2020年11月23日

軍艦島:その2

軍艦島2-2

軍艦島(端島)に上陸して見学できるのは南東部の限られた場所である。
しかし、上陸口から一歩中に入ると異次元の世界に包み込まれる。海底炭坑の島として製鉄用原料炭を供給し、近代日本の発展を支えたこの島に最盛期には5,200人もの人々が住んでいたという。日本初の鉄筋コンクリートの高層集合住宅はじめ、小中学校のほか共同販売所、映画館や料理屋、娯楽場、病院…世界一の人口密度を占めながら完結した都市を形作っていたのだ。
市場の賑わいは聞こえてくるか、子どもたちの笑い声は聞こえてくるか、今は波音だけである。
空は雲ひとつ無い青空で、あまりに光が降り注いでいるので
かつての男たちの汗は乾ききっていて、軍艦島は白骨化しているようにも思えた。
波間に浮かぶのは夢の幻か…

※下に軍艦島に上陸したときの映像を載せました。

軍艦島2-10軍艦島2-11
上陸

軍艦島2-1
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軍艦島2-5
軍艦島2-6軍艦島2-4
軍艦島2-3


この場所を映像で歩く



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この記事へのコメント
KIDさんへ
おはようございます。
廃墟とはかつてたくさんの人が生活していた痕跡とわかっていても何だか想像を超えすぎて…人々の笑い声すらあちらこちらから聞こえてきそうな…未来に向かっていた時代の痕跡、そしていつしか誰もいなくなった。
海に浮かぶ夢の巨大クルーズ船が静かにメタモルフォーズ化して時代とともに死の島に変わっていったような…KIDさんの映像だけで鬼気迫るものがありすぎて、この目で見たい気はありますが上陸する勇気はありません。
Posted by ベティ at 2020年11月23日 09:00
 こんばんは
 今日はとても忙しい日でした。朝から動き回って疲れました。やっと一息がこんな時間になってしまいました。
 軍艦島の動画やたくさんの写真ありがとうございました。私も必死に思い出そうとしましたが思い出す光景は限られています。私が上陸したときも良いお天気でとても暑かったです。こんな時地下で働いていたお父さんたちは真っ黒になって大変だってでしょうと思いました。そして子供たちの声、お祭りのにぎやかさが聞こえたような気がしました。日本の成長を支えてくれた人たちの生きた証をぜひ守っていきたいと思いました。
Posted by ディナーのテーブルメイト at 2020年11月23日 23:11
●ベティさんへ●
夢の巨大クルーズ船がメタモルフォーズ化して死の島に…そんな表現もいいですね。
当時、この島は時代の先頭でいきいきと呼吸していたと思います。廃墟となることは誰も想像していなかったでしょう。
Posted by KID at 2020年11月24日 07:21
●ディナーのテーブルメイト●
あまりにお天気がいいと軍艦島のイメージは少し違ったものになりますね。そんな後世の旅人の勝手な想像力は別にして、当時は苦しくとも楽しい暮らしがひしめきあっていたと思います。時代の記憶、大切にしたいですね。
Posted by KID at 2020年11月24日 07:26
KIDさんへ
そうなんですよね。住んでいた人はその当時キラキラと生きていた。
芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」は栄華の虚しさのイメージだけが自分の中で優先されていましたが、素晴らしい時代を生きていた人々と対比することで、それは対等な現実世界がそこにあったという認識であり、どちらもイメージされてイキイキと句が際立ってくる。繁栄も衰退もどちらの世界もアリで素晴らしいという気づき、自分の解釈を自分なりに発展することができました😁
Posted by ベティ at 2020年11月24日 08:29
 
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