2017年03月26日

チビタベッキアを歩き出す

西地中海Bar
チビタ1−4

 「何も無い町」という言葉の「何」とは何だろうか。何があれば「何も無い町」と呼ばれないのであろうか。だが、ヨコ旅は「何も無い町」などありえないではないか、と思っている。遺跡?カテドラル?博物館?、それはこの小さな田舎町にだってある。観光スポットは往々にして退屈なものだ。時に観光スポットによって町の印象が惑わされることがある。「何も無い町」と人から聞いたここチビタベッキアの町を歩き出して少し興奮しているのは、自分の足で何かを探す喜びに高揚しているからだ。横丁の角に隠れているもの、窓から顔を出す人の顔、旅は「何も無い町」と呼ばれる町の方が実は楽しいのだ。
「本当の旅の目的は、新しいものを見る事ではなくて、新しい目を持つ事である」/マルセル・プルースト

チビタ1−2チビタ1−5
とりあえず歩き出す。

チビタ1−1
道端ガソリンスタンドの風情がいい。

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街のあちこちにスーパーの案内サインがある。スーパーぐらいしか観光スポットが無いのか。それとも船を降りた客たちにスーパーは欠かせないのか。

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目立たない田舎町風情を楽しむ。


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2017年03月25日

チビタベッキア入港

西地中海Bar
チビタ入港1

 夜明けとともにローマの外港といわれる「チビタベッキア」に入港。天気は晴れ。デッキから初めての土地に目を凝らすが、高層ビルも無く平坦で地味な街並が広がっている。チビタベッキアは古い要塞の一部は残っているものの、先の大戦で歴史的建造物の多くを失ったという。乗船客の多くは、ここから1時間の以上の移動をかけてローマへのバスツアーに参加したり、電車でローマに向かったりするのだが、僕らは「何も無いよ」といわれたチビタベッキアの街そのものをぷらぷらと散策することにした。朝一番で下船し、そこからは全くのフリー。朝起きたら自分の足でいきなり町探検といった気分は船旅で味わう醍醐味である。それも全く事情を知らない田舎町となると一層心弾む。さて、歩き出そうか。でもどこに向かって?

チビタ入港4
チビタ入港2チビタ入港5
チビタ入港3



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2017年03月24日

ジェノバ出航

西地中海Bar
ジェノバ出航1

 夕刻6時、ジェノバ港を出航する。出航に際して特に何かあるわけではない。静かな出航である。イタリア客船MSCにとっては何度も何度も繰り返している日常である。しかし、旅人は違う。小雨降る寒いデッキに立って、旅への期待感を募らせる。南へ、ローマへ。明日は晴れるといいな。この時の一コマを下のヨコ旅映像で。



ジェノバ出航2


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2017年03月23日

ジェノバ港から乗船

西地中海Bar
ジェノバ乗船1

 イタリアはジェノバの港に着いた。西地中海クルーズの始まりである。乗船する船は137,936トン(乗客3,250人)の大型客船MSCスプレンディダ。あいにくの小雨模様だったが、乗船さえすれば、後は荷物置きっぱなし、いつでも食べられいつでも寝られる、船頭任せののんびり旅、クルーズ乗船時に沸き起こるあの開放感に浸れる。チケットの確認と荷物検査を終えて乗船。今回は初めてのベランダ付きの部屋なので、早速部屋に入って興奮する。出港は夕刻なので、まずはクルーズ船乗船時のお決まり、ビュッフェレストランに行って食事をする。多くがそうだが、街の中心地の繁華街を頭とすると、港は足元になるわけで、港の景色というのはたいがい地味なものである。ジェノバの港もそうだったが、部屋に入った安堵感からか、彩度が落ちた小雨の港にもどこかあたたかな旅情が感じられるのだった。ベッドに寝転んで海を見る、やっぱりいいねぇ。

ジェノバ乗船2ジェノバ乗船5
ジェノバ乗船3ジェノバ乗船4
ジェノバ乗船6



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2017年03月22日

エズ村の絶景

西地中海Bar
エズ村1

 ニースからジェノバを目指す。ニースの丘にあるエルトンジョンの別荘を横目にして海岸線をくねくねと進む。コートダジュールの海と断崖が広がる。こういう断崖の上にある村を「鷲の巣村」と呼ぶらしい。途中、その「鷲の巣村」の代表格という「エズ村」があるというので立ち寄る。なるほど崖の頂上に小さな家々がひしめいている。狭い道を登ると桜の花と見紛うアーモンドの花が咲いていた。入り組んだ路地に、小さなカフェやギャラリーや土産物屋が現れ、残念ながら村というより観光地である。頂上には見晴らしのいい庭園(有料)がある。何故かサボテンと人形彫刻で飾られていて、ちょいと媚び過ぎの感がある場所だが、眺めは素晴らしい。いかにも南仏の景色が堪能できる。香水屋に立ち寄ったらさらに先を急ぐ。

エズ村7エズ村2
エズ村3
エズ村5エズ村8
エズ村11エズ村10
頂上の展望公園は有料。猫に支払う。

エズ村6


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2017年03月21日

ニーススケッチ

西地中海Bar

ニースのスケッチ写真。

ニーススケッチ7
ニース裁判所前にて

ニーススケッチ1
土地柄か、チュニジア料理の店

ニーススケッチ3ニーススケッチ4
ベランダが気になる

ニーススケッチ5ニーススケッチ6
海岸にて

ニーススケッチ10ニースススケッチ13


ニーススケッチ12
これ、図書館の建物だという

ニーススケッチ2
小さな広場の魚屋のテーブル


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2017年03月20日

ニースの路地

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ニース路地2

 どうも路地に吸い込まれてゆく習性があるので、ニースでも旧市街の路地を歩いてみた。朝早く、まだ目覚めていない静まり返った迷路。パステルカラーの建物にパステルカラーの扉窓、狭い空を横切るロープと洗濯バサミ、こまごまとした店、水たまりに捨てられた酒瓶。古びてさしてキレイではないのだが、それでもどこかフランスの匂いがある。リゾートや保養地のイメージとは違っているようで、抜けると地中海に出る気配もある。

ニース路地4ニース路地3
ニース路地7ニース路地5
ニース路地1



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