2009年11月30日

越前ガニ

越前ガニ1越前ガニ2

 一昨日は、福井県は越前河野に出かけ、「越前ガニ」を食べた。生まれて初めて越前ガニを食べたと言っていい。今まで食べてきたカニは何だったのだろう?と思えるほどに、その味の濃厚さ、甘さ、目うろこのおいしさであった。これでは味はワタリガニが一番という定説が崩れる。福井の南、越前町あたりは日本海に面した美しい海岸線がくねくねと続く。その中に小さな漁港が点々とあり、そういうところの切り立った崖に張り付くように料理旅館や民宿が並んでいる。解禁が溶けたこの季節、どの宿の前にも「越前ガニ」ののぼりが立っている。正しい越前ガニは高級品である。我々庶民には英断が必要な値段であり、旅館に働く地元の人にもそうそうは口に入らない。泊まった旅館の人の話によれば、今年は予約していた人のキャンセルも多くお客さんが例年より少ないという。不景気のあおりなのか。さて、宿の越前ガニ宿泊コースメニューの上位から2番目のBコース一泊27,000円なりという英断をした我々の前にはカニづくしが並んだ。(続く)

越前ガニ8



↓↓今日も応援クリックをありがとう。明日はどこへ。
banner_02



越前ガニ6

 僕が考えるおいしさの順位は、茹でガニ>焼きガニ>カニすき>カニの天ぷら>カニの刺身であり、何といっても茹でガニが一番。カニも大きく、ただひたすら茹でガニの解体作業に没頭し、ウマいウマいを連発した。それだけでお腹はいっぱいになり、他の料理は単なる付け足しになってしまった。もったいない話である。こんな夜は一生のうちにひとつあるかないかのものなのに…。我々の目の前のカニの足には「越前港」と書かれたタグが付けられている。旅館の玄関には越前カニ認証プレートなるものが掲げられており、越前町で水揚げされたカニを使用している事を証明する御旗がある。しかし、旅館のおカミさんの話では、最近は山陰から取り寄せたずわいがにに越前のタグを付けて売っているところも結構あると嘆いていた。食べるとわかる。甘さが違うという。しかし、素人目にはわからないのだ。
 明くる朝、沿岸に並ぶ店々のカニを眺め歩くと、越前ガニの値段は主に大きさの違いで6000円ぐらいからあるが、大満足を得られるものとなればやはり一杯1万円ぐらいが目安であろう。賢い人は「ワケありもの」を安く買う人もいるかも知れない。さて、越前ガニのもう一つの美味に「せいこガニ(写真下)」がある。越前ガニのメスのカニで、こちらはずいぶん小さいが、大きさからいえば割高だが甘く濃厚な味だという。われわれは昨夜カニをこれでもかというほど食べていたので
「もう、カニは飽いた。カニはいらない」
などと罰当たりな言葉を吐き、宿の朝食に出ていた、「越前カレイ」の干物(赤カレイで笹ガレイよりも食べ応えがある。写真下右)を買って帰路についたのである。我々庶民のふところにふさわしい安値で買えるが、なんのなんの、こちらも大変おいしい。

越前ガニ7


越前ガニ4越前ガニ5



↓↓今日も応援クリックをありがとう。明日はどこへ。
banner_02



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/kidtvl555/51620967
 
Copyright © KID All Rights Reserved.