川口国際交流クラブニュース

川口市で活動しているNPO法人川口国際交流クラブの情報

”第8回川口市外国人による日本語スピーチコンテスト” 結果発表

2月12日(日)に開催されました、「第8回川口市外国人による日本語スピーチコンテスト」は、以下の結果になりました。
金賞 グェン ヴァン リンさん ベトナム
銀賞 グェン タイン アンさん ベトナム
銅賞 サカモト ポーンヌブパンさん タイ
オーディエンス賞 孫 宇(ソン ウ)さん 中国
受賞された皆さま、おめでとうございます。

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ワッツジャパン(What’s Japan)No.6

元気な冬の野鳥(やちょう)達 (その2 鳥に言葉、文法が?)

(外国の方に、この文章は日本語検定2級、もしくはその同等程度の実力、またはそこを目指している方々にぜひお読みいただきたい文です。日本語、日本文化、日本の自然など思いつくままシリーズで掲載しています。読み方、意味の難しいと思われるところはアンダーラインなどを引いて解説をしております。

また、日本人の方々にも普段何気なく思っていた事について、“ははあ、なるほど”と思わせる話題を提供しています。)

 

日本語、日本文化に興味のある方、また勉強していらっしゃる皆さん。お元気ですか?

前回No.5では身近にある自然を紹介しようとして、野鳥のユリカモメを書いている間にイケメンプレイボーイの在原業平(ありわらのなりひら)さんの話題になってしまいましたが、今回は真面目?に私の住んでいる川口市近辺で見られる身近な野鳥達をご紹介します。市街地にもカラスやスズメだけでなく結構多くの野鳥達が公園、学校、マンションなどの集合住宅の植え込み、個人住宅のお庭、忘れられたような小さな農耕地などで観ることができます。

 

“モズ” =実は小柄で冷酷なハンター。

画像-02-1トップバッターは“モズ”です。漢字では百舌(もず)、鵙(もず)とも書くようです。

英語ではBlack –headed Shrike, 体長は20cm。一年中移動せずに同じ場所で生活する留鳥(りゅうちょう)と季節によって移動する漂鳥(ひょうちょう)のケースがあります。冬場は単独行動で自分の生活圏、つまり縄張り(なわばり)を持っています。

普段はキィー、キィ と鳴きますが、百舌(百の舌)と漢字で書くように他の鳥の鳴き声を真似(まね)るのが得意で数種類の鳥達の声を連続的に長々と歌い上げます。気をつけないと騙(だま)されてしまいます。さてこの鳥はかわいい姿をしているのですが、実は小柄ながらおそるべきハンターなのです。

つまり、生きているカエル、ミミズ、トカゲ、昆虫類、ネズミ、他の小鳥の雛(ひな)などを鋭く鍵状に尖(とが)った嘴(くちばし)で捕えます。その狩(かり)のスタイルは、視界の良い木の枝でじっと動かず、地面を見つめ続けます。獲物(えもの)を見つけると地面スレスレに翔(と)び)鋭い嘴に獲物を引っ掛け、その獲物を咥(くわ)えたまま、ふたたび視界の良い枝の上に止まり悠然(ゆうぜん)と周りを窺(うかが)い、獲物をいたぶるようしながら食します。

また、この鳥は面白い習性(しゅうせい)を持っています。それは捕えた獲物を食べずに木の枝などに磔(はりつけ)にしておくのです。冬によく見られるので食料の保存のためとか、自分の縄張りの意思表示なのか色々理由は考えられていますが、後で必ず食べるわけではなく、そのまま放置される場合も多く見られ、それを他の鳥が食べてしまうこともあるそうです。1,000年以上も前からこの習性は知られていたのに、未だに本当の理由が不明なのです。この習性を専門用語で特別に“モズの早贄(はやにえ)”と言います(トカゲの絵をご覧ください)。この磔(はりつけ)はモズの仲間だけに見られる本当に不可解な行為です。一体何のためにやるのか?未だにミステリーのままのようです。               

 

注:ここまででアンダーラインを引いた言葉を簡単に説明します。

野鳥(やちょう)=ペットなど人間に飼育されないで自然界に生息する野生の鳥

           英語ではwild bird.

縄張り(なわばり)=他の仲間の侵入を許さない自分の生活圏、テリトリー

悠然(ゆうぜん)と=ゆったりと落ち着いている様、余裕たっぷりの状態

いたぶる=すぐに殺さないでいじめ抜く。

習性(しゅうせい)=長いあいだの身についた行動パターン、くせ。

 

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“ジョウビタキ” =挨拶(あいさつ)好きな可愛い小鳥。

画像-02-2この鳥の仲間は鳴き声が石を叩くような音に、つまり火打ち石で火を起こす時の音、カタカタ、と叩くように聞こえるのでヒタキとなったようです。それに秋には常にやってくるので常鶲(ジョービタキ)と漢字では書くようですが漢字名はあまり一般的ではないようです。英文名 Daurian Redstart、体調 14cm。

冬鳥(ふゆどり)と言って、秋から冬にかけて中国北部、シベリアなどから日本にやって来て、春に帰って行きます。市街地、平野、山間地などあらゆるところで観られます。

虫、クモ、などの小型の昆虫、木の幹の間のダニ、木の実などを食料としています。

絵はオスですが、メスはもっと茶色を主体にした地味な色合いです。

何と言ってもこの鳥の特徴はオスの美しさです。頭部は銀髪(ぎんぱつ)、顎(あご)は黒、胸は鮮やかな緋色(ひいろ)、腰は薄いオレンジ、翼は黒ですが真ん中に真っ白い斑点があり、ちょうど男性の日本の準正装の紋付(もんつき)を着ているように見えます。冬はやはり自分の縄張りを持ち、単独で行動します。一日をかけて自分の縄張りを周回します。つまり同じ時間に同じ場所に訪れることが多いので観察し易いかも知れません。面白いのはこの鳥、最初に申し上げたように ヒィー、カタカタ、ヒー、カタカタと鳴くのですがカタカタと音を出すとき時々頭をさげ、前傾姿勢になりお辞儀(おじぎ)の動作をします。その際尾羽も同時に震わせます。まるで、“こんにちは”“こんにちは”とご挨拶または“ごめんなさい”“ごめんなさい”と謝っているようにも見えます。誰に挨拶しているのか、誰に謝っているのか全くわかりません。一説にはここが自分の縄張り(テリトリー)だとする示威行動(じいこうどう)との説もあるようですが、果たして?

この件“日本の鳥百科、サントリーの野鳥活動”のサイトにこの動作について古くから言い伝わるとても興味深い民話が記されています。

それによると“ごめんなさいと謝っている”ようです。詳しくはサントリーの愛鳥活動“ジョウビタキ”で検索してください。               

 

注:ここまででアンダーライン引いた言葉の説明。

火打ち石(ひうちいし)=発火させるため叩いで火花を出させる石。

地味(じみ)=色、や柄(がら)が落ち着いていて目立たない様子。

緋色(ひいろ)=濃く、鮮やかな赤色。スカーレット

紋付(もんつき)=男性の和装の準正装で胸の部分に家紋を白抜きで入れた着物。

示威行動(じいこうどう、しいこうどう)=自分の存在や考えを他に知らしめす行為。

民話(みんわ)=民衆によって伝えられた説話、昔話。

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“ヒヨドリ” =パンクファッションか?

画像-02-3漢字名は鵯(ひよどり)ですが、これも漢字名は一般的ではありません。

英語名はBrown-eared Bulbul. 一年中一箇所に留まる留鳥(りゅうちょう)です。

体長は27cm程度。市街地、山林、などに生息。大概はグループで移動して木の実、虫、果物、トカゲ、花の蜜などほとんど手当たり次第食べるようです。特に冬の彼らの大好物は熟して地面に落ちる寸前の柔らかくなった柿の実です。これは他の鳥との奪い合いの戦争になるぐらいです。

名前の由来は明らかに“ヒィーヨ、ヒィーヨ”という鳴き声です。

全体的にはグレーの色調ですが、英語名の通り、雄も雌も、“ほっぺ”から耳にかけての赤茶色が特色でこの鳥のトレードマークです。

普段、頭のてっぺんは羽毛がおっ立っており、ボサボサでモヒカン頭のようです。ベッカム、ネイマール、ハメスロドリゲス、アエグロなどプロサッカーの一流選手が一度は決めたことのあるヘアスタイルなのであります。

ただ、このボサボサ頭は、ひとたび警戒したり、身の危険を感じるとすぐにピタッと頭部に吸い付くように引っ込みます。面白いことに、冬のさなかに咲く椿(つばき)の蜜を吸うべく、頭から花の中に首を突っ込み、頭から首にかけて花粉で真黄色になってしまいます。ちょっと恥ずかしそうにしていますが、これによって花粉を媒介し椿の受粉の手助けをしているのです。ヒヨドリは食料としての蜜をいただく、椿とっては種の保存の手助けになるのです。広く言えば共存共栄の一つのパターンでしょうか?

 

注:アンダーラインを引いた言葉の説明。

由来(ゆらい)=ある事がそこから起こっている事。いわれ。

ほっぺ=頰(ほお)の幼児語、子供の言葉、親しみを込めた言い方。

てっぺん=一番高いところ、場所、頂上。

モヒカン頭=頭部の左右を借り上げて、中央の部分だけ伸ばし立てる髪型。1980代にパンクファッションとして定着した。その後時代により変化を遂げているヘアスタイル。

さなか=最中と書く。状態が最も強い時期。この場合、冬の一番寒い時期。

椿(つばき)=冬から早春にかけて花を咲かせ冬でも緑の葉をつけている。果実から

椿油(つばきあぶら)をとる。油は食用もしくは髪に使用する。今では高級品。

 

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“ムクドリ” =おしゃべりでうるさい。

画像-02-4留鳥もしくは漂鳥、漢字名は椋鳥、英語名 White-cheeked Starling, 体長 24cm。

市街地、草原、農耕地などを生息地としている。雑食で植物の種、木の実、果実、昆虫などなんでもござれ。キュルキュル、ギュルギュルと鳴く。前述のヒヨドリと食べ物がかち合う。
特に秋口から冬場の柿の実の熟したのは大好物らしく、柿の木の奪い合いになる。筆者はこれを柿の木戦争と呼んでいるが、大概結果は群の多いムクドリの勝ち、最後はヒヨドリを追い散らして独占。困ったことは、夕方になると公園などこんもりとした大きな木などを寝ぐらにするためさらに大群が集まってくる。川口市の青木公園には数百羽になることが多く、日が落ちて暗くなるまで彼らのおしゃべりが続く。何の話題でおしゃべりをしているのか知る由もないもないがとにかく騒々しい。仲間同士で喧嘩(けんか)も始まる。ほとんど大音響と言って良い。公園の近くのマンションの住民など迷惑しているのに違いない。すでに対応をとっている都道府県もありようです。鳥の鳴き声で騒音防止条例が適用されたことはないと思いますが、いやはや今後どうなることやら?

一言(ひとこと)弁護しておきますと、彼らも野菜などを食い荒らす昆虫類なども食すので益鳥としての役割もあります。青木公園でも彼らはサッカーグランドの天然芝の害虫クリーンアップ作戦を試合のない日に毎日30分ほどやっているみたいなのです。

その点、大目(おおめ)に見てあげましょうか。

 

注:アンダーラインを引いた言葉の説明。

こんもりとした=木が薄暗くなるほど葉が生い茂っている様子。この場合は冬の常緑樹の大木。

寝ぐら=塒(ねぐら)とも書く。鳥の寝るところ。人の寝るところ。自宅。

大目(おおめ)に見る=被害やミスなどを厳しく責めないで寛大(かんだい)に扱う

こと。


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“シジュウカラ” =なんと鳴き声に文法があった、、、、、、

画像-02-5留鳥、もしくは漂鳥。漢字名は四十雀(しじゅうから)、英語名 Japanese Tit.

市街地、庭園、公園、住宅地などに。ツツピー、ジュクジュと鳴く。冬場は小グループで移動。昆虫、クモ、草木の種子、木の実などを採食(さいしょく)する。

頭は黒で紺色の光沢(こうたく)がある。お腹は白、翼はグレーと白、肩口から背中にかけて薄い緑色、そして喉から首、お腹にかけて一本の黒っぽいラインがあり、喉のところが太い。

前から見ると、まるでビジネスマンが白いワイシャツに濃紺のネクタイをしているように見えます。可憐(かれん)な姿とかわいい鳴き声で移動し親しまれています。

実はこのかわいい小鳥にとんでもない能力があることが、2016年3月、総合研究大学院大学の鈴木俊貴(としたか)氏を中心とした研究チームより発表されたのです。

それによると、単語をつないで文を作り、情報を他に伝達する言語能力はヒト(人類)だけに進化した性質だと理解されていました。ところがこのシジュウカラがなんと、異なる単語を組み合わせて、“警戒しろ”“集合”“警戒しながら集まれ”というメッセージを作ることが出来、さらに、この鳴き声の組み合わせを間違えると情報がうまく伝わらないということが判明したようです。つまり一定の規則、そうです人間社会でいうところの文法のようなものが存在することがわかったのです。

この研究成果は世界的な生物学、物理学、化学、地球科学などの専門的学術ジャーナル

“NatureCommunications”誌に公開されているようです。

このような研究がどんどん進むとAIなどを通じて人間が他の生物と会話できるように

なるのでしょうか? それともミステリーはミステリーとして残しておいた方が

夢があっていいような気がしないでもないですが、、、、、

 

注:アンダーラインを引いた言葉

光沢(こうたく)=物や表面のつや。なめらかで輝いている状態。

可憐(かれん)=姿、形が可愛らしく守ってやりたい気持ちにさせる状態


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別注:

1.鳥の名前について。生物学上の正式名称、学名(ラテン語)については記していません。

2.留鳥、漂鳥についてはモズの最初の部分で説明しましたが、世界中の気候の変化に伴い、生態系は常に変化する可能性がありますので絶対的とは言い切れません。

昨日まで留鳥、漂鳥だった鳥が、気候が合わなくなったり、天敵が増えたり、食料不足で止むを得ず海を渡るようになるかも知れません。何せ渡りをする鳥の仲間には何千キロ先の目的地に間違えずに到達できる驚異的なナビゲーションシステム持っているやつがいるのです。

 

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協力 日本野鳥の会のNさん。

参考させていただいたサイト。                                                        

フリー百科事典 Wikipedia  各々の鳥の項目

サントリー日本の鳥百科

日本野鳥の会 サイト

総合研究大学院大学 2016.03.09 プレスリリース“単語から文を作る鳥類の発見”

=一部文章を転用させていただきました。

 

資料

山と渓谷社 新番 “日本の野鳥”

山と渓谷社 “野鳥の名前”

“明鏡国語辞典”、“デジタル大辞典コトバンク”、“goo国語辞書”

 

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絵と文 川口国際交流クラブ、おおかわら。

図鑑のようにならないように今回も思い込みで書きました。文章の間違い、事実と異なることが有るかも知れません。未熟者です。ご勘弁をひらに。

”第8回川口市外国人による日本語スピーチコンテスト” 開催のお知らせ

来る2月12日(日)に「第8回川口市外国人による日本語スピーチコンテスト」が開催されます。
川口市とその周辺に住む外国人住民がテーマ『私のびっくり体験談』について日本語で発表しますので、皆さまぜひ聞きに来てください。
川口国際交流クラブでは、出場者に日本語指導を行っています。

スピーチコンテスト(縮小)


ワッツジャパン・スペシャル(What’s Japan Special)

日本語、日本文化に興味のある、または勉強している皆さんお元気ですか?
以下は日本語教室で勉強しに来ている外国人の方々にお渡しした年末年始の行事や用語を簡単にまとめたものです。それでは良いお年を。

年末年始(ねんまつねんし)の行事(ぎょうじ)と用語

  1. すす払い: 一年間天井(てんじょう)や壁(かべ)にたまったすすやほこりをほうきやはたきなどで掃除(そうじ)して、年神(としがみ)様を迎える準備(じゅんび)をする行事(ぎょうじ)。神社、寺院などは大きなイベントとなる。
    年神様(歳神とも書く)は新年の神様で人々の家に五穀豊穣(ごこくほうじょう)や健康、幸福(こうふく)をもたらすために各戸にやってくると思われていた。
    ※すす=不完全燃焼(ふかんぜんねんしょう)した炭素(たんそ)の黒い粉。
    ※五穀豊穣=こめ、むぎ、アワ、キビ、豆の五つの穀類(こくるい)が豊かに実ること。

  2. 大晦日(おおみそか): 晦日(みそか)は月の最後の日。一年間の最後の月、つまり12月31日のことを“おおみそか”と言う。

  3. 除夜の鐘(じょやのかね): 大晦日の深夜(しんや)から年があける零時(れいじ)まで寺院では108回の鐘(かね)をならす。人間には108の煩悩(ぼんのう)があり、鐘をならすことによってその煩悩を洗いながす意味がこめられている。
    ※煩悩(ぼんのう):もともと人間がもつ自己中心(じこちゅうしん)の考え方、それに対する※執着心(しゅうちゃくしん)、欲望(よくぼう)のこと。

  4. 年越しそば(としこしそば): 大晦日の夜はおそばを食べる習慣があります。江戸時代か江戸時代からの習慣のようですが、そばは噛み切りやすいため、その年の災い(わざわい)、病気など不幸なことを切り落としてあたらしい年を迎えるとか、年のおわりに食べるとおそばのように長く生きていけると信じられていたともいわれます。

  5. 元旦(がんたん): 元ははじめのこと。旦(たん)は太陽(たいよう)と地平線(ちへいせん)をあらわす。つまり、年の最初の日の朝のこと。現在では朝のみならず、1月1日という意味に拡大解釈(かくだいかいしゃく)されている。

  6. 門松(かどまつ): お正月に訪れ、人々の健康や幸福を授ける(さずける)年神さまを呼び込み、お迎えするために門などに立てられる松や竹の飾りのこと。

  7. 初詣(はつもうで): 年の始めに神社や寺院におまいりして無事息災(ぶじそくさい)を祈ること。除夜の鐘を聞きながら、年があけたら祈ることを“二年参り”とも言ようです。

  8. 初日の出: 元旦の日の出を拝み、年の幸運を祈ること。特に山に登って迎える太陽はご来光(ごらいこう)と言ってよりいっそうありがたいとされます。

  9. おせち: 訪れる年神さまにおそなえするお正月料理のこと。そしてそれを家族で一緒に分かち合う。保存(ほぞん)の効く料理が多い。理由は年神さまが来たら台所(だいどころ)などを騒々しくしない。かまどの神様におやすみいただく。多忙の女性を少しでもやすませるように、などである。

  10. お屠蘇(おとそ): もともとは中国の薬酒だったようです。邪気を払い、魂をよみがえらせると言う意味がある。元旦におせちを食べながら“おとそ”を飲むと健康で幸福な一年を過ごせるという。
    ※邪気(じゃき)=怒り、悲しみ、ねたみ、など偏った(かたよった)自己中心的な気持ち。

  11. お雑煮(おぞうに): お正月のたべるお餅(もち)をメインの具にした伝統的な料理で醤油などで出汁(だし)をとったつゆのなかに他の具と一緒に餅がはいっている。出汁(だし)や具は全国さまざまで、その地方特有のお雑煮が存在ようです。

  12. お年玉(おとしだま): お正月のお祝いとして親や親戚などが子供達にあげる特別なおこずかい。もともとは広い意味でのお祝いの贈り物だったが現在では主に子供にあげる。

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参考 ウィキペデイア、デジタル大辞泉、all about, 年末年始の行事、こよみ行事com, 行事由来辞典など

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文、 川口国際交流クラブ おおかわら

年末から年明けにはこれ以外にも特別な行事、用語がありますし、地域差もあると思います。

全部は書ききれませんでした。またこのニュースに載せるのもちょっと遅れました。

お許しください。

ワッツジャパン(What’s Japan)No.5

元気な冬の野鳥達(その1 あのイケメンが)

日本語、日本文化を学んでいる皆さん。お元気ですか?
今回は日本の野鳥について“ほんの
ちょっぴり“お話ししましょう。今まさに季節は冬、私たちの住む市街地またその周辺には多くの冬の野鳥達が活動しています。ハトやカラス、またスズメなどはいやでも目についてしまいますが、ちょっと気をつけて見ると公園の木々の間、神社や寺の森、マンションの植え込みの中、庭などに意外と彼らを観ることができます。

 

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ユリカモメ(百合鴎)Black-headed Gull

最初にご紹介するのはユリカモメという鳥です。

この鳥は冬鳥と言って大陸の北部から南下し暖かい日本にやってきて越冬(えっとう)します。つまり避寒(ひかん)の為にやってきて春になると大陸に帰ってしまう渡り鳥です。海岸や川沿い、また大きな川をさかのぼり市街地周辺の支流、沼など広範囲で観られます。主な食べ物は魚介類ですが雑食で市街地ではゴミを突っつく姿も見かけられているようです。

この鳥にはとても興味深いお話があります。

日本の平安時代に朝廷に仕える役人で在原業平(ありわらのなりひら 825-880)という人がいました。この人は今でいうイケメンでプレイボーイ、女性に大変もてたようです。


この人は有能であったようですが、特に和歌を創ることが得意でした。彼はこの特技の和歌で当時の女性達の心をキュッと掴んだようです。とても奔放(ほんぽう)な性格で今流行り?の不倫なども結構あったらしい。それを快くなく思っていた人がいたのでしょうか? 彼はなかなか出世できず、ある時京都から関東に左遷(させん)されてしまいました。そして今の東京が含まれる武蔵の国に入るべく隅田川(すみだがわ)の川岸から渡し船に乗るのです。その時京都では観たことのないくちばしと足が赤い鳥を見かけたので、船頭にあの鳥の名前は?と聞きます。船頭は“都鳥(ミヤコドリ)と言います”と答えました。実はその鳥がこのユリカモメだったのです。


そこで業平さんは次のような歌を詠(よ)みました。
“名にし負(お)はば、いざこと問(と)わん都鳥(みやこどり)我(わ)がおもう人(ひと)はありやなしやと”意味は、“そこの鳥さんよ、あんたの名前が都鳥(みやこどり)というのなら、京の都(今の京都市)のことを良く知っているだろう。どうか僕が京都に残して来た恋人が今どうしているか教えてくれないか?“この切(せつ)ない歌を聞いて船に同乗していた人達は皆もらい泣きをしたそうです。

この経緯は平安時代に書かれた作者不明の伊勢物語というお話に書かれています。


いかがでしょう、女性も男性からこんな歌を詠(よ)まれたらイチコロですよね。彼はこのような女心(おんなごころ)をメロメロにするたくさんの恋の歌を創っています。

 

墨田区のスカイツリーの近く、隅田川に流れ込む大横川(おおよこがわ)という川にかかっている業平橋(なりひらばし)及び業平町(なりひらちょう)の地名はこのイケメンプレイボーイの死を悼(いた)んで江戸時代に決められたようです。また同じ墨田区に言問橋(ことといばし)という地名も歌の“いざこと問わん”から由来しています。


さらに、そんなこともあってか、“ユリカモメ”は東京都を象徴する鳥に指定され、

新橋からお台場(だいば)、有明(ありあけ)、をぐるっと回って築地市場(つきじしじょう)の移転で話題になっている豊洲(とよす)までの新交通システムの正式名称も“ゆりかもめ”と名付けられています。

 

今から約1,100年前に生きた業平さんが、もしイケメンでプレイボーイでなかったら、歌の才能がなかったら、隅田川の渡し船でユリカモメに会わなかったら、船頭がユリカモメを都鳥(みやこどり)と教えなかったら、京都の恋人を思い出して歌を詠まなかったら、そう今の墨田区の業平町、業平橋、言問橋、新交通システムの名前も存在しなかったかもしれませんね。

いやあ、美男子で才能があり、自由奔放に生きて、多くの女性にモテて羨ましい限りでございます。一体何人の女性を泣かせたのでしょうか? そして1.000年以上経ってもその名を人々に刻みつけて。

業平さんに乾杯。彼の生涯が幸せであったかどうかは別にして。

 

冬の野鳥を紹介しようと思ったら、思いっきり脱線して有名なプレイボーイのお話になってしまいました。冬の野鳥の続きはその 2 で次回お伝えしたいと思います。

 

最後にもう一つ業平さんの愛の歌を紹介します。尼さんになった元恋人に対する気持ちを

歌ったと思われます。美しい雪景色と清楚な尼さんの様子が目に浮かぶようです。

“忘れては夢かとぞ思う、思いきや 雪踏み分けて君をみむとは”
意味は“あなたが出家されて尼さんになった現実を忘れていて夢かと思いました。こんな雪深いところであなたに会えるなんて”

 

*アンダーラインした言葉の説明

ほんのちょっぴり=本当にちょっとだけ、申し訳程度に のくだけた表現。

越冬(えっとう)=冬を日本で過ごすこと。この場合、極寒の大陸から冬の間あたたかい日本で過ごすこと。

避寒(ひかん)=寒さを避けること。

プレイボーイ=女性を次々に誘惑し、遊びまわる男性のこと。または多趣味で遊び上手な男性。

和歌(わか)=日本の古典文学で基本的には5音と7音を繰り返す詩。季節の言葉(季語)が入る。この場合“都鳥”が季語。

奔放(ほんぽう)=常識にとらわれず、自分の考え通り、好きに振る舞うこと。

左遷(させん)=地位や職位落とされ、勤務場所も暇な部署に移動させられる事。

切(せつ)ない=悲しく、苦しく、胸をしめつけられるような辛(つら)い気持ち。

清楚(せいそ)=飾り気がなく、スッキリしていて清らかな様子。この場合、質素な法衣を

まとった美しい元恋人の姿。


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  • 京都では見た事ない鳥について、

    今の京都ではユリカモメは鴨川のほとりに普通の観られるようですが、この当時は観られなかったと考えられます。地球温暖化の影響で生態系が変化したのでしょうか。

  なお鳥類学上のミヤコドリは別種ですが、文の記述から実際はユリカモメと推定された

  ようです。


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協力 日本野鳥の会のNさん。

参考にさせていただいたサイト。

フリー百科事典 Wikipedia  ユリカモメ、在原業平に関する事項。

サントリー 日本の鳥百科、

日本野鳥の会 BIRDS FAN, 見つけて渡り鳥

など。

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絵と文 川口国際交流クラブ おおかわら

文はより興味深くするため一部個人的な見解を述べています。また私の無知により史実と異なる記述があるかもしれません。ご専門の方々にはお詫びをいたします。

【年末年始の国際交流コーナー(日本語教室)について】

2016年12月29日(木)は、かわぐち市民パートナーステーション休所日のため、国際交流コーナーはお休みします。 今年最後は12月22日(木)『YEAR END PARTY 2016』、来年最初は1月5日(木)です。お間違いのないようにお願いいたします。

”YEAR END PARTY 2016” 開催のお知らせ

参加ご希望の方は、毎週木曜日13:30から、かわぐち市民パートナーステーション会議室で開催している国際交流コーナーで申込書を配布しております。是非ご参加をお待ちしております。
 (対象者:川口市の日本語教室の学習者とその家族や友人、または日本語ボランティア)

YEAR END PARTY 2016-1

ワッツジャパン(what’s Japan)No. 4

七五三“(しちごさん)のお祝い 11月15日


画像-1日本語、日本文化を勉強している外国人の皆さんお元気ですか?

今回は“七五三(しちごさん)”についてお伝えしましょう。

この行事はお子様が健康に成長して行くことをお祝いする日本独特のものです。

文字通り、子供さんが7歳、5歳、3歳になった時、家族で神社やお寺になどにお参りし、成長を感謝し将来の健康を祈り*お祓い(おはらい)をしていただきます。記念写真も撮って成長の記録とします。

同時におめでたい*赤飯(せきはん)を炊き、また長寿の願いのこもった*千歳飴(ちとせあめ)というお菓子をいただきます。

 




画像-2日にちは
1115日が絶対的ということではなく、その前後の都合の良い休日などが多いようです。年齢についてですが、昔貴族、公家など上流階級の子供達は3歳になると男の子も女の子も髪を伸ばし始め、男の子は5歳になると袴(はかま)と呼ばれる男子の礼装の下の部分をつけ、女の子は7歳になると帯をつける時期ということからきているようです。


さて、これにまつわるちょっぴり悲しい出来事を紹介します。

日本の江戸時代(1603-1867)、1640年 徳川4代将軍“家綱(いえつな)”が病気で亡くなり、後継がいなかったので一番下の弟だった*館林藩たてばやしはん、群馬県)の*藩主(はんしゅ)だった“綱吉(つなよし)”が5代将軍になることが決定されたのでした。


その時、館林藩の後継(あとつぎ)、つまり綱吉の長男の“徳松(とくまつ)”はわずか2歳だったのです。つまり、徳松は2歳で*家督(かとく)を継ぎ館林の藩主、領主にならざるを得なかったのです。そこで徳松が3歳になった時盛大にお祝いをしたそうです。しかるに、かわいそうな事になんと徳松は5歳の時病気で亡くなってしまったのです。

昔は、病気、飢饉、火事、災害などで子供が現代のように順調に成長し成人する率はとても低く、江戸時代は捨て子も多く一説には50%程度だったようです。


この悲しい出来事の後、七五三のお祝いは少しずつ庶民に定着して行ったと言われています。

このその後綱吉は“捨て子はいけません。捨て子を見つけたら助けなさい。

子供は大切にしなければならない。犬などの動物を虐待してはいけません。

などの有名な“生類(しょうるい)(あわれ)みの令”という法令を出しています。

 

さて皆さんのお国ではどんなお子様の成長や健康を祝う行事があるのでしょうか? 

の説明

お祓い(おはらい)=災害、事故、病気などの不幸なことを追い払うこと。

赤飯(せきはん)=もち米に小豆(あずき)を混ぜて蒸したご飯。色に赤みがかっていておめでたい席で食する。

千歳飴(ちとせあめ)=長生きを祈って食べる飴。飴の入った袋には長寿の象徴の鶴(つる)と亀(かめ)などのデザインが、飴はおめでたい色の赤と白に着色され、細長い(長生きを思わせる)形状。

袴(はかま)=男性の和服の正装のとき下につけるスラックスのような着物

館林藩(たてばやしはん)=今の群馬県地域を統治(とうち)した大名の領地または統括地。現代で言えば県のようなもの。

藩主(はんしゅ)=その領地を収める大名。現代で言えば県知事のようなもの。

家督(かとく)を継ぐ=家、財産、権利など全てを譲り受け自分のものにする。

 

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参考にさせていただいた資料、ありがとうございました。

フリー百科事典 Wikipedia 七五三、歴代将軍一覧

All about暮らし、七五三QandA 今更聞けない七五三の基礎知識

など。

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文と絵 おおかわら

文は日本語や日本文化を勉強する人のためにできるだけ解りやすく書いたつもりですが、力不足はご勘弁願います。また史実についても諸説あり異論があるかもしれませんし、また単純な文章構成の間違いもあるかもしれません。

あらかじめその点ご容赦願います。

ワッツジャパン(What’s Japan) No. 3

“のれん”って、なあに?、“ただのカーテンではないぞ”

 

IMG1_0001日本語や日本文化に興味のある外国人の皆さん、しばらくですね。お元気でしたか?

今回は全く日本独特(どくとく)と思われるある品物?を紹介したいと思います。最初の写真をご覧ください。この写真のように、皆さんはよく日本料理のお店や居酒屋(いざかや)の入り口、玄関などに、カーテンを半分に短くしたような布が掛かっているのを見かけられたと思います。この写真は白地ですが、ダークブルー(紺色)やブラウン系(茶色系)が多いように感じます。
 <川口市 創業80年の日本料理店>

そう、それが“のれん(暖簾)”です。そして、その“のれん”が掛かっている時は、そのお店が“営業中(えいぎょうちゅう)”ということを意味しているのです。

特に夕方の開店間際(かいてんまぎわ)の時間帯に、この“のれん”が出ていると“お、もう開いてるんだ。さあ入ろう。”とか、夜遅くなって“もう閉まってるかな”と思って行ったら“のれん”が掛かっていると“良かった。まだ大丈夫だ”ということになるのです。でも入り口にかかっていた“のれん”が外されていたら、残念ながら“閉店”ですということになります。

さてこの“のれん”(暖簾)ですが、日本文化、特に商習慣(しょうしゅうかん)と深い関係があり、飲食店に限らず織物店など*老舗(しにせ)と呼ばれる日本の伝統的製品の製作、販売店など広い範囲で使用されています。


IMG1_0002漢字の後ろの字“簾”は“すだれ”と読みます。すだれは竹や*葦(あし)を編んで、強い直射日光を和らげたり、風よけ、軽い目隠し(ブラインド)、部屋などの仕切りとしてその歴史は奈良時代以前にもさかのぼるようです。そのすだれの発展版が“のれん”と考えられないこともありません。

いつの時代から日本の商習慣と深く結びついたのか、断定はできませんが商業が急速に発展した江戸時代以降ではないでしょうか。

“のれん(暖簾)”は、現代では最初に触れた“営業中”“閉店”という表面的な意味のほかには当初の“すだれ”として、つまり、風よけ、風通し、ブラインド、などの役割は一部を除いてほとんどありませんが、その代わりその商店のとても大切なメッセージが“のれん”に込められているのです。           

画像-4

<川口市 創業90年のお茶屋さん>

よく、ご覧になっていただくと、最初の写真のように“のれん”には、幾つかの文字または、デザインされたマークのようなものが染め抜かれている場合があります。それは、その商店の屋号(やごう)といって商売上の名前をそのまま図案化した
ものであったり、屋号に関連する文字や絵の一部をデザイン化した商標(ロゴマーク)であったり、*家紋であったり様々です。つまりお店のシンボルマーク(象徴)です。<筆者の家の家紋 丸に木瓜 瓜を輪切りにした断面を図案化したものといわれ、子孫繁栄を祈る>
画像-2言い換えるならば、お店の象徴を染め抜いた“のれん”はまさに長年築きあげて来た
お店の誇り、プライドであり、同時お店の伝統、信用、格式などを表しているのです。そうです。オーバーな表現をすれば“のれん”お店の魂(たましい)であり、命であるのです。
 <川口市 手打ちそばと日本料理の店>

 
そんな訳で、下記のような“のれん”に関係する*慣用(かんよう)表現があります。

“のれん(暖簾)を守る。=お店の評判や*格式を落とさずに守り続けること。

例:あのお店のおかみさんはご主人が亡くなった後も女手(おんなで)ひとつで“のれん”を守っている。立派なものだ。“のれん(暖簾)を降ろす”=その日の営業を終わらす意味もあるが、商売を止める、つまり、廃業(はいぎょう)すること。

“のれん(暖簾)に傷がつく”=お店の信用が失われたり、格式に傷がつくこと。

例:あの有名な日本料理店は食中毒事件があり、一時のれんに傷がついたが、今ではなんとか立ち直って営業を続けている。“のれん(暖簾)を分ける”=長年勤めた店員などに新しく別の店を出させ、同じ店名、屋号(やごう)を名乗ることを許すこと。

さらに意味合いは違いますが、その形状からして想像できると思いますが次のような
面白い表現もあります。

“のれん(暖簾)に腕押し=少しも手応え(てごたえ)がない。反応がないこと。例:アパートの駐車場で、バイクが盗難(とうなん)にあったり、車が傷つけられる事件が頻発(ひんぱつ)したので管理人さんに防犯カメラの設置(せっち)をお願いしているが、のれんに腕押しでまったく聞いてくれる気配(けはい)がない。 


画像-3以上“のれん”の基本的なイメージを書き連ねましたが、ただ一つだけ、例外的な
“のれん”もあります。それは“縄(なわ)のれん”と言ってのれん自体が縄でできているのでお店の称号が入れられない。つまりノンブランド、無印の“のれん”です。これはどちらかというと、大衆的(たいしゅうてき)な居酒屋(いざかや)や食堂を指します。つまり、お店のプライド、格式などかなぐり捨てて安さで勝負といった感じで、あまりリッチでない人達が*懷(ふところ)の心配をしないで気軽に飲食ができるお店のことです。“今日は忙しかったですね。どうです?仕事が終わったらその辺の縄のれんで軽く一杯やりませんか”などと使います。


画像-1ただ、断定的なものではなく、布の“のれん”お店が高く、“縄のれん”の店が必ずしも安いとは言い切れず、その区別はお店により違い曖昧(あいまい)な部分があることも忘れないでください。

 

いかがでしょうか? 暖簾(のれん)に対するおおよそのイメージができましたでしょうか? 皆さんが今度暖簾(のれん)の掛かったお店に入ったらちらっとでも“このお店はどんな思いを”のれん“込めているのかな?”と想像してみるのも面白いかもしれません。

 <東京都北区十条の居酒屋 創業昭和三年>

アンダーラインしたちょっと難しいかなと思える言葉の説明。
老舗(しにせ)=何代も商売を続けてきた信用と格式のある店のこと。

葦(あし)=“よし”とも読み、水辺に群生するイネ科の植物で空洞の堅く長い茎ですだれ”などを作る。その“すだれ”は“よしず とも呼ばれる。なお、“すだれ”  そのものは、現代では高級家具インテリアとして別の発展を見せています。

家紋(かもん)=家、家族、一族に伝わる紋章(もんしょう)で現在でもほとんどの家にひとつは伝えられている。一般家庭ではおめでたい時や悲しい時の儀式、つまり冠婚葬祭(かんこんそうさい)などの時に着用される礼服などに必要とされる以外あまり使用されていない。

慣用(かんよう)表現=習慣的、一般的に広く使われて表現のこと。

格式(かくしき)=家柄などによって決められた礼儀作法のレベル。

懐(ふところ)の心配をする=お金が充分にあるか、足りるかどうか心配する。

 

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参考にさせていただいた資料、ありがとうございました。

フリー百科事典ウイキペディア(Wikipedia

明鏡国語辞典,  コトバンク、のれん染卸工場  SNS株式会社様ホームページ


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最後に、できるだけ判りやすく書いたつもりですが、この“のれん”についての歴史、文化、用途、作り方など奥深く、多岐にわたり 私の力至らずの点もあり、うまく説明できたか自信がありません。

それぐらい“のれん”は日本人の文化、習慣に深く入り込んだミステリアスなものです。

ご興味のある方はどうか、この先をさらに研究してみるのも面白いかも知れません。

それでは皆さんまた次回に。


文、写真、絵 : おおかわら
2016/10/18

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