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昨日までは気温が30度を下回るほどだったが、一転して青空が真夏の陽射しを取り戻して容赦なく街を焦がし、やや強いそよ風が木々を揺らしていたそんな八月下旬の週末土曜日だった。

梅乃家さんにまた訪れて見たくなり、こうなると万が一臨時休業でも鈴屋さんがあるしとなるもので、しばらくご無沙汰していただけに矢も盾もたまらずとなって出掛けることにした。


昨日見掛けた内房線の館山行きを見掛けたのが原因なのかも知れなかった。そんなわけで千葉に出て、内房線電車館山行きに乗車してそちらを目指した。

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最寄り駅の上総湊には、定時から数分だけ遅れて電車が到着した。それで路線バスの発車時刻にやや時間がなかったので、小走りしてそのバスの前に着くと幸いまだ発車時間に数分だけ余裕があった。バスの運転手さんが私に気付いて、後方の乗車口のドアを開けてくれた。

そこから乗り込んで運転手さんの直ぐ近くの椅子に腰掛ける。乗客は自分一人だけで、バスは定時に発車した。まるで大きいタクシーの乗っているような感じとなり、世間話し花が咲いた車内となった。

話しの中盤だろうか、梅乃家に行くんですよと言うと運転手さんの顔色が急に変わり、最近隣家で火事がありその影響で当分の間休業していることを教えてくれた。

知らずに向かっていただけに、思わず驚くしかなかった。それならばやむなしと言うことで、路線バスルートの途中にあるこちらへ訪れることにした。そこで最寄り停留所の大棚で降車した。

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バス停の直ぐ傍で営業しているこちらで、さっそく入店して行くとこの時季もあってか満員の盛況極まる店内が広がっていた。入口付近に待ち客が何人も立っておられ、最後尾の方を確認してその後ろに就いた。

しばらくするとお店の方から空いたテーブル席に促されて、そこへ着席しながらチャーシューメンと半ライスを注文することにした。

後続客が続いては先客が帰って行き、入口ドアが落ち着くことはなかった。こちらの店主も現在では二代目となっているそうで、築地の料亭で修行経験を持っている方らしい。

以前にも触れているように1954年創業の梅乃家よりも早く創業しており、竹岡式ならぬ竹岡系ラーメンの元祖店と言われている方もいるこちらだ。

ふと見ると提供メニューの中に限定数販売と付記されていた800円する特製冷やし中華の張り紙があり、直ぐ近くでそれを食している方がおられなかなかのオーラが感じられるものだった。

三年前に嫁さんとマザー牧場へ訪れた折りに入店しており今回で二度となるこちらで、以前と変わらずに複数のベテランのお姉さんが忙しく立ち回る店内だった。程なく到着。

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浅漬けのウリとキャベツのお新香が、半ライスと一緒に付いて来た。それではと行かせて貰えば、やはりチャーシューが泣けるほど素晴らしく、素敵な味わいが実にたまらないもの。

竹岡式と言うと乾麺だが、こちらはそうでなく中細仕様の生麺で、宮醤油は使用しているようだが、ダシはしっかりとっている仕様となっている。刻んだ長ネギもラーメンに合っており、この風情・風合いは、やはりかなりの奥深さになっていると思う。

例によって半ライスにチャーシューを乗せ、チャーシュー丼にして愉しんだ。麺の風合いも素敵で、それだけに気がつけば完食だった。

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精算を済ませて外に出ると、道路の向こうは眩しく光る青い海原が見渡せた。その後心配に感じたこともあり、そう遠くない当初訪れる予定だった梅乃家へ。

店頭に立つと、私のように休業を知らない方が何人も来られて、驚いた表情を見せてはそこを離れて行った。店舗建物自体は延焼を免れていたが、その周囲の建物は全て撤去されていた。

今月の三日に発生した隣家火災の影響により、当分のあいだ休業することが綴られており、先述の状況だけに当面は休業が続く状況のようだった。


梅乃家に関係する皆様へ。ここに慎んでこの度のご災難を心よりお見舞い申し上げます。

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★ラーメン 鈴屋 (スズヤ)

住所/千葉県富津市竹岡92 TEL0439-67-8207 定休日/木・金曜日 営業時間/10:30頃~品物なくなり次第終了(14:00前後)

※アクセス

JR内房線上総湊駅下車。改札前ロータリーから発着する天羽日東バス竹岡線高島別荘行に乗車して大柵バス停で降車。その直ぐ傍にあり。

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