2012年12月09日

トゥルッリの朝

アルベロベッロ朝1

アルベロベッロ朝3 冬のアルベロベッロ。朝、町はずれのホテルから踏切を渡り、畑の横を通り、とぼとぼと歩いてトゥルッリ(とんがり屋根の家)集落の中に入って行った時のワクワク感を覚えている。アルベロベッロには夜着いたので、トゥルッリの景色をはっきりと眺めるのはこの朝が初めてだったからである。寒いとはいえ晴れた朝で、トゥルッリの屋根屋根が朝陽にくっきりと浮かんでいた。まだ人が歩いていない。たまに猫を見かけるぐらいである。土産物屋エリアではない一般住宅エリアでは店も無く、トゥルッリの屋根がくねくねと連なっているばかりで、道のあたりがつかめず、どこをどう歩いていいのやらさっぱりわからない。迷い込んだ感覚になる。この不思議な浮遊感がたまらない。それにしてもこの地球にはいろんな景色があるものだ。「地球は美しい」「人間は面白い」これを知るために旅をしているのだ。

アルベロベッロ朝2

↓↓ブログランキングに参加しています。応援クリックをお願いします。
banner_02



この記事へのトラックバックURL

 
Copyright © KID All Rights Reserved.