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見上げた空は厚い灰色の雲に覆われ時折り強い雨が落ちては小ぶりとなって、街をモノトーンに変えその色をすすけたようにくすませていた、そんな八月葉月後半の木曜日だった。

中野駅北口前に位置するサンモール商店街周辺に、また新たなるラーメン店がオープンしたようだ。一昨日の2015年8月18日から営業を開始したその新店は、なんと川崎に本店がある玉グループの新店らしい。そんなわけで大変に気になるところとなって訪ねることにした。

2008年7月11日に創業したつけめん玉本店だが、川崎周辺を中心に展開して営業している玉グループ各店である。

2013年12月27日オープンした超大吉@上野を訪れたものだが、昨年12月5日オープンのつけめん玉 町田店以来の新店となるようだ。川崎からかなり離れた中野駅周辺だが、上野や町田でも営業しているだけにそんな驚くことはなかった。

少し前と違って最近は家系ラーメン店が毎日何処かでオープンしているような昨今だけに、その戦略性が問われる時代と言えそうで後で触れているようにそれが垣間見れたこちらであった。


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と言うことで、御茶ノ水で総武線各駅停車から中央線快速電車に乗り換えて少し久しぶりの中野へやって来た。中野北口駅前のサンモール商店街を進んで行き、三つ目の右路地を入り突き当たりを左折。

その小路を数十mほど歩くと左手側に、開店祝いのフラワースタンドが並ぶこちらが営業しており、それで直ぐにあそこかとなった。

もうすぐすれば正午と言う時間帯だけに周辺道路は多くの人々が行き交い、フラワースタンドが幾つも並ぶこちらの前で何人かは好奇心の目で見て放れて行き何人かは店内に入って行った。

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そんな状況だけに、さっそく先客に続いて入店して行き、入口右手の小型券売機の前に立った。

提供メニューはデフォルトでイチ押しとなる塩味のバラそばに、さらに醤油バラそばと辛いラーメンらしき赤バラそばもラインナップされていた。

そんなラーメンの中からやはりお奨めらしい塩味のバラそばを選んで、追加トッピングするかと塩味玉に、サイドメニューも愉しむかと肉飯のボタンを連打した。

チケットを手にしてお店の方にそれを手渡すと、かなり盛況の満員御礼な店内ながら、空いていた中ほどカウンター席に促されてそこへ腰を下ろした。

カウンタトップに大皿が置いてあり、そこには塩むすびが50円と値札が添えられあった。箸立ての横に容器が置かれて何かと蓋を開けて見ると家系ラーメン店によく見られる刻まれた生姜が入っていた。

またチャーシューをスライスする電動スライサーが厨房入口寄りの周辺にあり、自動で左右に動いてチャーシューがスライスされていた。程なく到着。

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このところさっぱり清湯スープが流行傾向にあるだけに、そこで濃厚系がウリの人気ラーメン店である玉グループが出した答えがこのバラそばと言うところなのだろう。

絶妙な長さの刻まれた青ネギが、麺が見えなくなるほどたっぷりと敷き詰められていた。ラーメン自体は、いわゆる塩豚骨系で、なかなか見栄えのするものだった。

それではと行かせて貰えば、こちらもまたクセになりそうな味わいが実にたまらないもの。むちむちとした麺はお聞きすると自家製だそうで、そのやや太めの中太平打ちストレートが素敵だった。

表面に背脂を溶かしたような旨味のある脂が浮いていて、麺が多少太くても独特な一体感を造作させて、それがラーメンの質を高めていた。

チャーシューは薄切りチャーシューで、口にしやすい適度な厚みとその柔らかさで弾力性もまた良かった。塩味玉の半熟加減もまた、やはりなかなかと言えた。

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肉飯にも手を出せば、同じチャーシューがしっかりと山のようにして積まれており、刻みねぎが頂上に添えられ醤油ダレが掛かりこれまた美味しかった。それだけに、気がつけば完食だった。

なんとなく久留米ラーメン風スープを一つの個性にしながらも、京都ラーメン風な薄切りバラ肉チャーシューと独特な面持ちの青ネギをトッピングしている。

そして同じくやはり京都ラーメン風の中太麺を、現代的にアレンジして太くしたような感じで、このように整理して見ると何処か目新しさが浮かんで来るビジュアルとその味わいと言えそう。

そんな西日本エリアのクラシカルトレンドを意識したラーメンとなっているだけに、首都圏エリアのラオタ心をくすぐるのだろうか。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、何処かシンプルに心和む美味しラーメンだった。

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★ バラそば屋@中野

住所/東京都中野区中野5-59-14 TEL03-6454-0719 定休日/無休 営業時間/11:00~翌1:00 ※日曜のみ~22:00 ※2015年11月現在
※アクセス
JR中央線中野駅北口下車。北口前サンモール商店街を入り三つ目の右路地を入り突き当たりを左折。30mほど歩いた左側にあり。

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