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また朝方から燦々と陽射しが降りそそいで、やや強いそよ風が木々を揺らしざわめかせて、それが遠くから聴こえて来るさざ波にも似ていた、そんな6月水無月上旬の休日木曜日だった。

最近になってからその営業を知って、大変気になるところとなっていた。昼間のみしかやっていないこともあって、休日を利用して訪ねることにした。

千石ラーメンなど都内の幾つかのラーメン店で修行経験がある、格闘家の経歴を持つ河内竜司氏が厨房に立つ2015年4月22日にオープンしたこちらだそう。

以前は武蔵小山周辺に麺屋我竜なるラーメン店を、2007年12月27日からオープンさせたことがある氏のようだ。

その後2009年10月7日から新宿歌舞伎町へ移転を果たして、店名を我竜冥心と若干だけ変えてリ・オープンしたようだが、残念ながらそちらは2011年1月31日を以て閉店してしまったらしい。

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そんなわけで本八幡からだと都営地下鉄新宿線を利用して、曙橋駅で下車してそこから歩いて向かうルートが一番最短時間で最安交通費として向かった。

本八幡の地下鉄ホームに降りると、ちょうど急行電車が出るところでそれに乗車。市ヶ谷で各駅停車に乗り換え曙橋で下車した。

A4出口から出ると右手に駅名にもなっている、そんな曙橋が見上げた場所にあった。直ぐ右手の橋手前にある路地を入り、その先にある階段で上へ上がり、その曙橋の道路を右手へ進んで行った。

途中の曙橋南信号交差点の横断歩道を利用して向こう側の歩道に出て、複雑に入り組む路地が先まで臨める狭い道路を斜めに入って行く。

小さい公園が左手に見える頃その先の路地が鍵型になっていて、すると路地が車力門通りと名付けられていることを教える案内があり、その先には狭くて小さな神社が鎮座していた。

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そこを抜けてしばし往けば、こちらが風情も良く佇んでいた。見ると軽く白い生地で作られた店名の入った暖簾が、おりからの強い風で常に揺さ振られていた。

夜は燻製料理煙人が営業している店舗を昼間だけ間借り営業しているこちらのようだ。

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入店して行くとまもなく正午と言う時間だけに、後続客も続いて盛況な店内のこちらであった。

ちなみにその煙人は、電撃ネットワークの中で一番危険なパフォーマンスを得意とするメンバーで知られるギュウゾウ氏がオーナーのお店らしい。

氏は界隈に営業しているくじら料理「鯨人」のオーナーでもあるそうで、栃木県小山市内には約400坪のギュウゾウ農場を作り農業にも勤しんでおられる方だそう。

そうした間借り営業しているこちらゆえに、暖簾の店名だけが唯一のブランドを示すシンボルだ。右下の隅には以前の店名である我竜とある赤いマークが刻まれており、このマークまできっちり撮影したいところ。

しかしながら先述したように踊るばかりの白い暖簾に、白い恋人ならぬ白い被写体を狙い続けて、はたから見たら異様に思われたかも知れない。ともあれ帰るまでには、数枚だけ思い通りの撮影が出来た。

券売機の無いことを確認してから、ちょうど店主がおられる前の空いていた中ほど近いカウンター席に腰掛け、燻製半熟味付玉子に燻製チャーシューが数枚のる予定通りの煙人玉そばをオーダーした。

カウンター前の奥の壁面には夜は居酒屋とも言える料理店だけに多くの焼酎や洋酒が並べられていて、カウンタートップには様々な食材をそれぞれに漬け込んだ蒸留酒が幾つも置かれてあった。

またカウンターには煮干しを漬け込んだビネガーが用意されていたが、ラーメンに入れても何だったので最後まで使うチャンスは無かった。

なおこちらの麺は鯉谷剛至氏が運営する株式会社地雷源の製麺工場のものを利用しているらしく、JIRAIGEN SYNDICATE製麺とメニューリストに大きく表記されていて、奥には木製麺箱が数段積まれて置いてあった。

店名の由来は持ち掛けながらお聞きした感はあったが、現在も船橋市非公認は変わらないものの今や超有名人気キャラクターふなっしーの人気にあやかって名付けものだそう。

帰宅してから気がついたが、オリジナルTVアニメ「結城友奈は勇者である」の中で登場する、暇さえあれば煮干しを食す三好夏凜のあだ名がにぼっしーらしく、そんなヒントに店主が名付けたのかそれは定かではない。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、じんわりと来るふくよかな旨味さえ渡る味わいがたまらないもの。

かなりの煮干しの風合いがあるものの、その所為で押し戻されている感さえあるほど。鶏ガラに様々な食材が足されている持ち味が、瑞々しくもしみじみとしていて良かった。

そんなスープを絡める地雷源の麺は、これまたかなり太めの中太縮れ仕様。その類い稀なるインパクトは、中華麺であることさえ忘れてしまいそう。

まるで切り忘れたショートパスタを、そのまま麺にしてしまったような風合いとも言える愉しい食感だった。

燻製されたチャーシューと半熟味付玉子も、かなりとんでもない美味しさで実に良かった。それだけに、気がつけば完食。

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店主にご挨拶してこちらを出て来た道を戻って行くと、界隈の初夏の煌めきが行きに歩いた時よりも輝いていた。

いやいや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、何処までも途轍もなく一心不乱になって美味しく頂けた、とても気合いを感じる実に素敵な煙人玉そばだった。

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★ にぼっしー 中華そば家

ツィッター公式アカウント/https://twitter.com/nibossy_ramen
住所/東京都新宿区荒木町3 TEL非公開 定休日/日曜日 営業時間/11:00~15:00

※アクセス

東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅下車。出口4から出て新宿通りをJR四ッ谷駅方面に進み、三つ目の左路地を入り少し歩いた右側にあり。都営地下鉄新宿線曙橋駅からでも徒歩圏内。夜は燻製料理煙人が営業している店舗の昼間借り営業店。



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