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台風の影響か暗い灰色の雲が大空を覆うものの午前中は雨が降ることもなく、高原のそよ風のように涼しく感じる気候となっていた、まさしく処暑を想わせるそんな八月葉月下旬の火曜日だった。

今春の出没!アド街ック天国でも渋谷の老舗と言えばココと、その揚げネギが特長の台湾ラーメンを紹介しているようで、そんな渋谷勤務は何度となく立ち寄ったこちらに、ご無沙汰していて渋谷で買い物したい物もあって久しぶり出掛けることにした。

1952年の昭和27年に台湾出身の先代店主が創業させ現在は二代目店主の林茂夫氏が厨房に立つ渋谷喜楽で、1日におよそ400人もの方が来店する渋谷百軒店(ひゃっけんだな)商店街の誰しもが名店と呼ぶこちらだ。

揚げネギには、台湾産の赤玉ネギ等が使われているようで、じっくり低温で揚げたものらしい。醤油の色がしっかり付いたホクホクの煮玉子に、分厚く美味しい煮豚にも定評があると言う。

やや太め平打ちストレート麺は、ネットによれば萬来軒製麺工場製だそうで、以前に代田橋に位置する萬来軒総本店を訪れているが、そう言えば周辺に萬来軒製麺所があることをお聞きしたものだ。

だいたい1990年前後頃に、それまでの2階建ての木造建物から現在の建物に建て替えられた。その昔の木造建物で若かりし頃ラーメンを啜っていたことがあるだけに、その当時の想いが今も浮かぶものだ。

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そんなわけで、地元本八幡から都営地下鉄新宿線の急行電車に乗り、神保町で東京メトロ半蔵門線電車に乗り換え渋谷へやって来た。

地下鉄出口1から外へ出るとユニクロがテナントとして入るビルの前で、目の前には街路樹が立ち並ぶ道玄坂に多くの人々が行き来していた。

そんな道玄坂を右手に進んで、二つ目の右路地を右折。その百軒店商店街の通りを歩いて行けば、左手に今日も風情良くこちらが佇んでいた。


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さっそく入店して行くと二階へ促されて厨房を覗きながらも上へ行き、指示された相席のテーブル席に腰掛け、予定通りチャーシューワンタン麺をオーダーすることにした。

しばらく前のニュースだと2013年5月17日から急に休業したことがあったようで、おそらく1階厨房部に問題が起きて改修がなされたのだろう。それも一ヶ月半ほどで無事に工事が済んで、7月2日から営業が再開されたようだった。

またどうやら昨年の三月頃に従業員でリーダー格とも聞くヒゲの親父さんが、体調不良により残念ながら引退してしまったようだ。入店した時に、厨房をそれで確認したが、確かにその姿が無かった。

以前訪れた時に世間話しをさせて貰ったことがあり、渋谷喜楽の一度傾いた味の評判をおやじさんが立て直したとも聞くだけに、その事実を知った時は受け入れ難いものがあった。

さりげなく引退したことをお店の方にお聞きして、元気でやっているよと言うような言葉が返って来ることを期待したが、聞き間違いでなければ悲しくも他界されてしまったようだった。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、やはりその類を見ない渋谷喜楽の麗しき台湾ラーメン。

そして具材のチャーシュー・ワンタン・煮玉子・モヤシのどれもが、その魅力を存分に舌へ伝えて来る美味しさだった。

スープに麺も以前とは何処か違うものの、それはその時代時代で変わる主流のラーメンの所為なのもあるかも知れなかった。

それが証拠に食べ終える頃の満足感は、以前とそう変わるものでなく、それだけに本日も気がつけば完食だった。ともあれいつも以上に泣ける味わい、と言うしかなかった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、何処までも途轍もなく実に素晴らしかったヒゲの親父さんだった。

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★ 中華麺店 喜楽@渋谷

住所/東京都渋谷区道玄坂2-17-6 TEL03-3461-2032 定休日/水曜日 営業時間/11:30~20:30LO
※アクセス
JR渋谷駅下車。渋谷109左手の道玄坂を上って行き、二つ目右路地の百軒店商店街とあるアーチを潜り少し歩いた左側にあり。地下鉄出口1から外へ出るとそこまでほど近い。

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