2011年10月03日

ソロテントの選び方

お世話になった方からソロテント購入の相談を受けました。



自分自身が今まで使ったことのあるソロテントは3種。そのうち現在も購入できるものはモンベルステラリッジ(三人用)、アライエアライズ(二人用)になります。


モンベル                 アライ

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この程度のソロテントの経験しかありませんが、ポイントと思われる点をいくつか書いてみます。


1、重量

ソロテントの場合、軽量であることは大変重要です。なんせ自分の家を自分で運ぶわけですからね。ただ私は一人用と言われる幅の狭いテントをあまり勧めません。テント泊の装備は結構な量です。二人用と言われるエアーライズ2でも横幅は130センチ。100センチのエアーライズ1との重さの差は190g。横幅30センチの差は住空間としては非常に大きいです。
重さに関してはホームページ等で調べてみてください。
PCのブラウザに「山岳テント 軽量」とでも打てば色々出てくると思います。

2、入口の向き

上の写真を見てください。
モンベルのテントはテントの辺の長いほうに入口があります。
アライのテントは辺の短いほうに入口があります。
住空間の快適さではモンベルのようなタイプの方が出入りがしやすく、またフライシートとの間にできる前室の空間は広くなります。
アライのような入口の向きは強風化でのキャンプに適しています。山では風向きの反対側に入口を持っていきますので、風に対して細い方が空気抵抗が小さくテントを飛ばされにくくなります。
硬派な山がメインなら(穂高は十分硬派ですw)アライのような入口を勧めます。
ただテント場は山小屋の近くにありますから強風が予想されるときは事前に小屋に避難すればすむ事ではあります。

3、2重壁構造の勧め

大抵の山岳テントは本体にフライシートをかぶせる2重壁構造になっています。まれに軽量化のために1重壁のものがありますが、山では結露でテント内が濡れやすいので2重構造をお勧めします。前室というスペースもできますしね(普通靴なんかは前室においておきます)

4、国産テントと海外テント

今までの日本の山岳の世界では国産テントへの支持は絶対でした。モンベル、アライ、プロモンテ(旧ダンロップ)、エスパースの4社に新参のスノーピークを加えれば95%は越えていたのではないでしょうか?
多湿で風の強いところでのテント泊が多い日本にあわせて研究開発されてきていますから、国産のテントへの信頼は絶大です。
ただ近年、若いトレッカー中心に見かけるようになった海外からの輸入テントはデザインに優れておしゃれです。正直浮気したくなることもあります。
使ったことがないのでなんともいえませんが、MSRやブラックダイヤモンド等のハードな山用品を作っているメーカーの物は何も問題なく利用できるだろうと思います。
私は最初のテントは有名メーカーのものなら自分の気に入ったデザインの物でいいように思います。
だって気に入った家で寝るのって結構大事ですよね。


以上長々書きましたが、積雪期でない以上日本の山ではテントが原因で死に至るなんてことはまずないだろうと思います(張る場所や使用方法の問題ではあるかもしれません)
軽量と言っても500gくらいの差は大したことないだろうと思います。


こんな所が私がソロテント購入に関してできるアドバイスになります。
後はご自身で「ああでもないこうでもない」と考えてご購入下さい。
山用品って自分でいいと思って買った物なら、人にけなされても結構愛して使うことができるので・・・。


kido2341 at 10:40│Comments(0)TrackBack(0)登山技術 

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