考える蛙

技術ログ、思いついたこと色々。

KDE

KDE 4.2で遊ぶ

少し検索しただけではKDE 4.2についての細かいマニュアルが見つからない。紹介記事の画面キャプチャでは3D表示が紹介されているので、Vistaのような表示が出来るはずなのだが・・・。多分システム設定辺りだろうと想像し、色々と試行錯誤してみた。まぁE7221チップセットのグラフィックでは豪華なエフェクトを多用するのは辛いのだろうが・・。

まずはSystem Settingsを表示する。

Menu > Computer > System Settings

General TabのLook & Feelカテゴリ中にあるDesktopを選択する。Configure desktop effectsで色々と調整できるようだ。

1.Effect for window switching
Alt + TabによるWindow切り替え表現の選択
Box Switch : 縮小化されたWindowアイコンが表示される。
Present Windows : 画面全体に最小限の縮小サイズで各Windowが表示される。
Cover Switch : iPodのアルバム選択画面の様に表示される。
Flip Switch : まんまVistaの様に表示される。

2.Effect for desktop switching
仮想デスクトップの切り替え表現の選択。仮想デスクトップは左下のメニューバーによる切り替え以外にも、壁紙が表示されている部分でマウスのホイールを操作するとで切り替えが可能となっている。
slide  : Windowsが横からスライドしてくるような表現
Cube : サイコロを横に回転する表現で切り替え
意外と分かりやすいCubeを選択中。

この他にもAll EffectsタブでDesktop Cubeを有効とすると、Ctrl+F11押下で仮想デスクトップ1〜4が立方体にマッピングされた状態で画面に表示される。実用機能ではないが見た目は楽しいかも。


Debian LennyでKDE 4.2

Debian Etchでも最初のbootパラメータでKDEのインストールを指定可能ではあった。

http://www.debian.org/releases/stable/mips/ch06s03.html.ja#pkgsel

Debian Lennyからはインストール時にメニューでデスクトップを選択出来る様になったので、目的に応じてGnome,KDE,Xfce,LXDEと手軽に選択でき便利である。しかし、KDEは3.5系と古いことが残念。Debianは安定志向なので3.5は必然の選択ではあるが、所詮は個人の環境。やはり最新のKDE4.2を使ってみたい。調べたところ意外と簡単であったが、インストール方法が4.1から変更になっている様なので、2009/5時点の方法へのリンクをメモしておく。

http://pkg-kde.alioth.debian.org/kde4.html

上記のURLの通りにsources.listを設定し、aptitude updateすることでインストール可能となる。インストールするパッケージはkde-full。但し、testingをsources.listに追加しているので、aptの設定ファイルを追加し、Default-Releaseはlennyと明示した方が安全だと思う。

なにわともあれ、KDE3.5より明らかに動作が重いが見かけかっこいいので良しとする。

追加
4.2とVirtualBoxのシームレスモードとの相性はいまいち。使用するとWinのWindowが何処かに行ってしまい、戻すことが出来なくなる。


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