■決勝
| 64 | 2006年 7月 9日 | ベルリン | ITA:FRA | 1-1 (1-1, 延0-0) PK戦5-3 |
ゴール:
10. ジネディーヌ・ジダン
23. マルコ・マテラッツイ (19')
関連情報
・ITA 1-1 FRA(PK5-3):試合レポート
・イタリア、24年ぶり優勝=PK戦でフランス退け、4度目王座
・「非常に戦術的な争いだった」
・マッチ64/バドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチ:アンドレア・ピルロ (イタリア)
・ITA-FRA(マッチ64):選手コメント
・ITA- FRA(マッチ64):監督コメント
結局はマテラッツィがこの決勝の主役となりました。ジダンが得点したPKのもととなったマルダへのファール(これは違うような気はしますがね、でも後でこりゃPKだわってのはやってました)や同点となるヘディングゴール、そしてジダンの退場となった会話といった感じで、いつもこの男が現れました(笑)
立ち上がりから両チームともゲームを支配したいといった気持ちが見え、中盤からなんとも激しい戦いでした。こんな戦い方を続けてたら終盤までもつのかなと思いましたが、案の定、終盤は間延びしてお互い決定的なシーンを作れなくなりました。
もともとイタリアはこの大会を通してどうしても終盤に運動量がガクッと落ちますが、そこからなんとか粘りをみせるのがこのチームの強みだったのかもしれません。明らかに後半はフランスの方が優勢でしたからね。でもそのフランスもジダンの一件や さすがのアンリも足をつってしまうなど、結局両チームとも後一歩の所へ行けなくなります。
ただ、リッピは最後まで積極的にメンバーを交代して、選手にメッセージを送っていたのに対し、ドメネクはフリーズ状態になっていたところがフランスにとっては残念ですね。確かにイタリアは大会を通して様々な選手を使っているので、ある程度選手を信頼して送り出すことができますが、フランスはどうしても固定メンバーでやっていたことから膠着している時に代えづらくなったのでしょう。
しかし最後までジダンは輝いているはずだったんですがね。何故ここで、この場面でこういった行為をしてしまったのか。こんなことあり得ないでしょう。たぶんフランスの皆はジダンのためにといった気持ちでここまで来たと思います。そんなチームメイトの気持ちを最後に切ったのもジダンなんでしょう。そういった意味ではこのゲームを決めてしまった一瞬だったのかもしれません。
その後はちょっとゲームは荒れてしまうかなと思ったのですが、でも意外にお互いクリーンなプレーを心がけてましたね。これ以上ゲームを壊したくないといった選手間の意思が見えたのは唯一の救いでした。
そしてPK戦となりますが、ここまで来たらほんと致しかたないですからね。これはなるようにしかなりませんからね。でもここでイタリアってのはどーなんだろうと注目して観てたのですが、しっかり全員が決めたところがこのチームが優勝に値するのかなと。
イタリアチームを考えた時に、あの優勝が決まってからの喜びようやカモラネージュが断髪してたりと、けっこうチーム内の雰囲気がいいんでしょうね。大会前に発覚したユーベの問題から、チームへの悪影響がといったことが言われてきましたが、ほんと全選手一丸となっている感じがしました。
最後のメダル授与にはジダンって出れないんですかね?まー出れても本人的には出たくないでしょうがね。ある意味最後に新たな伝説を作ったと思います。この話はその後色々な場面で出て来るでしょうからね。
これで個人的にはMVPはカンナバーロに決定なのですが、FIFAは誰を選ぶでしょうか。最後まであのプレーを続けていたらジダンってのもありだと思いますし、最後のPKをバンバン止めてたらブッフォンってのもありかなというのはあるんですがね。