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白い雲が霞みのように浮遊するものの青い空が広がり南風が新緑を揺らしていた、そんな五月皐月上旬ゴールデンウイーク2週目中盤の休日水曜日だった。

今更ながらだが荒川区内の訪問店が少ないことに気づいて、何処かないかなとネットで探すと、程なくこちらの存在を知るところとなった。

公式サイトにあった店主のプロフィールに、思わず立ちどころに気になる一軒となってしまった。

都電荒川線の東尾久三丁目電停周辺のいわゆる下町に、2012年10月3日オープンを果たしたこちらで、店主は北海道生まれの九州育ちの山頭火ご出身の方らしい。

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そんなわけで爽やかな青空から春風そよぐ好天の中、京成八幡から町屋に出てそこから都電荒川線に乗り東尾久三丁目電停に降り立った。

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周辺でついつい都電のスナップを撮影しつつも、上りホーム傍の介護用品店ケア・フレンドの路地を入って行きT字路を右折。

その尾久本町通りを30mほど歩くと、風情もよくこちらが佇んでいた。

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下町商店街の途中で営業しているこちらで、直ぐ近くには和菓子店があり、少し離れた場所にはガソリンスタンドが営業していた。

さっそく入店して行くとゴールデンウイークもあってか、先客一人のもの静かな客席フロアが広がっていた。

お店の方が私に気づくと券売機でチケットを購入するよう促されて、振り返るとやや死角のような位置に券売機が鎮座していた。

その前に立って、予定通り迷うことなく特製塩そばのボタンを選んだ。そして中ほどのカウンター席に腰掛けてチケットを手渡した。

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やはり山頭火ご出身の店主で、本店や幾つかの支店で合計9年間修業しておられたそう。北海道生まれの九州育ちで、四国地方におられたこともあるらしい。

公式サイトには店名由来にも触れていて、誕生日から命名したようだが、それを確率の読み方にするとは何かしら意味深に感じてしまうところだ。しかしながらそうした意図は、全くないらしい。

ふと見ると入り口寄りの壁面にはTRY認定店らしく、そのポスターが貼られていて2013-14東京ラーメンオブザイヤーTRY新人賞を受賞されたこちらであった。

なお、以前は水曜日と土曜日を午前の部営業のみにしていたようだが、今月から木曜日と日曜日に変更して定休日も月曜日となったらしく、店頭の案内にそのように紹介されていた。程なく到着。

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なんともたおやかな一陣の風さえ、感じてしまいそうなほど優美なビジュアルと言えるラーメンがやって来た。

鶏むね肉、豚肩ロース、合鴨ロース、そのチャーシューどれもがジューシーな肉の旨味を閉じ込めた低温調理によるものだそうで、それらがそれぞれ二枚ずつ横たわっていた。

さらに違う仕様のねぎが二種類と、メンマ・味玉・海苔三枚が添えられていた。表面に垂らされた油は、比内地鶏の鶏油だそう。

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それではと行かせて貰えば、もうふくよかな味わいが実にたまらない美味しさ。大量の国産の丸鶏・鶏肉付胴がら・ゲンコツの生骨を、一から血抜きしてからボイルして、しっかり炊き上げたものだそう。


塩ダレは、昆布・桜えび・椎茸・貝柱・あじ・宗田かつお・鮪削りからとった出汁に、淡路島の藻塩を合わせまろみあるタレに仕上げているらしい。

やや白濁気味の鶏塩清湯スープに、三河屋製麺の細ストレートが絡んで来て、ほんのりと紅色したチャーシューの弾力極まる食感も素晴らしかった。

それだけに箸の速度が加速して行き、もう気がつけば完食だった。いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、途轍もなく遥か彼方まで確実に良かった。

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★ RAMEN にじゅうぶんのいち - 1/20 -

公式サイト/
http://www.20-1.jp/
住所/東京都荒川区東尾久2-19-10 西脇ビル1階  TEL03-3809-6100
定休日/月曜日  営業時間/11:30~14:30/18:00~20:00 ※木曜・日曜は午前の部のみ

※アクセス

都電荒川線東尾久三丁目電停下車。上りホーム傍の介護用品店ケア・フレンドの路地を入って行きT字路を右折し、その尾久本町通りを30mほど歩いた左側にあり。



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