tonkoma01

穏やかな青空から秋分の日らしい優しい陽射しが煌めいて、巻雲がのどかに広がっていた秋めくそんな九月長月下旬の水曜日だった。

2014年5月10日より九州豚骨と濃厚担々麺をウリにオープンしたこちらだが、少し前の2015年8月21日から紀州和歌山インスパイア系を冠ラーメンと位置づけ、リニューアルスタートしたとして気になっていた。

tonkoma03

tonkoma05

tonkoma06

そんなわけでまたしても秋葉原に出て、京浜東北線快速電車に乗車して田端で山手線電車に乗り換えて駒込へやって来た。

東口改札を出たら前方ガード下通路を左手に進み、そのまま目の前の駒込さつき通りを80mほど歩いた左側に風情もよく佇んでいた。

過日訪れたやはり戦略変更があったラーメン店の少しだけ手前で営業していて、その時に何気なしに店先を通り過ぎていたこちらだった。

tonkoma07

tonkoma10

tonkoma11

tonkoma12

tonkoma14

tonkoma13

tonkoma15

開店時間から数分だけ過ぎても準備中のままだったので、扉に鍵がかけられてなかっただけに少しだけ開けて中におられた店主にお聞きすると、ちょうど開店するところで券売機に鍵が指された後でどうぞと促されて本日の営業が始まった。

店主が外の準備中の札を裏返している最中に券売機のボタン内容を確認して、戻って来られた店主に多具山らーめんと言うのがあったのでその内容をお聞きすると、様々な具をのせたものであることを教えてくれた。

餃子もあるしそちらにするかとなって、850円する中華そばに満州水餃子3ケと小ライスのお得なAセットを選んで、追加トッピングするかと100円の半熟味付玉子のボタンを連打した。

振り返り購入した券売機のチケットを店主にお渡しすると、奥にある厨房に行かれ中華そば作りが始まった。中ほどのカウンター席に腰掛けさせて貰い、オーダーしたものが着くまで客席フロアの案内を見ていた。

紀州興国寺僧説から醤油発祥地として伝わる和歌山湯浅の750年の歴史を持つ、最も古くから伝わる醤油蔵である角長醤油の湯浅たまりを贅沢に使用しているらしい。

そんな先月から始まった創業天保12年の醸造元の手作りのこいくち醤油による和歌山醤油豚骨中華そばのようだ。

この醤油を利用する和歌山ラーメン店は少なくないそうで、それほど高名な醤油を今回利用して臨むこちらのようだ。

本日から中華そばと同じ角長醤油の湯浅たまりを使った魚介豚骨つけ麺が提供を開始したようだ。それには紀州みかん酢も利用されているらしく、そちらもまたかなりこだわりがありそうだった。

九州豚骨は提供を終了させているが、濃厚担々麺はそのまま提供していて券売機にそのボタンがあった。

8月・9月限定として台湾らーめんがあり、9月限定メニューとして真っ赤なチリトマトヌードルと言うのも提供していた。

店先にもあった替え玉1玉無料の案内が、客席フロアにもあって目立っていた。それほど広い店内でもなく厨房も直ぐそこで、時折りこちらに来られた際に幾つかのことを質問すると気さくに答えてくれた。

麺創房さくらで修行したことがネットに紹介されていたので、そこら辺をお聞きするとそちらにはほんの少しおられただけだそう。

1996年に西池袋で創業した有名人気実力ラーメン店である、らーめん専門店えるびすで長い間修行されていた店主だそう。なるほど。

当初の麺はカネジン食品だったようだが、現在は店内に電話番号からして池袋の方の株式会社山口やの木製麺箱がありそちらの麺を利用されているそうだ。

店頭と店内にも信楽焼らしきタヌキの置き物が飾られており、お聞きしなかったので定かではないが、滋賀県甲賀市にゆかりのある店主なのかも知れない。

しかしながらよく見ると姫路張り子らしき狐面も壁面に飾られており、一概にそうとも言えなさそうだった。程なく到着。

tonkoma18

tonkoma20

tonkoma21

tonkoma23

tonkoma24

tonkoma25

tonkoma26

それではと行かせて貰えば面持ちの素敵な動物系スープに、こいくち醤油の良い風情が幽玄の趣きさえも表現されていて実にたまらない美味しさ。

豚チャーシューは柔らかいもので、箸で持ち上げるだけで崩れて付いて来ないほど。口にするとその蕩けていくさまは淡雪の如くで、その味付けは料亭で出て来る小鉢料理のように旨かった。

半熟味付玉子は正しくとろとろで、特製の鰹だし汁にじっくり丸三日をかけて漬け込んだものだそうで、黄身までしっかり味が染み渡っていて良かった。

和歌山らーめんらしい縁が赤い半円の蒲鉾も素敵で、メンマに青ねぎの風合いもなかなかと言えた。

無料ならばと低加水細麺の替え玉をお願いして、カウンターにあった米酢に根生姜と鷹の爪を加え低温で30日間馴染ませた味かえ香味酢を入れて口にすればこれまた違う持ち味で愉しめた。

満州水餃子3ケと小ライスが後から到着すると、中国鎮江の香酢と自家製らしき餃子ダレが一緒に置かれ、お好きな方を餃子にさしてお召し上がり下さいと一言添えてくれた。

これも厚い皮に肉餡の淡麗なシフトが良い方向性で、それだけに気がつけば完食だった。

九州豚骨をウリにしてスタートしたからこそ、細麺の替え玉が和歌山らーめんのサービスとして付くもので、なんとも新たな時代を予感させるこちらと言えるのではないだろうか。

いや、和歌山らーめんの良いところが怒涛の如く余すことなく表現されており、かなりとんでもなく絶大に途轍もなく遥か彼方の先まで、確実に明瞭に明確に的確に、もう何処までも実に素晴らしかった。

tonkoma28

★ 紀州和歌山らーめん とん駒

公式ツィツターアカウント~https://twitter.com/ton_koma

住所/東京都豊島区駒込2-14-8 TEL070-5077-6757 定休日/日曜日 営業時間/11:30~14:30中休18:30~翌1:00 ※11:30~16:00中休18:00~20:30
※アクセス
JR山手線駒込駅東口下車。東口改札を出たら前方ガード下通路を左手に進んで、そのまま目の前の駒込さつき通りを80mほど歩いた左側にあり。


ご訪問ありがとうございます!


👆1click 頂けると嬉しいです!
 m ( _ _ ) m