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青空が霞むようにやや白けるものの陽射しが燦々とふり注いで、気温は20度中盤まで上がりそうだった、そんな秋麗らかな十月神無月上旬の金曜日だった。

昨日は最近になって神田から東日本橋に本拠地を変えたこちら のオープンしたばかりの江戸川中央店 を訪ねて、そら店主は少し前まで東日本橋分家だったこちらにおられるとしてさっそく出掛けることにした。

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そんなわけで都営地下鉄新宿線電車に揺られ馬喰横山で下車。A3出口から外に出て前の清洲橋通りを左手に進み、程ない東日本橋交差点の右手横断歩道を渡った。

すると目の前に新たな看板を掲げた、こちらの店舗が風情も良く佇んでいた。この場所は2009年5月7日にめん屋そら曇天 としてオープンしたのが最初で、魚粉を3種類用意してうら若き女性が店長として話題になった。

開店数分前で準備中の札が立て掛けられていたが、入口が開いていたのでそこから軽く中を覗くと店主と目が合い一年ぶりのご挨拶となった。曇天の店長をされていた、ぴーちゃんと言う愛称を持つ女性もおられた。

JR神田駅傍の路地裏で2003年11月27日に創業したこちらで、そんな神田時代は2階がありそこは女性専用スペースとなっていて、いつも食した1階には頭の上にサーフィンボードがあったものだ。

女性スペースだけに一度も足を踏み入れることは無かったがそんなお話しをすると、神田時代2階で使用していた照明器具がそこにあるとのことで、見上げると太陽をモチーフにしたような照明が天上に据え付けられていた。

曇天は東京つけうどんなる店舗を始めるため2014年10月10日に閉店させて、2014年10月14日からつけめんのつけ汁をうどんで愉しめるスタイルのその店を始めたそうだ。

しかしながら残念にも実績が芳しくなかったようで、2015年2月1日にそのうどん店を止めて、翌日の2015年2月2日からめん屋そら東日本橋分家として再スタートさせたらしい。

神田本店は店舗建物の老朽化以上に、様々な店舗周辺環境変化の要因もあったらしく、そこで本拠地をこちらに移す決意をされたそうだ。

そんなことから2015年9月26日を以て、およそ12年間の長きに渡り営業して来た、そんな神田の店舗を閉店させるに至ったようだ。そして2015年10月1日から東日本橋分家を、新たなる本店と改めてリ・オープンさせたそうだ。

オーダーをあらかじめ、正油のそらスペとチャーシュー丼とお願いして、開店時間前と言うことで一度外に出た。周囲は問屋街とビジネス街があり、その狭間にある大きな五差路の一角で、足を伸ばせば江戸を偲べる人形町もそう遠くない。

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程なく開店時間となって暖簾が店先に垂らされ、入店の案内を受けて厨房傍のテーブル席へ腰を下ろした。

しおらーめんには白ワイン、正油らーめんには赤ワインを利用する手法は変わらないそうだが、様々な食材変更やバランス調整をされて来たそうで、より美味しいラーメンの追求に余念がない様子だった。

最近若干醤油のカエシを進化させたことを江戸川中央店のお兄さんからお聞きして、気になったこともあって正油そらスペにした次第だった。

サイドメニューは純レバ丼にするつもりだったが、諸般の事情によりその提供を止めてしまったそう。そう言えば以前にはスパムむすびと言うサイドメニューもあったこちらだ。

のり飯と言う手頃な金額のものもあったが、江戸川中央店にもあったチャーシュー丼が気になっていたこともあって、それならチャーシュー丼で行こうとなった。

東京つけうどんは賄いで作ったものがとても美味かったので始めたそうだが、ウドンにしては高額な提供金額となってしまい、その固定概念を打開するに至らず断念せざるをえなかったそう。

昨夏神田本店を訪ねた時には既に川喜さんから林家製麺さんに製麺所が変わっていたものだ。江戸川中央店は太めの16番の切刃だそうで、本店のこちらは細めの20番の切刃の麺を使っているそうだ。

開店程ない時間だったが後続客が続いて、俄に活気づく客席フロア。開店少し前に来て、確認したいことが聞けて良かった。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、なんとも言えないデリシャスな風合いが、もう実にたまらない持ち味を示すもの。

アベノミクスが大胆な金融政策・機動的な財政政策・民間投資による成長戦略で三本の矢ならば、こちらは和風的な風情の中に洋風的要素と中華的要素が混在する三本の矢スープで、その味わいは濁ることなく誰にも判り易くシンプルに主張するもの。

ちなみについ先日新三本の矢が発表され1億総活躍社会とテーマ付けられ、希望を生み出す強い経済・夢をつむぐ子育て支援・安心につながる社会保障にその矢がすげ替えられたようだ。

溶かした背脂がうま味を押し上げて、ゴロゴロ炙り肉やバラロールチャーシューに味玉も実に素敵で、中細やや縮れの麺も良い風情でやはり箸を上げる速度が次第に高まって行った。

江戸川中央店とこちらに二日連続してお伺いさせて貰ったこともあってか特別に揚げオニオンを今回サービスして頂き、後半になってから投入して愉しんだがこれがまたかなり良い風合いとなっていた。

こちらに来られる方に、是非ともお奨めしたいものだった。なお江戸川区役所傍でオープンした、店主のお兄さんが営業している江戸川中央店は、こちらの暖簾分けのお店となるそうだ。

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チャーシュー丼も肉が炙られていて泣けるほどこれまた美味しく、残ったご飯にスープを注いでオジヤのようにもして愉しんだ。それだけに、気がつけば完食。

チャーシューがまた進化した美味しさで良かったが、今後そのチャーシューを戦略的な位置付けに捉えているそうで、その施作をお聞きしたが更なる期待に胸膨らむものだった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく素敵な味わいで、瑞々しい持ち味は遥かなるヨーロッパ大陸のそよ風のように安らぎを与えて、秋めく街角に彩りを添えてくれたしみじみとさせるそんな一杯だった。

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★我流旨口らーめん・つけめん 神田めん屋そら 東日本橋本店

住所/東京都中央区東日本橋3-6-12 加藤ビル1階 TEL03-3667-7740 定休日/日曜・祭日 営業時間/11:30~15:00中休18:00~23:00 ※土曜11:30~15:00昼営業のみ
※アクセス
都営地下鉄東日本橋駅・馬喰横山駅下車。馬喰横山駅側のA3出口より外に出て、前方の清洲橋通りを左手に進み程ない東日本橋交差点の右手横断歩道を渡った目の前にあり。
 

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