおどろくと同時に、でも、これ以上のことを、他国でやったんだけどな、という思いが溢れるのを禁じ得なかった。
そうして、その直後、それは、広島や長崎の記念館をみるときのアジアの人たちの思いでもあることに気付き、愕然とし、かつ反省したのを思い出す。

こういう映画を合作で作るというのは、国同士の理解のためにとても大切なことだろう。
と同時に、こういう種類の映画を、日本と中国あるいは、日本と韓国との共同での作りうる時代が来るだろうか、とも思わざるをえなかった。

「人生タクシー」
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イランのジャファル・パナヒ監督が、タクシーの乗客たちの様子から、厳しい情報統制下にあるテヘランで暮らす人々の人生模様をドキュメンタリータッチに描き、2015年・第65回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した作品。カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭で受賞歴を誇る名匠で、反体制的な活動を理由に政府から映画監督としての活動を禁じらてもなお、自宅で撮影した映像をもとに映画「これは映画ではない」を発表して話題を集めたパナヒ監督。今作では活気に満ちたテヘランの町でパナヒ監督自らタクシーを走らせ、さまざまな乗客を乗せる。ダッシュボードに置かれたカメラには、強盗と教師、海賊版レンタルビデオ業者、交通事故にあった夫婦、映画監督志望の学生、政府から停職処分を受けた弁護士など、個性豊かな乗客たちの悲喜こもごもが映し出され、彼らの人生を通してイラン社会の核心へ迫っていく。
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(5/30渋谷アップブリンク)

題名だけを見ていったので、なんとなくほのぼの系の映画のように勘違いしていたが、とても政治的な映画である。

どこまで本当で、どこまでが映画的な嘘になっているのかはよくわからないが、かわいい姪が乗ってきて、学校で映画を撮る宿題があって云々、としゃべりつづめるあたりに、監督の主張が聞こえてくる。
映画を撮ることを禁じられた人が、映画を撮ってはいない、という姿勢を貫きつつ、こういうふうに、とても政治的な映画を仕上げてしまったわけである。

当然、イラン国内では上映禁止になったが、国外では、賞もとっているし、こういうふうに我々は見ることが出来ている。それは、やはり、相当に、感動的なことというべきなのだろう。

ただし、映画としていうと、たぶん運転台のところに置かれたままになっているカメラの映像が主体になっているわけだから、波乱があるとか、変化がある、というのでは、もちろんない。

すこし予備知識を持ってみた方がいい映画である。

2017年5月に映画館で観た映画(その2)


2017年アカデミー作品賞作品が公開されているので、以下は、それを見比べた感想。

「ムーンライト」
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マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけ。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。
2016年 アメリカ 111分
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(5/17渋谷)

「アイデンティティを模索する」とあるだけだったから、何のことだろうと思って見始めたのだったが……、ネタバレになるから、具体的には書かないことにするが(とはいってもこのサイトのあらすじに「友情以上の思い」と書いてあるのだから推察は可能)、最後のところは、かなりがっかりした。
もちろん、麻薬に汚染されたマイアミのダウンタウという、彼の生まれた環境の描写はとても丁寧だし、少年時代のシャロンに父親のように接してくれる麻薬ディーラー(助演男優賞のマハーシャラ・アリ)の存在感も抜群。
そういう意味では、映画としての出来は悪くはないのだが、でもこれが今年の作品賞? とは思う。
去年からの白人偏重という批判に審査員たちがびびった結果なのでは、と誰もが思うだろう。

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
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アメリカ・ボストン郊外で便利屋として働くリーは、突然の兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻ってきた。兄が遺した16歳の甥の後見人となったリーは、この街で起こった過去の悲劇と向き合っていく。
俳優マット・デイモンがプロデューサーを務めたことでも話題を集めている本作は、一人の男の絶望と再生を、時折ユーモアを交えながら丁寧に紡ぎ出した珠玉の人間ドラマ。主人公リーを演じるケイシー・アフレックは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。
監督 ケネス・ロナーガン
本年度アカデミー賞6部門にノミネートされ、主演男優賞と脚本賞の2冠に輝いた話題作。
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(5/18・22 恵比寿ガーデンシネマ)

私としては、この映画が、当分の間は、今年度最高である、と断言してはばからない。

ハリウッド映画にしてはずいぶんと地味なつくりで、派手なところはひとつもない。だから、公開されているのは、ミニシアター系映画館だけになる。
が、さすがに「脚本賞」をとっただけあって、とてもよく練り上げられた映画だと思った。

実は、最初に一度見て、こういうのは、ぜひ家内といっしょに観るべきだと思い見直したのだが、二度目の時の方が、細かいディテイルの意味がはっきりしてきて、感動は深かった。

主演男優賞のケイシー・アフレックは、過去の悲劇から立ち直れないでいる無骨な男をうまく演じている。彼を慮りながら死んでいったその兄、リーに小さい頃から親しんでいた甥のパトリックの存在がとてもおもしろい。
彼に振り回されながら、次第に過去とまともに向き合うようになるリーの内面の変化が、美しい画面とともに説得力のあるかたちでつづられている。

冒頭と最後の方で二回、リーが酒場で暴力をふるうシーンがあるが、最初の時は、単なる乱暴者にしか思えなかった彼の振るまいが、最後のシーンになると、彼が、どうやっても精算できないでいる過去の悲劇(別れた妻は、すでに立ち直り、新しい人生を送っている)の重さを我々に教えることになっている。

亡き兄が、彼のために用意した甥の後見役という立場を捨て、町を出て行く結末は、ハリウッド的な安易さを拒否していて、とても説得力がある。
世間を知る大人の人にぜひ見てほしい映画である。

「メッセージ」
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「プリズナーズ」「ボーダーライン」などを手がけ、2017年公開の「ブレードランナー 2049」の監督にも抜擢されたカナダの鬼才ドゥニ・ビルヌーブが、異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。主人公ルイーズ役は「アメリカン・ハッスル」「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。その他、「アベンジャーズ」「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカー受賞のフォレスト・ウィテカーが共演。
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(523渋谷HUMAXシネマ)

こちらは、かなり手の込んだSF。コンタクトを求めている異星人の言語というのが独特で、そのためにアメリカ一の言語学者が動員され、その絵みたいな言語をすこしずつ解読していく、というあたりは、謎解き的な興味もあっておもしろく観ていたが、最後の時間のトリックのような結末に至って、肩すかしを食わされた感じがした。
その点では、「インター・ステラー」ととてもよく似た印象の映画であった。

こういうのが好きな人はいるのだろうな、とは思うが、私は、駄目です。ちょっと騙された気分になるところがいやなので。
このへんは、好みが分かれるところでしょう。

「ライオン」
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インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、「キャロル」のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。1986年、インドのスラム街で暮らす5歳の少年サルーは、兄と仕事を探しにでかけた先で停車中の電車で眠り込んでしまい、家から遠く離れた大都市カルカッタ(コルカタ)まで来てしまう。そのまま迷子になったサルーは、やがて養子に出されオーストラリアで成長。25年後、友人のひとりから、Google Earthなら地球上のどこへでも行くことができると教えられたサルーは、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、本当の母や兄が暮らす故郷を探しはじめる。
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(5/24渋谷シネパレス)

実話に基づく。
サルー少年が、間違ってカルカッタに来てしまい、孤児院に入るまでのプロセスは、とてもおもしろい。インドが広い国であることを痛感させられる。

やがて、オーストラリアの富豪のところの養子になるが、そこからあとの展開は、そんなにおもしろくない。
成人したサルーが、自分の故郷を探すために、仕事も辞めて、Google Earthだけをたよりに、探し続ける、というのを映像にするのはむずかしいだろうが、でも、つまらないものはつまらないというしかない。

養子にもらった夫婦は、子供ができなかったわけではなく、あえてそうしたのだというあたりにメッセージが含まれているが、二人目に養子にした子(精神的な問題があり、成人後はドラッグに溺れている)のことは、あまり描かれていないし、すこし説明が足りないようにも感じる。

Google Earthで故郷を見つけてからは、予定調和的にすすむが、それまでの主人公の葛藤にどの程度共感できるか、という点が評価のポイントになるだろう。本人の悩みはわかるが、それが普遍的な問題になるとは思えないところが、一番物足りないところである。

ただし、かなり以前からずっと映画館にはかかっていて、私が観たときは、朝1回目だったせいか、ほとんどはおばさん、途中、みんなハンカチを出していたみたいだから、それなりに共感を得てはいるのだろう。

2017年5月に映画館で観た映画(その1)

5月は、名画座にもよく行ったし、今年のアカデミー賞にノミネートされた映画も見比べることができた。

「殺されたミンジュ」
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「嘆きのピエタ」「メビウス」の鬼才キム・ギドクが、少女殺人事件を発端とする暴力の連鎖をスリリングに描いたサスペンス。
5月のある晩、ソウル市内の市場で女子高生ミンジュが屈強な男たちに殺害された。しかし事件は誰にも知られないまま闇に葬り去られてしまう。それから1年後、事件に関わった7人の容疑者のうちの1人が、謎の武装集団に拉致される。武装集団は容疑者を拷問して自白を強要。その後も武装集団は変装を繰り返しながら、容疑者たちを1人また1人と拉致していく。そして容疑者たちの証言により、事件の裏に潜んでいた闇が徐々に浮かび上がっていく。謎の集団のリーダー役に「悪いやつら」のマ・ドンソク。「ファイ 悪魔に育てられた少年」のキム・ヨンミンが1人8役に挑んだ。
2014年 韓国 監督 キム・ギドク
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(5/7キネカ大森)

復讐劇かと思っていたら、やる方もやられる方もそれぞれに問題を抱えているという構図になっている。上の命令にはさからえない、というのが、少女の暗殺に関わった連中の言い分だが、彼らを罰しようとする「謎の集団」にも、同様の現象が起きていて、正義はどこにもない、ということになる。ミステリーとしては、未解決のまま終わったような感じを受ける。が、最後は、徹底的なやり合いになる。
それにしても、韓国映画の暴力描写はまことに徹底していて、見ているだけで痛い。

The NET 網に囚われた男
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「嘆きのピエタ」の鬼才キム・ギドクが、事故で北朝鮮と韓国の国境を越えたために理不尽な運命にさらされる漁師の姿を通し、弱者が犠牲となる現代社会の闇をあぶり出した社会派ヒューマンドラマ。北朝鮮で妻子と平穏な毎日を送っていた漁師ナム・チョルは、ある日の漁の最中に網がエンジンに絡まり、韓国側へ流されてしまう。韓国警察に身柄を拘束された彼はスパイ容疑で激しい拷問を受け、韓国への亡命を強要されながらも、妻子のもとへ帰りたい一心で耐え続けるが……。「ベルリンファイル」などの実力派俳優リュ・スンボムが主人公を熱演。残忍な取調官役を「殺されたミンジュ」のキム・ヨンミン、主人公の帰りを待つ妻役を「メビウス」のイ・ウヌがそれぞれ演じた。
2014年 韓国 監督 キム・ギドク
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(5/7キネカ大森)

韓国の南北問題を、非常にわかりやすく描く映画。
北朝鮮の漁師が韓国側の海に流されたのは単なる故障のため。しかし、南は、彼を洗脳しようとし、それを拒んで帰国したあとにもきびしい監視が待っている。

今回のキム・ギドク監督映画二本立て特集を見て、さらに韓国映画への興味がわいた。

映画「地獄の黙示録」
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サイゴンのホテルに滞在していたアメリカ陸軍のウィラード大尉は、軍上層部からカーツ大佐の暗殺を命じられる。カーツ大佐は任務で訪れたカンボジアのジャングル奥地で勝手に自らの王国を築きあげ、軍から危険人物とみなされていた。ウィラード大尉は部下たちを連れ、哨戒艇で川をさかのぼってカーツ大佐の王国を目指すが、その途中で戦争がもたらした異様な光景を次々と目撃する。
日本初公開は1980年。2016年公開のデジタルリマスター版による。
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(5/11早稲田松竹)
公開時には、映画館では観なかったが、DVDいやビデオでは観ている。
前半の、ベトナム戦争の描写は、やはり強烈。
後半、哨戒艇で王国を目指すところから、前半の明快さが失われ、暗示的になってくる。最後のところ(ウィラード大尉によるカーツ大佐殺し)は、いろいろな解釈が可能だろうが、自分が帝国の王にとってかわったと理解すべきなのだろう。

「イージー・ライダー」
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アメリカの真の姿を求め、自由な旅を続けた2人の若者の物語。
マリファナの密輸で大金を手にしたキャプテン・アメリカ(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、大型オートバイを買い、旅に出た。2人は、自由の国アメリカの幻影を求めて、フロンティア精神の母体、南部をめざし、気ままにオートバイを走らせた。途中、一人のヒッピー、ジーザス(アントニオ・メンドザ)を同乗させた二人は、彼の案内でヒッピー村に入っていった。しかし、村の住人たちは、行動で自由を表現する...
監督 デニス・ホッパー。脚本 ピーター・フォンダ・デニス・ホッパー・テリー・サザーン
1969年作品。
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(5/11早稲田松竹)

ヒッピー文化の終焉を伝える映画だと理解した。
イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」の映画版だと思いつつ観ていた。
その意味では、「地獄の黙示録」よりはるかにわかりやすい映画であった。

「スプリット」
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「シックス・センス」「ヴィジット」のM・ナイト・シャマランが、ジェームズ・マカボイを主演に迎えてメガホンを取ったサイコスリラー。見知らぬ男に拉致され、密室に閉じ込められた女子高校生3人組は、監禁場所で神経質な雰囲気を漂わせた男を目にする。男が部屋から立ち去り、必死に脱出方法を思案している最中、ドアの外から男と女が会話する声を耳にした3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたのは、女性の服に身を包み、女性のような口調で話す先ほどの男だった。男には23もの人格があり、9歳の少年やエレガントな女性など、ひとりの体の中で人格が激しく入れ替わっていく。そして、そんな男に24番目の人格が現れ……。マカボイが多重人格の男を演じ、シャマランの前作「ヴィジット」に続き、「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」など人気ホラー作品を手がけるジェイソン・ブラムが製作を務める。
製作・脚本・監督 M・ナイト・シャマラン
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(5/15 TOHOシネマズ日本橋)

「シックス・センス」でみごとに騙されたので、依頼新作が出るたびに、映画館やDVD等で観てきているが、これを超える作品をこの監督は作っていないのではないか。
監禁犯が23人格ということは、予告編から強調されたいたことなので、それを知ることの驚きはない。映画的には、ひとりの役者が23の人格を演じわけることになるわけで、なんだか、一人芝居を観されられている感じになる。
結末も意味ありげではあるが、やはり、スカの部類に入るだろう。

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