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朝方まで降っていた雨も上がったものの陽射しが戻ることもなく、どんよりとした雲が空を覆い梅雨入りもそう遠い先ではないことを想わせた、そんな五月皐月中旬も後半の休日火曜日だった。

こちらもまた気になっていた新店で、夜営業も落ち着いて来た方向ではあるものの周辺に気になるカフェを見つけて、それならば休日の昼下がりまったりしながらそのらぁ麺を愉しみたいとなって出掛けることにした。

こちらもまた、2015年5月15日にオープンしたばかりの無化調&自家製麺を標榜する、若き店主が厨房に立つこだわり店だそう。

そんなわけで起床して洗濯機を二度ほど回し、本八幡周辺で所用を一つ済ませてから、都営地下鉄新宿線電車に飛び乗りまた曙橋駅へ降り立った。

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A2出口から外へ出て、右手の幅広道路である余丁町通りの緩やかな台町坂を、横断歩道で渡って左側面歩道に出てから昇って行く。

400mほど歩いて行けば坂の頂上で、その付近にあるファミリーマート前の左斜めに入る幅狭の路地を入り、50mほど先の大星湯を越えた右側に風情もよくこちらが佇んでいた。

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さっそく入店して行くと、左手に券売機があり、その前に立った。そこであらかじめ決めていた味玉らぁ麺を選んだ。

サイドメニューがもし何かあればと思い券売機の下に目をやると、肉飯のボタンが押せるようになっていたので、これ幸いとばかりにそのボタンを連打することにした。

チケットを掴んで奥へ進むと、厨房前に七席のカウンター席が並び、三人の先客が居て中ほどの空いた席へ腰掛けた。

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厨房の店主にツィッターでフォローしたことをきっかけにご挨拶して、後続客が続いただけに御迷惑にならないよう配慮しながら世間話しをさせて貰った。

五年間ほど都内の幾つかのラーメン店で修行を重ねてから、こちらのラーメン店開業の準備を始め予定通りその舟を漕ぎ出せたようだ。

その提供するらーめんの味わいは、特定の店のものを意識することはないものの、例えばちゃぶ屋の全卵麺の技術などを参考にしているケース等はあるらしい。


直ぐ傍には誇張することなく、シンプルにまとめられた蘊蓄を綴った案内が見受けられた。

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厨房内でよく見られる業務用冷蔵庫のいわゆるコールドテーブルが小上がりの場所に小麦粉や計りと共に置かれていた。

それらを見てこちらの店主がマニアックなほど完全温度管理の姿勢があることがある程度判った。


なお利用する水はエレン整水システムで生成されるものだそうで、豊富な活性水素が含まれる還元イオン水を使用しているそう。程なく到着。

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大判のチャーシューは薄いこともなくステーキのような焦げめが付いて、穗先メンマは醤油の色が藍染めの生地のように綺麗に染まっていた。味玉もまた醤油の色がよく表れていた。

それではと行かせて貰えば、なんという完璧なまでの麺・スープ・各具材パーツで、どれもが怒涛極まる美味さがたまらないもの。総合力も、もちろん良かった。

醤油味のらぁ麺一本のこちらで、そのかえしは静岡の再仕込み醤油に群馬の生醤油と愛知の白醤油をブレンドし、真昆布・貝柱・果実の風味も閉じ込めたものだそう。

自家製麺は「はるよこい」と「ゆめちから」をメインに、北海道産100%で小麦粉をブレンド。かんすいは天然のものを利用しているそう。

スープは博多地どりに羅臼昆布、貝類やウルメイワシに香味野菜などの食材を三つのダシに分けてから合わせたものらしい。

香味油は岩中ポークの脂に、醤油に合う数種類の香りを映したものだそう。無化調に徹してそれが入るものは、完全無使用のようだ。

それにしてもチャーシューが見た目だけでなく、泣けるほどに美味しいもの。プリプリした食感も、良い豚肩ロース肉で、かなり素敵と言えた。

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それだけに肉飯もまたプリプリした肉で、赤身や白い脂身など細切れにした肉の味付けがこれまた美味かった。

気がつけば完食。揺るぎない努力で獲た調理技術から生まれたそのらぁ麺は、完璧な味わいとも言える美味しさだった。

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帰りは都営地下鉄大江戸線若松河田駅から自宅に戻ろうと歩いていると、その途中に出世稲荷神社なる神社を発見。江戸城を築城した太田道灌が長禄元年に鎮座した神社だそう。

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若松河田駅傍に昭和2年に建築された小笠原伯爵邸があり東京都選定歴史的建造物にも選ばれており、館内にはレストランにカフェも併設され本日はここも目的地でまったりしていた。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも途轍もなく完璧な風情ある味わいに、感動を覚えるほど実に素敵で良かった。

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★ らぁ麺専門店 麺庵ちとせ

公式ツィッターアカウント/
https://twitter.com/menanchitose

住所/東京都新宿区市谷台町18-5  TEL非公開  定休日/未定  営業時間/11:30~14:30/17:30~20:30

※アクセス

都営地下鉄新宿線曙橋駅下車。A2出口から外へ出て、右手の幅広道路の余丁町通りの緩やかな台町坂を、横断歩道で渡って左側面歩道に出てから昇って行く。400mほど歩いて行くと坂の頂上で、その付近にあるファミリーマート前の左斜めに入る幅狭の路地を入り、50mほど先の銭湯の大星湯を越えた右側にあり。


または都営地下鉄大江戸線若松河田駅河田口下車。余丁町通りの右側歩道に出て歩いて行き、台町坂手前の右路地を入った道路周辺にあり。大星湯のすぐ傍にあり。



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