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やや曇りがちの空が広がり気温が例年並みに落ちて来て、また薄手のブラックパーカーを羽織って出掛けた、秋めくそんな十月神無月上旬の月曜日だった。

午前早い時間に松戸市内の所用を済ませて、そんな兼ね合いから何処かで時間を潰すくらいなら遠方のラーメン店へ行くかとなった。

最初は下舘まで行ってその周辺のラーメン店と考えたものだが、悲しくも甚大な被害となってしまった先日の鬼怒川決壊により、関東鉄道の常総線もその影響を受けており水海道~下妻間が現在不通となっていた。

今月の下旬には運行再開の見込みがついたようだが、それまで代行バスが出ているものの所要時間がかなり掛かりそうだった。

そこでさらにネット検索していると10年前に一度訪ねたことがあるこちらであれば、水海道手前の守谷周辺に位置しておりここのところ手打ちラーメンづいていることもありむしろその選択肢で行こうとなった。

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駅のバスターミナルから路線バスに乗れば、手軽にアクセス出来ることも判り、そんなわけで常総線キハ車両に乗って守谷に降り立った。

駅前バスロータリーの1番バス乗り場から出るバスに乗れば行けるようで、ちょうど岩井バスターミナル行きがまもなく発車するところで、念のため降車停留所へ行くか運転手さんに確認してからそのバスに乗車。

程なく発車して大通りに出て快走するバスの車窓を眺めていると、運転手さんから次の停留所であることを教えて頂き、停車ボタンを押すとランプが点灯して次のバス停に止まるアナウンスが車内に流れた。

と言うことで、素住台(ススミダイ)歩道橋なるバス停で降車。進行方向に進み、程ない松前台二丁目交差点を左折して行く。

するとその直ぐ前方右手に店名が染め抜かれた赤い暖簾が揺らぐ、こちらの店舗が風情もよく佇む姿が見えた。10年前に見た店舗と何一つ変わらない建物で、思わず10年の歳月にもの想うところがあった。

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さっそく入店して行くと変わらない人気を誇るこちらで、正午までまだあるものの盛況なフロアが広がっていた。

メニューが並ぶ下のカウンター席に腰掛け見上げて、そこからチャーシューワンタンメンを探すと見当たらず、さてとよく見ればワンチャーなる提供メニューにこれかとなってそれをお願いすることにした。

体格を見てだろうか大盛でなくて良いか聞かれたので通常麺量を確認させて貰うと、並盛りは175gとのことで比較的多めの内容量に思わず普通盛りで良いことを告げた。

とら食堂創業者竹井寅次店主の元で修行された店主が開業させた、福島県西郷村の老舗人気白河ラーメン店である「いまの家本店」で、こちらの先代店主が修行してこの守谷市内で営業する手打ち中華のお店のようだ。

本家とは親戚筋にあたるこちらのようで、現在は二代目が厨房に立たれていた。

二代目と言えば、2011年にオープンした白河駅前の観光施設である楽蔵(ラクラ)から誘致の話しがあったのか、その本家の長男の方が二代目いまの家と命名して新店をオープンさせている。

多店舗経営が望まれる現代において、老舗店もそうした波に乗る店も少なくない。

ところが最近になって実家からもそう遠くない、西郷村役場に程近い国道289号沿いにその店舗が移転していたりする。


いまの家本店の暖簾分けとなるこの守谷店は、確認させて頂くと今年で創業23年になるそうで、そうすると1992年頃に開業したところだろう。程なく到着。

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三角形になった海苔が添えられ、緑色のホウレン草が白河ラーメンの彩りをより鮮やかにしていた。

それはいかにも白河ラーメンらしい濃い醤油色の中華そばで、美味そうなチャーシューが幾つも横たわり、麺を上げれば手打ちらしい若干縮れた平打ち中太麺が食欲をそそらせた。

それではと行かせて貰えば、それは風情豊かな風合いの味わい深い素敵な持ち味がたまらないもの。

類い稀なる鶏の旨味が体を解きほぐすように、そして心を揺らすほどそれはそれは感動領域にどっぷり肩まで浸かるような美味しさと言える素晴らしさ。

これはかなりとんでもなく美味い。ネットによれば伊達鶏と薩摩鶏等の銘柄鶏を利用しているようで、麺もこだわった2種類の小麦粉による手打ち麺らしい。

麺はどちらかと言えばスープに合わせた分おとなしい風合いだが、スープは並外れた持ち味でキラキラと輝くさまだけに、彦摩呂さんではないがこれぞ白河ラーメンの宝石箱と言いたくなるもの。

豚チャーシューは、やはり2種類の違う仕様が乗っていた。ただし豚バラ&ロース肉では無いらしく、お聞きするとどちらも豚モモ肉だそうで内側と外側の部位による違いだそう。

ともあれ実にこれまた美味しい、そんな燻製チャーシューで絶大に素敵だった。ワンタンは白河直送のものらしくチュルンと来る喉越しも良く、手打ちの自家製麺もなるほどな持ち味に泣けた。

それだけに、もう気がつけば完食だった。行きは松戸から向かったので常総線を利用したが、帰りは10周年を迎えたつくばエクスプレス線を利用して帰途に就いた。駅構内に美しいステンドグラスがあり、思わずそれをカメラに収めた。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも何処までもひたすら何処までも、確実に明瞭に名実に明確に的確になんとも素晴らしかった。

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★ 本格手打ラーメン いまの家@守谷

住所/茨城県守谷市松前台2-6-1 TEL0297-48-5288 定休日/金曜日 営業時間/11:15~18:15
※アクセス
関東鉄道常総線ほか守谷駅下車。駅前バスロータリー1番バス乗り場より内守谷工業団地行きもしくは岩井バスターミナル行きに乗車して素住台歩道橋バス停で降車。進行方向に進み程ない松前台二丁目交差点を左折して直ぐ右手前方にあり。
 

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