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白雲がやや多めに青空へ広がり、陽射しが淡くなってはその勢いを強めていた、奄美地方が沖縄より一足早く梅雨入りを迎えていた五月皐月後半の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、初夏のそよ風が夜風となって街にそよいでいた、そんな午後七時過ぎだった。

都内の新店情報を追っている内に見つけたこちらで、JR水道橋駅西口周辺に2015年3月14日オープンした、まだ比較的新しいラーメン専門店のようだ。

麺は浅草開化楼さんらしく、その銘板が店内に掲げられているようで、その木製麺箱が至る所にさりげなく置かれてあるそうだ。

しかもプロレスラーでもあり浅草開化楼の社員でもある、今や有名製麺師の肩書きがある負死鳥カラス氏が係わっているらしい。

関連情報をネットで追えば、つじ田インスパイア系らしい、そんなこちらのようだった。めん徳二代目つじ田と言えば、好きなラーメン店だけにそこは気になるしかなかった。

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そんなわけで通勤帰宅の帰り道、四ツ谷で中央線快速電車から総武緩行線電車に乗り換え、家電量販店外商時代よく営業車で出掛けた水道橋で途中下車。

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東京ドーム寄りの西口改札口を出て、その前の通りを左手に200m程歩いて行くと、左側に新店ながら風情も良く佇むこちらが営業していた。

なるほどつじ田の成功以来こうした和風な面持ちで金色の家紋が荘厳に輝く外観と店内は、こちらに限らず以前から見受けられているがそのオーラはかなり近いものがあった。

店頭右手に券売機があり、その前に立ちやはり中華そばにするかとなって特製仕様のボタンを選んだ。

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さっそく入店して行くとたまたまだろうが、意外にも先客のいない静かな客席フロアが広がっていた。

左手に厨房が広がりその前にカウンターが奥まで延びていて、右手壁面側にも同様にカウンターがあり奥まで延びていた。

そして広い厨房には、三人の方がおられた。奥寄りのカウンター席に腰掛けさせて貰い、来られたお店の方にチケットを手渡した。

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店頭も荘厳だったが店内もかなり良い雰囲気があり、入口寄りには風神雷神図が壁面に飾られて異彩を放っていた。

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また一番奥の右手には、ラーメン店では珍しい、花瓶に花が生けてあった。

そして左手には店名が記された達筆な書が飾られ、その横に浅草開化楼の木製麺箱が八つさりげなく積まれ、かなりの長ねぎが束になったものがその麺箱に寄り掛かっていた。

お聞きするとその書は、高名な書道家の先生が、こちらのために書かれたものだそう。そのやり取りをきっかけに、多少の世間話しが出来た。

界隈に位置する東京ドームで、巨人戦の試合やコンサート等のイベントがある時は、かなり混雑するそうだ。

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釜こしうどん水道橋製麺所と言う名前のうどんチェーン店が、五年ほど営業していた跡地で営業しているが、そちらとは全く関係ないこちらだそう。

卓上に調味料が幾つか置かれてあり、その中にはつじ田で知られるようになった黒七味があった。その店舗とも、全く関係ないようだった。

ふと見れば豚ほぐしなる追加トッピングがあるメニューリストと、浅草開化楼のかなり風情のいい木製麺箱が目に止まった。程なく到着。

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かなり大きい大判海苔が二枚刺さり、これまた大判のチャーシューが丼に蓋をするように置かれ、そこに味玉・刻みねぎ・ナルト・メンマが添えられていた。

それではと行かせて貰えば、なるほどつじ田の流れを汲んでいるようにさえ、思えてしまいそうな味わいが実にたまらないもの。

魚介風味を意図的に抑えており、その分隠し味の食材がその風情を高めている感じとなって、なかなかの豚骨魚介中華そばとなっていた。

浅草開化楼製の特注麺である中太ストレート麺は、しなやかな面持ちの中に粘りのあるコシが感じられ、そこはさすがの一言に尽きた。

チャーシューや味玉も素敵で、気がつけば完食。帰る頃には後続客が続いて、そこそこに盛況な店内となっていた。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも果てなく的確に明瞭に確実に良かった。

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★ 中華そば 勝本 (かつもと)

住所/東京都千代田区三崎町2-15-5 セントバンフビル1階  TEL03-3279-7370  定休日/日曜日  営業時間/11:00~22:30

※アクセス

JR水道橋駅西口下車。改札口を出たら左側に出て、その前の通りを左手に200m程度歩いた左側にあり。



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