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昨夜遅い時間に自宅周辺に降り出した大雨が、幻だったかのように真っ青な大空から爽やかな陽射しが勢いも良くふり注いでいた、五月皐月も月末間近の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、爽やかな夜風が初夏の陽気さえ贈っているような午後八時過ぎだった。

やや残業となりいつもより遅く終業となった日で、さて今夜はやはり某店にするかと思っていたら、午後8時24分頃首都圏を小笠原諸島西方沖を震源とする震度5強の地域もあった大きな地震に襲われた。

吉祥寺から電車に乗るとその地震の関係でなかなか前に進まず、こうなれば中野周辺の候補店の一つを訪ねるかと考えた。するとそうしない内に、昨日の訪問店もあって直ぐにこちらが浮かんだ。

先月中旬にルミネ荻窪店5階で営業しているムジャキフーズの系列店となる函館らーめん一凛さんを訪ねたものだが、中野サンモール商店街の中ほどに位置するこちらもまた同じ系列の同じ函館らーめん店として気になっていた。

先日はやはり同じ系列店の阿佐ヶ谷駅前にある北海道らーめん味丸さんへ伺ったが、そこでこちらの訪問を奨められてかなりその気になっていた。

そんなところに昨夜はべんてんの流れで吉祥寺の系列店で、この地震で中野でラーメンしてそこを出る頃には、電車ダイヤもある程度落ち着いているだろうと思ったわけだがその考えは少し甘かったようだった。

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ともあれそんなわけで中野で途中下車してサンモール商店街を歩いて行き、中ほどの左手で営業するその店頭へやって来た。

ちなみにサンロードの奥にあるブロードウェイの地下に、同じ店名の中華店が営業しているが全く関係ない両者だろう。

どうやらこちらもまた阿佐ヶ谷駅前の北海道らーめん味丸と同様に、げんこつ屋の支店が営業していた建物らしく、調べて見ると開業も2007年8月と同じだった。

ふと見ると夏季限定らしき函館冷やしそばなる提供メニューが入口に案内されており、こちらが八年前に開業した頃から始めた限定だそうで、すっきりとした冷たいスープと麺は愛され続けた逸品だそう。

また店頭右手には函館らーめんの蘊蓄がさりげなく掲げられていた。その内容は荻窪の一凛とほぼ同じだが、若干表現が微妙に違っていた。

黄金の清湯スープは一口すすれば深いコクが広がるこちら自慢のスープだそうで、その味の決め手の塩は自然の旨味がある瀬戸の本塩を使用しているらしい。

函館産昆布に干し貝柱などの魚介系と鶏ガラなどの動物系と数種類の野菜を丁寧にコトコト煮込むことで、旨味がたっぷり含まれる黄金色のスープに仕上げているものだそう。

そしてこちらだけで対応しているような、大門めしなるものもあった。

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どれでも100円の大門めしと言うもので3タイプがあり、ビジュアルフォトで紹介されていて、見ると松前漬めしと鮭しらすめしといか塩辛めしと言うラインナップだった。

これは塩そばと共に楽しむかとなって、入店して右手にあった券売機の前に立った。そして味玉入り塩そばを選択してから、小めし大門めし100円のボタンを連打した。

そして振り返り奥へ進むと手前寄りのカウンター席へ促されて、腰掛けながらも松前漬めしと言ってチケットをお店の方に手渡した。程なく到着。

中野サンモールで営業するこちらだけに、回転率が売上額向上の重要な要素となるものだが、それにしても尋常ではない早さで塩そばと大門めしが到着した。

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それではと行かせて貰えば、こちらもまた風情も豊かな味わいが、実にたまらないもの。麻生製麺製であろうしっとりと来る、中細ストレートの風合いがまた良かった。

チャーシューと味玉も良い雰囲気で、松前漬けめしがなかなかの持ち味で素敵と言えた。それだけに、気がつけば完食。

振り返ると木目の紋様が綺麗な蘊蓄ボードがそこにもあり、日本最古のラーメンは北海道函館で明治十七年に誕生したことが綴られていた。

その後先代達により改良されて行き、現在の塩そばが完成したと言う。昭和の初めに大門通りに実在したラーメン屋の味を再現したのがこちらの塩そばなのだそう。

おそらく明治十七年の函館の店とは養和軒のことで、地元紙に広告を掲載しており函館ラーメンのルーツとされている。

現在でも函館大門地区には多くの人気ラーメン店が営業しており、黄金スープと言えば龍鳳だが、中細ストレート麺の慈養軒などそんな店名が浮かんで来る。

いや、変わりゆく時代の中で、変わらない伝統のラーメンを口に出来て、かなり実に素晴らしく、なかなかとても素敵で良かった。

なお中野から乗車した電車は、かなり地震の影響を受けて前に進まず、夜遅くの帰宅となってしまった。

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★ 函館らーめん 大門 〔ダイモン〕

住所/東京都中野区中野5-64-8 乙女屋ビル1階 TEL03-5318-3471 定休日/無休 営業時間/11:00~翌4:00

※アクセス

JR中野駅北口下車。中野サンモール商店街を入って行き、70mほど進んだ左側にあり。



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