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懸念された台風は昨日の夕方には温帯低気圧となって夜遅くまでその影響による嵐が吹き荒れ、朝からそんな台風一過の強い陽射しが青空からふり注いでいた五月皐月中旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、昼間は都内でも気温が30度近くまで上がったようで、夜風も初夏の陽気にさえ近く思えた午後七時過ぎだった。

中野駅北口サンモール商店街周辺に、麺彩房本店で6年間修行経験があり店長の要職に就いた経験がある方が独立して、最近店をオープンさせ濃厚クリーミーでは無い鶏白湯を提供しているらしい。

つい先日も同じように中野麺彩房で店長経験がある方が営業するラーメン店を訪れて、素晴らしいつけそばを愉しんだばかりだけに気になるしかなかった。

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そんなわけで、仕事帰り立ち寄ることにした。と言うわけで中野で途中下車して、また北口に出てサンモール商店街を進んで行った。

そしてロッテリア奥の右路地を曲がり、中野三番街の路地を歩いて行った。中華そば青葉本店がある十字路を直進して30mほど足を進めた頃だろうか。

闇夜にこちらの店名である「鵺」と表記された自立電光看板が、行く手を塞ぐように白く妖しく光っていてあそこかとなった。

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ついこの前の先月の4月16日に、オープンしたばかりらしい。店先には提供するメニューがビジュアルと共に案内されていて、鶏白湯そばの他に魚介鶏つけそばや海老辛油そばが、新たな提供メニューとして案内されていた。

さっそく入店して行くと先客が一人に、厨房にはいかにもラーメン店主らしい方がおられた。店頭も店内もスナック風の雰囲気に満ち溢れていて、その居抜き店舗で営業するこちらのようだった。

中ほどのカウンター席に腰掛けてメニューリストから鶏つけそばにしようかとも考えたが、やはりそれほど濃厚でない鶏白湯そばが気になってその特製仕様の方をオーダーした。

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例によって店主と世間話しに花が咲いた。ネットの情報通り麺彩房に六年ほどおられた方だそう。


濃厚クリーミーでない鶏白湯かお聞きすると、店主ご自身がベジポタのような濃厚鶏白湯が苦手らしく、洋風な面持ちの鶏白湯に違和感を覚えていたそう。

和風な雰囲気が強い鶏白湯そばを、提供しているこちらのようだった。なお、やはり麺は融通がきくこともあって、大成食品から取り寄せているらしい。

店名の鵺(ぬえ)は、夜はゆっくり呑める鶏白湯の店と言うところを広めたい一心から思い浮かんだものだそう。

鵺とはスズメ目ツグミ科トラツグミの別称で、夜になると細い声でヒィーヒョーと鳴くためその昔は妖怪や物の怪とされたようだ。

平家物語などにも登場しており、猿の顔で狸の胴体を持ち、手足は虎で尻尾は蛇と言う表現がなされたらしい。程なく到着。

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適度に白く瀞みはそんなに感じられない、なんとも風情豊かな持ち味を感じる鶏白湯そばがやって来た。

それではと行かせて貰えば、まるで良き時代の中華そばを、そのまま鶏白湯そばにしてしまった風合いがあって実にたまらないもの。

なるほどベジポタ的な洋風でない、むしろ和風な面持ちが、なかなか好印象の鶏白湯そばと言えた。


帆立と煮干しの旨味が風情も良くふくよかにあらわれた鶏白湯で、店主にそこら辺をお聞きすると、その通りの食材を利用していることを包み隠さず教えてくれた。

無化調と言える味わいが、それにしても素晴らしかった。ほろほろとした煮豚も素敵で、メンマもよく出来ていた。

大成食品製の中細ストレートも、店主の取り扱いもあって、そこはさすがの一言に尽きた。

味玉も美味しく、それだけに気がつけば完食。チャルメラの音が聴こえて来そうな、そんな鶏白湯と表現したくなるものと言えた。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、実に素晴らしく途轍もなく何処までも確実に明瞭に良かった。

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★ NOODLE DINING 鵺 - NUE -

住所/東京都中野区中野5-36-14  TEL 非公開  定休日/月曜日  営業時間/11:30~14:30◆18:00~213:30 ※日祝は午前の部のみ営業

※アクセス

JR中野駅北口下車。中野サンモール商店街を進んで、ロッテリア先の右路地を入る。その中野三番街をを歩いて行き、中華そば青葉本店がある十字路を直進して30mほど先の右側にあり。



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