2018年11月14日

イェーツの墓碑

アイルランド特集ber
Drumcliffe1

Drumcliffe6 ベンブルベン山の麓、スライゴー郊外の小さな古い教会を訪ねた。ハイクロスが並びいかにもアイルランドな風景である。このドラムクリフ教会には、ノーベル文学賞を受賞したアイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェーツの墓があるのだという。恥ずかしながら英文学など無縁な僕は、この旅をするまでW.B.イェーツのことなど全く知らなかった。だが、彼の墓石を眺めながら、刻まれた詩の説明を聞いて彼をちょっと好きになった。祖先がこの教会の司祭だったこともあり彼はここに簡素な墓を立てて眠ることのを望み、生前に自分の墓碑銘を記したのだという。

Drumcliffe2

Cast a cold Eye
On Life, on Death.
Horseman, pass by!

冷めた目を
生と死に投げかけよ
馬上の旅人よ、去れ!

説明と僕の感じ取った解釈が正しければ、彼の望むように僕は、冷めた目で彼の墓石を眺め、人の死を意識する間もなく立ち去ったのだった。(この詩の最後のHorsemanは彼自身であり、人生がはかなく通り過ぎるものであることを謳ったものだ、との解釈もあるらしい。)

Drumcliffe3Drumcliffe5
左:自分の詩を眺めるイェーツの像

Drumcliffe4
ドラムクリフ教会内


↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  

2018年11月13日

スライゴーへ

アイルランド特集ber
アイルランド景色2

 北アイルランドのロンドンデリーからアイルランド北西部のスライゴーへロングドライブである。朝は晴れた。しかし、アイルランドの天気は信用してはならない。30分も行けばすぐさま雨空に変わったりする。だから虹を見ることも多い。だから冬でも緑が広がっているのだ。延々と走るが相変わらず緑の牧草地に羊、牛、馬、牛、羊、羊である。羊たちの背中には赤や青のペンキで印が書かれている。ちょっと景色の絵を乱すなぁ。地方都市周辺によくある工場群も見当たらない。急峻な山も見当たらない。山といえば、スライゴーに近づいた辺りでベンブルベン(Benbulbin)という変わった形の山を見たぐらいである。

アイルランド景色1アイルランド景色4
アイルランド景色3
アイルランド景色6アイルランド景色7
アイルランド景色5


↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  

2018年11月12日

アイルランドで食べたもの:その1

アイルランド特集ber
SousageIre2

Guiness これまで食べたもの紹介。「アイリッシュ・ソーセージ」:アイルランド人にはポピュラーな食べ物だというソーセージ。この後、いくつか食べたが全般に噛みごたえが柔らかい気がする。朝食に出たソーセージにすごく美味しいものがあって驚いた。「フィッシュアンドチップス」:こういうイギリス色の食べ物も多い(朝食もイギリス式)。魚はタラ。おいしいが、いつも通り半分を超えるとちょっともたれてくる。それをアイルランドの誇るギネスビールで流す。「アイリッシュ・シチュー」:肉じゃが風で具が多く食べごたえがあった。この後、ビールで煮込んだギネスシチューとか、羊肉シチューとかも食べた。いかにもアイルランド伝統の味。で、すべての料理に共通すること。それは、いつもジャガイモが添えられていることである。とにかくアイルランドはジャガイモだ。ジャガイモの入ったシチューの皿にはマッシュポテトとゆでジャガイモ、ジャガイモの和え物という念の入れようだ。

IrishStew3
アイリッシュシチュー
。最上の写真はソーセージ

Fish&ChipsIre1
フィッシュアンドチップス


↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  

2018年11月11日

ボグサイドの壁画

アイルランド特集ber
bloodysunday1

bloodysunday11 ロンドンデリー(北アイルランドの人は単にデリーと呼ぶ)に来たなら行っておきたいところがあった。「血の日曜日事件( Bloody Sunday、アイルランド語:Domhnach na Fola) 」の舞台となったボグサイト地区である。北アイルランド紛争のことは何も知らなかったがこのエリアの壁画に興味があった。血の日曜日事件は1972年1月30日、イギリスの強権的政策に抗議し、公民権を主張するデモ行進中の非武装の市民27名が英国軍によって銃撃された事件。14名死亡、13名負傷。イギリスで「厄介事(The Troubles)」と呼ばれる北アイルランド問題はこのボグサイドの戦いから始まったという。ホテルからそこまでは歩いて行けそうだと判断して、まだ明けきらぬ暗いうちから街を歩く。小雨が降っていた。目的地に近づくにつれ、町並みの印象が大きく変わった。あちこちの民家の壁に大きな絵が描かれているのが照明に浮かび上がっていた。その醸し出すムードはちょっと不気味である。壁画の絵柄は平和を謳うものや当時の公民権運動のものであった。しばらく行くと一角に事件犠牲者の慰霊碑が立っており、近くには「フリー デリー博物館」なるものもあった。そして先の広場に文字が書かれた白い壁(碑?)が現れた。「YOU ARE NOW ENTERING FREE DERRY」とある。ここはバリケードがあった場所で、ここから先はカソリック系住民(アイルランド住民)が守られたエリアであったことを示している。住宅地なのに辺りの空気が重い。壁画がはっきりと訴えるシリアスな記憶が生々しく街路灯に浮かび上がっていた。昨日のロンドンデリーとは全く違った印象に残る朝散歩であった。

bloodysunday3
bloodysunday4bloodysunday5
bloodysunday6bloodysunday8
bloodysunday7bloodysunday9
bloodysunday10

↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  

2018年11月10日

ロンドンデリー街散歩

アイルランド特集ber
ロンドンデリー8

ロンドンデリー6 ロンドンデリーの街を歩く。宿泊先のホテル前のフォイル川にはピース橋という名の歩道橋が架かっている。これは川を挟んで旧カソリック系住民が住むエリアと旧プロテスタント系住民が住むエリアを結ぶという意味合いが込められているという。北アイルランド紛争で重要な拠点となったこの街は城壁都市である。ピース橋のたもとから坂を登り城壁をくぐり旧市街に入る。聖コロンブス大聖堂まで行き、そこから今に残る城壁の上を歩いて街に戻った。街では学生たちによく出会った。学生の街でもあるようだ。旧市街のショッピングセンターにも立ち寄ったが、街が地味めに見えたのは、この曇り空のせいだろうか。
下にその時の映像を載せました。

ロンドンデリー3
フォイル川に架かるピース橋

ロンドンデリー2ロンドンデリー1
左:ギルドホール 右:城壁をくぐって旧市街地に

ロンドンデリー4ロンドンデリー10
ロンドンデリー9ロンドンデリー11

城壁の上を歩く
ロンドンデリー7ロンドンデリー5


その時の映像。一緒にロンドンデリーを歩きませんか。


↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  

2018年11月09日

ロンドンデリーのギルドホール

アイルランド特集ber
ギルド1

ギルド5 北アイルランド第二の都市ロンドンデリーにやってきた。まずは中心部にあるネオゴシックのレンガ造りが美しい「ギルドホール」を見学。中に入って驚いた。この建物は市役所として使われているというのに、蜘蛛の巣が張り、コウモリが飛び交い、化け物屋敷になっていた。おまけにドラキュラ、骸骨も並んでいる。聞けばこのおどろおどろしい様相はハロウィンのディスプレイということであった。アイルランドのハロウィンディスプレイはさすが本元、結構シリアスで一般の店舗でもいいのか?と思えるほどスプラッター系やソンビ系のものもあって、少しも可愛くないのだ。ということでこの建物の美しいステンドグラスもパイプオルガンもハロウインの印象に乗っ取られたのだった。

ギルド4
ギルド2ギルド3
ギルド6ギルド7
ギルドホールギルド8




↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  

2018年11月08日

ジャイアンツ・コーズウェイ

アイルランド特集ber
コーズウェイ2

 ついに北アイルランドの北の海に出た。眼の前に荒々しい海岸線が現れた。ここは伝説の巨人が造り上げたという海岸、世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェイ」。六角柱のおびただしい石柱が連なって広がる不思議な景観である。これらの石柱は遠い昔の火山活動で生まれたものらしい。崖の中腹までミニトレッキングを試みる。途中雨が降り出した。暗い空、雨、風、波、雄大な景色の中に老人は吸い込まれそうになったのだった。

コーズウェイ8
コーズウェイ7コーズウェイ4
コーズウェイ6コーズウェイ3
コーズウェイ9コーズウェイ10
コーズウェイ5




↓↓ブログランキングに参加しています。下記バナーを応援クリックしていだけたら幸いです。
banner_02

〈ヨコ旅メインページへ〉
  
Copyright © KID All Rights Reserved.