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遅く起床して外に出ると昨日降り続いた雨が止んでいて、アスファルトの路面も渇いていたが午後からまた降り出す予報が出ていた、そんな七月七日小暑であり七夕の火曜日。何はともあれ、
なるべく外へ出歩いてまず体力をつけることが、とりあえず目の前の課題と言うことになる今日この頃だった。

本日も入院していた大学病院を支払いの関係で訪れた日であったが、ここまで来たならまた内房線電車に飛び乗って出掛ける訪問店を探すかとなるもの。そこで駅から1kmほど歩く、宿題店になっていたこちらが、ちょうど良い距離かと気がついて今回立ち寄ることにした。

2011年2月に開催された袖ケ浦市観光協会が主催する、袖ケ浦ご当地グルメ王座決定選イベントである袖-1グランプリにおいて、創作出品したホワイトガウラーメンが見事優勝して王座に輝いたこちらだ。

千葉のご当地ラーメンと言えば、竹岡式ラーメン、勝浦タンタンメン、九十九里はまぐりラーメン、君津式豚骨ラーメン、長南町アリランラーメン、そして船橋ソースラーメンがよく知られていると思う。

そうすると新たな千葉ご当地ラーメンとして、このホワイトガウラーメンが加わることになるようだ。

牛乳ベースの生姜を効かせた塩味のスープらしく、ミルク味と言うことでそのスープは白いのが特徴だそう。

最初はガウラとは何だろうと思ったが、池袋をブクロとか高円寺をエンジと略して呼ぶように、ガウラは袖ケ浦のガウラと言うことらしい。

ガウラと名乗る袖ヶ浦市をPRする自治体公認ゆるキャラもいるそうで、恐竜を連想するネーミングからそのようなスタイルらしく、眠たそうな目がチャームポイントだそう。

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そんなわけで、すぐ傍に東京湾が接近している長浦駅へやって来た。北口側の先は東京湾で、風力発電の大きいプロペラがそう遠くない場所に臨めた。

周辺は雨が降っており、思わず傘を取り出して広げこちらへ向かう。南口すぐ下の道路を右手に進んで行き、駅前の信号を入れて三つ目の信号がある蔵波台入口交差点を左折。

するとそこには長浦商店街と記されたアーチがあり、なだらかな昇り坂がずっと先まで続いていた。

それほど大きくない銀杏が植樹されている、そんないちょう通りを500mほど歩いた頃だろうか、左手に薄緑色と白色のツートンカラーのこちらの店舗が見えた。

店頭に立つと店名の横に大きく描かれた、可愛いロバの絵が異彩を放っていた。そして壁面左手には、元祖ホワイトガウラーメンがフォトと共に案内されていた。

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さっそく入店して行くと、この雨もあってか先客ゼロの店内が広がっていた。それだけにテーブル席に座らせて貰い、右手にメニューリストがあったので手に取る。

ホワイトガウラーメンは、デフォルト以外にも進化系バージョンがラインナップされていた。アサリだしが効いたひと味違うアサリガウラ、チーズ好きにはたまらないチーズガウラ。

さらにピリ辛味で炒めた野菜と挽き肉がのるピリッとガウラ、キムチをたっぷりのせたキムチガウラなるものもあった。

様々なセットメニューが用意されていたが、ホワイトガウラーメンはおそらく価格を抑えたものだからだろう、お得なセットメニューからは外されていた。

また面白いのは、五目チャーハン・エビチャーハン・ポークライスが、小盛の200g、並盛の300g、100円追加で2倍となる特盛600gとグラムでオーダー出来るようになっていたことだ。

なお餃子や焼売等の点心類や、杏仁豆腐等のデザートも提供しているこちらだった。

そんなリストを一通り見てから予定通り元祖ガウラーメンをお願いして、この際だからと五目チャーハンを200gで一緒にお願いすることにした。

店主はこの中華店を開業させる前に、幾つかの都内のホテルや中国料理店で、合計五年ほどの修行経験がある方だそう。

そうした修行をした後に現在地よりも数100mほど山寄りの場所で、1993年3月23日に創業したこちらだそう。そこで五年ほど営業してから、この場所に移転して現在に至っているらしい。

なおホサナと言う店名はヘブル語だそうで、店主は(けいけん)なクリスチャンらしく、普段目を通す聖書の中に出て来る「祝福あれ」と言う意味のホサナが、自然に浮かんで来て相応しいとして店名に決めたそうだ。 

ロバのラーメン屋と言うのも、キリストがロバに乗って現れた記述や絵画からのようだ。袖ケ浦市の出口清市長も、ホワイトガウラーメンを食したようで、そのフォトがサイン色紙と共に飾られてあった。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、優しいミルクの味わいが実にたまらないもの。鶏ガラベースに豚骨もさりげなく効かせた口当たりも良いあっさりとしたスープに自家製の特製ダレを用いたものだそう。やや太めの中太ちぢれ麺が、なるほど確かに相性抜群と言えた。

大きく分厚い豚の角煮はガウラ肉と名付けられて定着しているそうで、実にトロトロしてよく煮込まれたもので、箸で持ち上げようとしたら、それだけで千切れそうだった。キャベツがまたミルクスープとよく合っていた。

チャーハンもパラふわな仕上がりで絶大に素敵で、それだけに気がつけば完食。 その頃には周辺に在住する、常連さんらしき方々でそこそこに盛況な店内となっていた。

袖ケ浦市観光協会主催で生まれたご当地ラーメンと言うことで、ホワイトガウラーメンはその強力な観光協会のバックアップを元に、市内の幾つかの外食店舗でも若干仕様変えたその店ならではの牛乳を使用したホワイトガウラーメンを提供しているようだ。

そうしたお店を紹介する観光協会が製作した、小冊子も作られて店内に置いてあった。東京ドイツ村でも冬季のイルミネーションイベント期間に園内で提供していると言う。

袖ケ浦市は千葉県のほぼ中央に位置する東京湾に面した6万人が住む政令指定都市だが、酪農も盛んらしくラーメンに牛乳を入れる発想もこの周辺に乳牛を飼育して搾乳する牧場があるところからだそう。

ちなみに日本酪農発祥の地は、千葉県安房郡山間部の嶺岡地区と言われているらしく馬の放牧がなされていたようだ。

そして生乳生産量も、千葉県は全国五位と盛んらしい。それだけに周辺のJAで教えて貰い、そうした袖ヶ浦市内から中心に集乳する牛乳工場で生産された牛乳を利用して地産地消も意識したホワイトガウラーメンとなっているそうだ。 

いや、それにしてもかなりとんでもなく絶大に果てしなく、実にとっても素晴らしく美味しかった元祖ガウラーメンと五目チャーハン200gだった。

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★ロバのラーメン屋 大衆中華 ホサナ

公式サイト/http://www.geocities.jp/hosanashop/saito/da_zhong_zhong_huahosana.html
住所/千葉県袖ケ浦市蔵波台2-23-23 TEL0438-63-4378 定休日/日曜日 営業時間/11:30~14:30/17:00~22:00

※アクセス

JR長浦駅南口下車。南口出口すぐ下の道路を右手に進んで行き、駅前の信号を入れて三つ目の信号がある蔵波台入口交差点を左折。長浦商店街のアーチがあるなだらかな昇り坂のいちょう通りを500mほど歩いた左側にあり。徒歩およそ15分。


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