2019年06月10日

予報と現実

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気象庁の天気予報は一日3回
5時、11時、17時に更新されます。



昨日の八ヶ岳縦走にご参加予定だったお客様には
判断が遅れてご迷惑をおかけしました。
中止の決定を朝5:00の天気予報で急遽決めたため
自宅を出発する前に連絡が間に合わなかったお客様には
集合場所まで来ていただいたところでの
中止となってしまいました。

基本は前日の17時の天気予報を最終として
催行の可否を決断するようにしてまして
今回のように当日の朝の集合場所で急遽中止にしたのは
20年間で今回が3度目です。

一応説明しておきますと(言い訳にしか聞こえないと思いますがw)
前日17時の段階では天気は良くはないものの
‐なくとも当日の入山に支障が出るほどではなかったこと。
梅雨時の信州は予報通りにならないことが多く
良い方向になる可能性をゼロとは思わなかったこと。
5げ垢そこまで低くなる予報でなかったこと

それが当日5時の予報では
‘山時も雨に降られる可能性が大になったこと
気温が予想より下り「雷」の文言が入ったこと

と、悪い方向に変化していました。

我が社が天候でツアーを中止にする場合の線引きは
「危険かどうか?」と「楽しそうかどうか?」です。
梅雨時なので雨は降る可能性は最初から織り込み済みです。
前日の段階では初日は展望が期待できないほどの
予報ではなかった。
二日目以降も危険というほどではないし
初日が良ければまったく楽しくないとも言い切れないと思いました。

しかし翌朝の予報では
入山時も雨の可能性が高くしかも翌日の縦走中に
雷の可能性が指摘されました。
実際雷が鳴ることは無いだろうと思いましたが
雷が鳴る可能性が追加されたのは気温が低いということです。
こうなると「危険」も「楽しそう」も僕の線引きに引っかかり
代案もないので中止が一番ということになりました。
この辺りまでは「予報」をもとに考えました。

しかし最終的に決断したのはライブカメラの映像です。

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上は決断した時の画像ではありませんが
帰宅後に保存した9:50(入山頃)の八ヶ岳の画像です。
本来どのように見える場所かといえば・・・・

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他のライブカメラもチェックしていますが
このどんよりした画像を見て「楽しそう」と思う人はいませんよね。
ちなみに現在、二日目11:10はというと・・・・・・
(縦走してれば赤岳付近)

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やっぱり楽しそうな天気ではありません。
迷惑かけましたがやめといてよかったなと思っています。

ところでこのライブカメラの映像は予報ではありません。
これは「現実」です。
現実ですから予報とは精度において比較になりません。
現代は便利な世の中になり「現実」を
見ることができるようになりました。
雨雲レーダーや雷雲レーダーもアメダスの雨量計も現実です。
山の天候判断において予報だけを頼りにする時代では
もうないのかなと思っています。


kido2341 at 11:32│Comments(0)

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