2020年11月25日

冬の通勤電車

ポーランド通勤電車1

 寒い冬の朝、トラムが動き出した。窓ガラスが曇っている。仕事に向かう人々は無口で、ただ淡々と日常をやり過ごしているように思える。何もない街で何もない一日が始まる。昨日と今日は一緒で、おそらく今日と明日も一緒だろう。    
 旅先でこうした日常風景を眺めるのは好きである。自分が暮らす街にも同じような風景はあるが、旅先では心の高揚が少しばかりあって、旅人の外の視点からは、目の前を通り過ぎる日常風景はひとつの絵画に例えられる。
 これらの写真はポーランドの街で見かけた風景だが、冬、トラム、無表情の人々…、街を見ていながら荒野を見ているような無味な静けさが絵になる国だった。

ポーランド通勤電車2

ポーランド通勤電車4



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この記事へのコメント
KIDさんへ
おはようございます。
ポーランドというどうしてもアウシュビッツが頭に浮かんでしまい、明るいイメージが湧いてきません。冷たい雨が似合いそうないつも寒そうな街…刷り込みは怖いですね(本当はそうじゃないと思いますけど)。
エドワード・ホッパーの風景にも似ている気がしますが、彼の絵には現代を生きる人々のふとした時に沸き起こる孤独感のような都会的な乾いた情感を感じて、なんだかいつまでも見つめていられます。
Posted by ベティ at 2020年11月25日 08:30
 おはようございます。
 今日は冷たい雨ふりです。本当に2.3日前の気温が嘘のようです。
 これがポーランドの日常ですか?行ったことはありませんがみんな静かに時をやり過ごしている窓の景色を見るともなく見ている、やはりその国独特の何かがあるのでしょうか、私たちおばさんは2人以上になればしゃべられずにはいられません。
 
Posted by ディナーのテーブルメイト at 2020年11月25日 09:32
こんにちは

ポーランドはまだ行ったことなくて
いつか行ってみたい場所の1つです

寒い国で無表情な通勤者たち

何か文学的でいいですよね
何気ない日常
それでも 1人1人にちゃんと物語がある

なにか 心がシンとするようなこんな雰囲気、
私も大好きです






Posted by ことぶき at 2020年11月25日 16:16
KIDさんへ
レンコンの美味しい季節、バルサミコ酢使ったレンコンきんぴら美味しいですよ。女性作家の文に載ってました。オリーブオイルで炒めてから砂糖と醤油とバルサミコ酢同量、輪切りじゃなくて縦切りね。なんだかぶどうの甘み?、すりごまたくさんかけてくださいな。ワインやビールのおつまみに最高です。😄
Posted by ベティ at 2020年11月25日 16:47
●ベティさんへ●
出かけたときは冬の長雨。明るい光の中のポーランドも経験した方がいいかもしれません。旅行費用の関係か、ヨーロッパと言うと冬に出かけることが多いのでそうなってしまうのかな。
レンコンのきんぴら美味しそうですね。
Posted by KID at 2020年11月26日 05:33
●ディナーのテーブルメイトさんへ●
たまたまそうだったのかも知れませんが、ポーランドの冬の朝はいくぶん地味です。でも、それがかえって旅情を誘います。淡々とした静かな朝です。
Posted by KID at 2020年11月26日 05:35
●ことぶきさんへ●
コメントありがとうございます。
夏のポーランドに行ったらまた印象が違うかも知れません。でも、冬のヨーロッパの街で静かな朝を眺めるのはなかなかいいものです。心がシンとして。
Posted by KID at 2020年11月26日 05:38
 
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