貞操問答

昨日、おしゃれ３０（おしゃれ・さーてぃ【名】――個人の呼称です）からメールがありました。

「衛星放送でシカ様（※スガシカオ）のライブが放送するらしいよ、あなたんちで観れる？」
返信。で、返ってきました。以下内容。
「なべのふたでは観れないんじゃないかなあ…」
「Ｋ（高校の同級）は見れたって言ってた。」
「あなたのお友達はユニークな子が多いのねぇ。」

Ｋさんが昔言ってました。
思い付きで、お父さんと屋根に上って鍋蓋を取り付けたら見れた。やった！タダじゃん！と喜んだのも束の間、「近くで衛星放送を不法で受信されている形跡があすんですが、心当たりありませんか？」とスーツ姿の人が来たらしい。ホントかどうかは不明。

「学祭で会ったときは普通の親子に見えたのになぁ。」と、おしゃれ30。
私、「世の中、普通に見える人が一番妙なんだよ。」

で、そこから話題がずれていきまして。

「でもさ、スガちゃんが好きならさ、不法に音楽落とそうとか、映像観ようとかするのはスガちゃんに対して申し訳ないとは思わないのかねぇ。」

もうこの時点で、電話していました。

「大体、アルバムが出たら三枚買いたいわけよ。でもね、お金ないの。だからせめて、一枚でも貢献したいじゃない！」
「最近テレビで見る度痩せてって…紅白観たでしょ、冠次郎の合間に！腕とかあんなに細くなって！睡眠時間ちゃんと取ってるのかな。ご飯だけは、ちゃんと食べていて欲しいわぁ」
黙っていた彼が一言。
「あなた、シカさまの愛人？」
「いや、いちファン。」
「でもその、報われない感じとか、陰ながら応援とか、貢ぐところとか？愛人体質だよ。一体この７，８年の間にいくら貢いできたの」
「自覚はないけど、高校のときＴ子さん（母親）が、
『あなたが実家に戻るまでの間、私はいくらほど音楽雑誌を手に取ったか分かんない。あとワケ分かんない、マイナーな売れそうもないCDの受け取り！帰省するたび予約するのよ、うちの娘は！』
って、娘本人によく言ってたよ。」
「じゃ、昔からダメだったんだ…
あ、シカさまに貢くらいなら僕にバレンシアガのシャツ買って？四万くらいだから一ヶ月ぼちぼち働いたら買えちゃうぞ？きっと似合うんだよね、僕」

これ、去年からの口癖です。