
幌内鉄道沿線で炭坑夫や港湾労働者等のおやつとして広まったという「ぱんじゅう」。小樽では大正時代からあったらしい。「パンのように焼いたおまんじゅう」だから「ぱんじゅう」そんな小樽庶民の定番おやつ「ぱんじゅう」を扱う店が市内に数店あるらしい。ちょうど、小樽駅から運河沿いのホテルに向かって降りてゆく途中に「正福屋」という人気店があったので立ち寄ってみた。中に入ると大阪キッチュな昭和レトロディスプレイに圧倒される。ベビーカステラやソフトクリームなども扱っているようだが、今はなき名店「田中」「十八番(札幌)」の味を引き継いだ正福屋の「ぱんじゅう」は1個90円。種類が色々ある中でつぶあんを2つ買ってみた。見た目今川焼きのたこ焼き版といった感じでかわいいサイズ。温かいうちにと歩きながらつまむ。薄い皮はサクもちっと、十勝小豆のさらりとした甘さ。小樽駅を降りて「やっぱ北海道はちょっと寒いヮ」と小寒さを感じた身に香ばしい温かさがうれしい。ほっと一息である。※ここの親父さんいろいろ小樽を語っている。正福屋WEB「おたる.com」で検索。


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