世界周航

December 07, 2009

世界周航_おまけ



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Nov 18
16日、主が無事に世界周航を達成なされセビリアにお着きになったそうだ。
今夜は家の皆で無事のご帰還と名誉を祝おう。
明日からお出迎えの準備をしよう。
ヴェネツィアに戻る前にマルセイユにも寄って下さるだろう。
ご無事でよかった……。

Nov 19
シスターフィオーレから信じられない報告を受けた。
世界周航の祝賀会においてエルカノが主の弑逆を試みたという。
不遜極まりないことだ。
しかもその一件が不問に付されてしまったのだそうだ。
それを聞いて我が主は笑っているとあった。
しかし、私は主に対する無礼を許すことはできない。
主は清廉な方だ。私の行いを許さないだろう。
その為、ヴェネツィアのヴィトにも秘密で事を運ぶことにする。
初めての世界周航達成者だか何だか知らないがそんなことは知ったことか。
この報いは必ず受けさせる!フアン・セバスティアン・エルカノ!!

Nov 21
後事を私の信頼できる者に託してセビリアへやってきた。
聞き込みを行ったが件の事件は握りつぶされていた。
聞けたのは主の船を出迎えたとか船員と一緒に飲んだとか取るに足らない内容だ。
そんな中で聞き逃せない噂があった。
エルカノが再び世界周航への航海を計画しているというものだ。
海に出られては私では手の打ちようがない。
デマであってほしい……。

Nov 22
噂は本当だった。
早急に手を打たねば。

Nov 23
朗報だ。
エルカノが乗り込む船がわかった。
ガルシア・ホフレ・デ・ロアイサという貴族が率いる船団らしい。
しかし、どのようにエルカノを誅するか手が浮かばない。

Nov 24
何も浮かばない。
出航の準備は着々と進んでいる。
宜しくない。実に宜しくない……。

Nov 28
妙案が浮かんだ。
別に私が直接エルカノを誅することはない。
ふふふ、そう実に簡単なことだった。

Nov 29
件の船団の準備に参加している男に近付いた。
全身赤尽くめの趣味の悪い男。
少し酒を奢り、気のある振りをしたら簡単に釣れた。実にMな男。

Nov 30
件の男がいつもの酒場にやってきた。
私を見つけると笑顔で近付いてきて勝手に隣に座った。
睨みつけると小声で何かつぶやきながらビクンビクン痙攣していた。
昨日のアレ がそんなに良かったようだ。
今日も求めてきたので交換条件を出した。
内容はもちろん……。
男は目に見えて動揺したが欲望が勝ったのか無言で頷くと立ち去った。
報告が楽しみだ。

Dec 1
あの男がいつもの時間に酒場に来なかった。
密告した場合を考えいつでも逃げれるように準備しておこう。

Dec 2
今日も来ない。
しかし、追手がかかった様子もない。
……やはり逃げたか?

Dec 3
いつもよりだいぶ遅れてあの男が現れた。
私の隣に無言で腰を下ろした。
なんだか生臭い。
話しかけても無言。
運ばれてきた酒にも手を出さない。
そういえばいつも馬鹿みたいに開いている口を閉じている。
男は急に立ち上がると私を外へ誘った。
店を出て店の裏側へ周る。人気がない。
待ち伏せを警戒したがそんな様子はない。
男が立ち止りこちらを振り向くと口を開けた。
そこには……




























































































































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<<つづかない>>
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November 16, 2009

世界周航22



祝賀会の翌朝、バルボサ親子に会いに行った。

もちろん、依頼の報酬もさることながら別れの挨拶である。


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イスパニアめ!見ていたなら助けろ!!とか思ったのは秘密だ。


そして、昨日のワシが飲むはずだった杯から毒が発見されたそうだ。

嫌疑はエルカノにかかるが今の名声から不問にされたそうだ。


まあ、毒入ってたのよゆーで知ってたけどね!

乾杯の前口上なげーよ!とか。泡無くなっちゃうだろうがタベラ!とか思ってないからね?

ましてや命の恩人に何で乾杯止めんだよハゲボサとか思うわけないじゃん??

呑みたい呑みたい言ってたの作戦だから!

エルカノ油断させるための作戦だから!!


などと誰に対して言い訳をしているのかと己で突っ込みを入れる。


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エレナのよく通る声で現実に戻される。

世界周航の間で聞き慣れてしまったあの声だ。

今思えば長いようで短い旅であった。


……










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再び妄想モードへ突入しようとしたワシを現実に繋ぎ止めた。

やるな御老体!!

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昨日のエレナの訴えを聞いていたワシとしては受取りを断ろうと思った。

しかし、ワシには養うべき部下たちがいる。

それにこれは依頼に対する正当な報酬である。

故にありがたく頂戴した。

するとエレナも懐から何かを取り出し差し出した。


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エレナにとって実父の形見であるさすがに貰えんと断る。

エレナは真実を知るワシに持っていて欲しいのだそうだ。

船乗りである以上、いつ海の藻屑になるか分からないと言ったがそれでも!と言う。

そこまで言われては断る理由はない。

これもありがたく頂戴した。



しばらく、とりとめもない話が続いたがそれも尽きた。

お互い別れのあいさつをする。

この段になってワシは思っていた以上に寂しいと感じていた。

こういう稼業をしていると別れは多いものだがやはり慣れることはないということだ。

エレナも名残惜しそうだったがバルボサ氏に促されて親子連れ立って家路に就いた。



別れ際、エレナはワシとある約束をした。

それはいつになるか分からないものだが彼女なら必ず果たすであろうものだ。

それまでワシはこの大海原を駆け続けることになるだろう。

そして、約束が果たされる時にこの貰ったロザリオも返そうと思う。


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二人の約束が果たされることを祈ってペンを置く。


<<おわり>>
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November 06, 2009

世界周航21



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会場は静寂に包まれた。


それはほんの数秒だったがエレナには悠久の時間に感じただろう。

沈黙が耐えられないワシとしては


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思いのほか声が響いた。

会場の視線がワシに集まる。そんなに見つめられると ……

とりあえずエレナに先を続けるように眼で促す。

エレナは緊張が解けたのか軽く微笑むと理由を問う枢機卿に向き直った。


彼女が訴える内容は拙いながら実に心を打つものだった。

船乗りが航海に出るのは名誉と誇りを得んが為であること。

決して富を得たいからというものではないこと。

(ワシはこの辺で耳が痛くなっていたが)

そして……


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枢機卿はエレナの言葉に感動し快諾した。

うちの船乗りたちに聞かせてやりたい……。


航海がこうも人を育てるとは!海は偉大だ!!








……いや、これはエレナが元々持っていたものだろう。

成るべくして成ったのだ。

枢機卿、バルボサ氏に誉められたがワシは何もしていないので心苦しかった。


まあ、色々あったが祝賀会は無事始まり待たされた分、がっつり喰うぞ。

と気合を入れたのだが━━━━

世界周航の話を聞きたがる参加者によって囲まれ果たせなかった。

エレナはワシ以上に人々に囲まれて大変そうであった。

マゼラン家の継承を辞退したとはいえ提督の実子であることには変わりない。

彼女もこれから大変であろう。

ワシの役目もほぼ終わりだ。

そう思うとなんだか少し寂しい気がする。


<<つづく>>
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October 28, 2009

世界周航20



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そこに立っていたのはバルボサ氏だった。

エルカノは驚きが隠せない様子だ。

予想外の出来事であったのだろう。

バルボサ氏はエルカノを一瞥するとタベラ枢機卿に型どおりの挨拶をした。

かのマゼラン提督の義父だ。

枢機卿に面識を得ていても不思議は無い。


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バルボサ氏は尋ねられるとワシに向き直り件の手記の提示を求めた。

もちろん、肌身離さず持っている。

手記を枢機卿にお渡しした。

枢機卿は手記を読み始めた。


えっ、今!?……乾杯は??

折角、美味いもの食えると思って昼から食事抜いてるのに。

この酒、飲んじゃおうかのう?


とかもんもんと思っていると枢機卿が手記を閉じた。

……結構な時間もんもんしてたようだ。


枢機卿がエルカノを見る。

明らかに挙動不審である。

手記の内容を見てもいないのにでっち上げなどとのたまっている。

墓穴掘り掘りである。

枢機卿はエルカノに退席を命じた。

エルカノはふがふが言いながら退席していった。ざまぁwwwwww


それを見届けると枢機卿はエレナに向き直り言う。


マゼラン提督の実子であるならば彼が受けるはずだった利益を受ける権利があること。

その為にはマゼランの家督を継ぐことが条件になるということ。


エレナは首をひねっていた。理解できていないようだ。

枢機卿もそれを察したらしく、言い直した。


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要は遺産がほしけりゃバルボサの家を捨てろというのだ。

マゼラン家の家督かバルボサ家の家督か

普通ならばどちらを選ぶかは明白である。

枢機卿も前者を選ぶと思ったのだろう。

バルボサ氏に別の養子をとるように勧めている。

他の祝賀会列席の人々もマゼラン家の跡取りが現れた!

みたいなムードである。

忘れてると思うが


今夜の主賓はワシだから!!



とは思ったが大人なのでとりあえず静観。


重要なのは当人の意志である。

まあ、予想はできるが。

その当人(エレナ)を見る。

突然の展開に茫然としていたがワシの視線を感じてこちらを見上げた。

その眼に迷いはなかった。


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<<つづく>>
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October 11, 2009

世界周航19



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ワシは警戒した。

まさか、エルカノの手がここまで?

返答に窮しているとフィオーレが カンペを出している。


むーーーーーーりーーーーーー

そんなこと言えないから!おまえ楽しんでんだろ!!




とりあえず


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トボケる事にした。




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・・・・・・エレナが顔を出してしまった。

この警戒心の無さ。ワシ泣いちゃいそう。

結局、杞憂に終わる。

今夜、王宮で世界周航達成の祝賀会があるとのことだ。

それにエレナも招かれているという。

うーむ、なぜだろう?

なんにせよ警戒しておこう。


そんな訳で祝賀会。部下たちは街の酒場で酒盛りだろう。

ワシもあっちが良かったのう。こういう場は苦手だ。

依頼の手記を手に入れたがディエゴ氏に渡してハイ終わりって訳にはいかんだろう。

エルカノの件もあるし、どうしようかのう。

奴も会に参加している。

などと考えていたらタベラ枢機卿がいらっしゃったので一時考えるのを中断した。


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枢機卿にお決まりの帰還報告をする。


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枢機卿の祝辞と共にお金とサーカムライナーの称号とマントを拝領した。

ワシらの冒険に金と物で報いることに謝辞を述べてくれた。

お偉いさんにしてはわかってらっしゃる。


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その後、エルカノの祝辞を受けた。

白々しい事この上ない。

・・・・・・いや、余裕がありすぎる。

余程の胆力かなにか策があるか・・・・・・。

エルカノの祝辞も終わり祝杯の段になった。

ワシにも杯が回されてきた。

やれやれ、こういう会は乾杯まで長い。ふがふが。



告白しよう。この時のワシは警戒を多少緩めていた。

つい杯に口をつけようとした時に声が上がった。



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会場の視線が声の方に集まった。























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・・・・・・だれ!?




<<つづく>>
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September 30, 2009

世界周航18



カーボヴェルデを出航してからは実に順調であった。

このままセビリアに着いてしまうのではないか?

・・・・・・などという甘い考えをしていたら、そこに部下からの報告。

憮然としたがとりあえず舳先に行ってみた。


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遥か水平線に船影が等間隔に並んでいる。

ここは既にセビリア近海である。

エルカノの最後の足掻きといったところか?

この動きから 前回のワシの考えが間違っていなかったと確信した。

つまりセビリアに入れば勝ちである。


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案の定、件の艦隊が襲い掛かってきた。

もちろん、相手をしてやる必要は無い。

ワシの華麗な舵回しで包囲網を突破してやった。ふはは。ばーかばーか。

そのまま風を味方にセビリアまで一気に駆け抜けた。


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セビリアに到着するとどこで聞いたのか港は街の人々で埋め尽くされていた。

大歓声である。

エレナや部下たちの顔にも笑顔が見える。

ワシもほっと一息をついた。




するとそこへ役人が乗船してきた。

ワシの船に断りも無く良い度胸だ。

悪気は無いだろうがこういうところは好きになれん。


役人はワシがそんなことを考えているとは露知らず、祝辞を述べている。

一通り述べた後、突然


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!?




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August 26, 2009

世界周航17



悪臭を発していたゴミを捨ててカーボヴェルデに上陸していた。

次はセビリアと記録員に言われ改めて終わりが近いことを実感した。

しかし、気は抜けない。

実はケープ沖、このカーボヴェルデ沖で怪しい艦隊を発見していた。

その度に大きく迂回してきた。

この前のガレオン艦隊と無関係ではあるまい。

明らかにワシらがセビリアに向かうことを妨害するように配置されていた。

まあ、目的地に相手が居るのだから近づくにつれて妨害が激しくなるのは当然である。

しかし、これは逆にセビリアに着いてしまえば大っぴらに手が出せないことを示していた。

あくまで大っぴらにはだが。

どちらにしろ、ここからセビリアまでは厳しいことになるだろう。


エレナを置いてくか。


とか思っていた矢先、エレナが訪ねてきた。

部屋に入るなり開口一番。

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突然何事か?と思ったがエレナの真剣な目が全てを語っていた。

どうやら、ワシの考えがバレているようだ。

エレナは押し黙り、ワシの目をじっと見ている。


・・・・・・ワシももうろくしたものだ。

ここまで来て旅の仲間を船から降ろそうなどと考えるとはのう。


しばらくの沈黙の後、ワシはエレナに伝えた。


「セビリアまでまだあるのだから気が早いぞ」





エレナはいつもの笑顔に戻ると

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そう言って部屋を出て行った。



ワシは最後の目的地へ出航の指示を出すべく部屋を出た。


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August 03, 2009

世界周航16



モザンビークに着いた。

先日の一件以降、エレナはより働くようになった。

船乗りたちが命を賭けて海に出る理由が金儲けばかりではないことを感じ取ったようだ。

……フィオーレは相変わらずだ。ただエレナに以前より構うようになった。

まあ、あとは喜望峰を周ってヨーロッパに戻るだけだからのう。

彼女なりに何か思うところがあるのだろう。


などと物思いに耽りながら記録員に報告を終え、船へ戻っている途中━━━━


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もう、不審さ大爆発の男とすれ違った。

奴はおそらく「不審な男」という名前に違いない。

人を見た目で判断してはいけないが神ならぬ身なれば平にご容赦。


さて、次の寄港地はカーボヴェルデだ。気を引き締めて行こう。

そんな決意の出航直後。

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むぅ?確かに何か臭うな。

フィオーレが疑惑のまなざしでワシを見る。

ワシじゃないぞ!

釣られてエレナと部下たちも同じような眼でワシを見る。

おまえらもか!



皆の船長様をナニ疑ってるのだ?

いや、違うぞ!マジで!!

臭ってみ?ちょwwww逃げんなwwwwwwww



━━━━しばらく、「船内鬼ごっこ もっさり杯」が開催された。

緊張感ゼロである。



……いや、無実であるぞ!




カーボヴェルデに着くと原因が判明した。

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エレナがこんなものを発見した。

臭うので海に捨てた。無事解決である。


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July 29, 2009

世界周航15



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結論から言おう。


件の船にはやはりエレナが乗っていた。


取り囲んでいた海賊たちはどうなったかというとだ。


皆は覚えているだろうか?エレナの舞を・・・・・・。











そして、今回は閃光と共に轟音が響いた。



















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━━━━光が収まり目を開けると前回以上の地獄が広がっていた。

安らかに眠れ哀れな海賊よ。




そんな訳でエレナを無事回収。

なぜかフィオーレもエレナと一緒に居た。

どうやらこやつが漁船盗難に一枚噛んでいた様だ。

エレナが泣いてる。・・・・・・ワシが泣きたい。

とりあえず無事でよかったが部下たちの手前もある。


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2人に罰を与えた。



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部下たちもワシの判断に賛意を示してくれた。

元から罰などを与えるつもりは無かったがケジメである。

部下たちもそれを心得ていてくれた。

エレナも我等の想いに気付き

笑顔が戻ってきてくれた。

まったく、内心ドキドキである。


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エレナはそう言うと船に乗り込んだ。


フィオーレも後に続いて乗り込もうとしたので捕まえて今回の件を問いただした。

いくらなんでも今回はやりすぎである。

エレナは子供だ。子供の無茶を大人が止めなくてどうする。

下手すれば2人そろって命を落としていたかもしれないのだ。

どういうつもりなのかと。


すると腰に手をやり後ろに倒れんばかりに胸を張って



せんちょが絶対迎えにきてくれるって信じてるから!



と自信満々に答えた。






・・・・・・まったく答えになっていない。


<<つづく>>
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July 22, 2009

世界周航14



エレナが上陸してしまってしばらくして部下たちは無言のまま立ち上がると作業に戻った。

皆の顔には気まずさと後ろめたさが入り混じった表現し難い感情が浮かんで見えた。

突然のことでショックを受けたのだろう。

まあ、長年ワシと共に艱難辛苦を乗り越えてきた猛者たちだ。

すぐに心に整理を付けてエレナを今までどおり扱ってくれるだろう。

ショックを受けたのもエレナを仲間だと信じている故だ。

問題はエレナだ。変に思い詰めなければ良いが・・・・・・。



━━━━そういえばフィオーレはどこだ?


また、勝手に上陸して妙なことをしていないだろうな?

とりあえず、ワシも上陸して出航所の役人に報告をしてこよう。

フィオーレはともかくエレナを探さねば。

1人で帰るとか何とかつぶやいてたからな・・・・・・。






報告の最中・・・・・・

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またおまえか!









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あ、あれ?


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フィオーレは白いが髪は短い。


珍しくウチの船員が絡んでいないな。はっはっは。

さて、エレナを探すか。




肌が白くて 髪の長い少女



まさかのう・・・・・・。



いやいや、念のためだ!念のためだぞ!!


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準備もそこそこに港を出ると1隻の漁船が海賊に囲まれていた。





<<つづく>>
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