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青空から爽やかな陽射しが燦々と注いで、セミが猛暑だった盛夏を振り返るように鳴いて、また気温が30度近くになる天候ながら何処か初秋らしい風がそよいでいた九月長月上旬の金曜日だった。

少し前に麺や七彩@八丁堀を訪れたものだが、直前に麺打ちして提供することで話題を呼んでいる。おそらく練って寝かせておいた小麦粉を、再度練り直して麺状に切って茹で上げて提供しているのだろうか。

それで思い出したのが浅草に本店がある馬賊で、そちらでは麺を切ることなく棒状にして細長く引き延ばして行く、いわゆる手延べ麺を提供しておりラーメンを漢字にすると拉麺だがそれを意味している。

そう言えばそんな日暮里の馬賊さんにおられた方が、昨年の2014年7月25日から大塚駅前で独立店をオープンさせたとしてしばらく前から気になっていた。

もしかしたら一時期営業していた御徒町店にも、手伝いに行っているかも知れない。

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と言うわけで、今回そんなこちらへ訪ねて見ることにした。秋葉原に出て京浜東北線の快速電車に乗り換え、田端で隣り合うプラットホームの山手線電車に乗り継ぎ久しぶり大塚で下車した。

北口側に出ると都電荒川線の接続駅だけに、可愛らしい都電が走り去って行く姿が見えた。そんな都電を横目にロータリー手前左手の道路を、横断歩道で右手歩道に渡ってから進んで行く。

そのロータリーからクルマの行く手を塞ぐ、一方通行の交通標識がある右斜めの道路の方を、50mほど歩いた頃だろうか右側にこちらが風情も良く営業していた。

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馬賊日暮里店と同じように店舗の左手に麺打ち台がある造りで、右手に入口のドアがありさっそく入店して行った。左手に厨房がありその前がカウンター席で、右手のテーブル席が奥まで並ぶそんな客席フロアになっていた。

中ほどの右手テーブル席に促されてそこへ腰掛け、馬賊の兄弟店であることをお聞きしつつ、以前よく足を運んだことを告げると快く迎えてくれた女将さんだった。

とりあえず注文せねばとなって考えていた、担々麺と手打ち餃子を予定通りお願いすることにした。すると程なくサービスらしい、小皿に盛られたもやしナムルを目の前に置いてくれた。

客席で奥さんが機敏な動きで後続客のオーダーを店主に伝えて、厨房では手慣れた感じで店主が立ち回り先客の調理に対応していた。

店主は日暮里店長の親戚らしくその奥さんの兄弟だそうで、こちらの本家が日暮里となることを教えてくれた。もちろん浅草が本店の馬賊さんだ。

その関係でそちらに20年間の長きに渡りおられ、昨夏独立されてこちらの店を始めたそうだ。

また店主の奥さんもそんな日暮里店でフロアに立ち客席係をやはり20年間されていたそうで、道理でお二人とも胴に入った調理と接客をされていたわけだった。

これまでに浅草本店は1977年創業とお聞きしていたが、日暮里店開業が38年前のその1977年だそうで、浅草本店はそれより三年早い1974年の創業になることを教えてくれた。

いつも思うことだが、忙しい合間にお聞きする開業年だけに、多分に違っていたケースもあるものだ。こちらでは冷静な状況の中で、20年おられた店主だけに間違いなさそう。

ちなみに日替わりで曜日毎にサービス価格の提供メニューがあるこちらで、月曜はラーメンが500円、火曜は担々麺が700円、水曜はつけ麺が500円、木曜は味噌担々麺が700円、金曜は汁なし担々麺が700円、土曜は餃子が400円でそれぞれ愉しめるらしい。

また麺大盛無料とも、店頭で案内されていた。さりげなく暴れん坊の店名由来について奥さんの方にお聞きして見ると、遊び心で付けた名前で深い意味合いは無いとのことだった。ふと見ると主人の麺打ちが始まり、店内にその音が鳴り響き出した。

練っておいた小麦粉を最初は打ち粉を掛けながら延ばしとねじりを繰り返し、台にそれを叩きつけつつもその後さらに延ばして手に持つ麺の数が増える度に細くなり、その様はマジックでもまるで見ているような感覚に襲われるものだ。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、20年間も日暮里馬賊におられた店主だけに、その馬賊の流れを汲むと言うよりもほぼ馬賊と変わらない麺の持ち味とスープの味わいがたまらないもの。

麺量も同じくらいのおよそ250gでもちろん風合いも変わらず、スープもおそらく豚骨・鶏ガラ・野菜を炊いたものだろう。

中国古来の製麺技術の手延べ方式で刀削麺と違って長く、ミシッと来る瑞々しい太い麺はモチモチしていて喉越しも良く素敵だった。

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手打ち餃子もムチムチした分厚い皮に、肉餡もシコタマたっぷり入って実に素晴らしく良かった。それだけに気がつけば完食。

近年は以前に較べて小麦粉を肩にのせて包丁で削る刀削麺の店舗が増加しており良い傾向だが、是非とも手延べ麺の店舗もそのように増えて欲しいところだ。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、途轍もなく確実に的確に実直に明瞭に瞭然に明白に歴然に明快に、とっても何処までも実に良かった。

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★ 手打ラーメン 暴れん坊

住所/東京都豊島区北大塚2-12-2 TEL03-3918-5725 定休日/無休 営業時間/11:00~23:00
※アクセス
JR山手線大塚駅北口下車。ロータリー手前左手の道路を右手歩道に渡ってから進み、そのロータリーから見える右斜めの道路の方を歩いて60mほど向かった右側にあり。

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