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朝方降っていた自宅周辺の雨は小康状態となったものの、暗い空から軽く北風がそよいで季節と言う名の時計を標準時近くに合わせていた、そんなめっきり秋めいて来た十月神無月半ばの金曜日だった。

九月上旬に話しは戻るが、麺屋一燈さんが北口周辺本店の直ぐ傍だけでなく、さらに南口駅界隈にもニ店立て続けに新店を今秋展開させるとして知り大変気になっていた。

松戸の中華蕎麦とみ田さんのように「新小岩は麺屋一燈」の度を強める戦略に、興味津々その新店がどんなスタイルで行くのかとそのオープンを待ち望んでいた。

そしてその第一弾店として2015年9月19日につけ麺一燈が予定通りオープンし、その際にレポートしているように坂本店主から第二弾店となるこちらのオープン予定日だけをお聞きしていた。

第二弾店は更なる戦略性がさぞかし要される状況となるだけに、きっとその打開策を打ち出したコンセプトを持って来るに違いないと思い、愉しみにこの日が来るのが待っていた次第だった。

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そんなわけで総武線緩行電車に乗って、数駅だけ揺られまた新小岩へやって来た。この周辺も雨は小康状態だったが、時折りぽつりぽつりと落ちて来ては止んでいた。

南口の改札口を出て、前方のロータリー奥にある道路を右手へ進んで行く。そして二つ目の左路地を入り、その新小岩仲通り会商店街通りを50mほど歩いて行くと右側にこちらがあった。

第一弾店の時は早めに行くと整理券カードを貰って2時間近く待つことになったので、右手の運動をしたら財布が痛手を負ってしまっただけに、今回はその二の舞にならないよう初回ロットを避けて少し遅れてやって来た。

それでも開店の時間に到着し、ちょうど店頭ではお店の方がオープンの挨拶をされている最中だった。そんな中で店頭行列の最後尾に就くと、チケットを先行購入された方が挨拶の撮影をされて列に戻られたようで、そうだったのかとなって一度行列を出て再度最後尾に回って順番を待つところとなった。

しばらくするとチケット未購入者に対してお店の方が順番に店内券売機でチケットを買うよう促していて、どなたも戻って来るまで時間を要しておりかなり悩むことになっているようだった。

濃厚煮干しにするつもりだったので、まあ自分は問題なくチケットを買って直ぐ戻るだろう。そう思ってチケット購入の順番を待っていた。

ちなみに一燈初のレギュラーメニューで淡麗細つけ麺がラインナップするそうで、店長さんはなんと佐藤さんと言う若い女性の方だそう。

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どうぞと券売機チケット購入を促されて店内へ。初日もあってか坂本店主と佐久間さんもおられてそれぞれご挨拶。

ラーメンは微乳化あっさりと濃厚煮干しの2種類で、つけ麺は先述した細麺によるあっさり淡麗煮干しつけ麺と、購入予定だった太麺の濃厚煮干しつけ麺に、今月限定の名古屋コーチン油脂利用の細麺のあっさり淡麗煮干しつけ麺の3種類。

濃厚煮干しメニューは蒲田の煮干しつけ麺宮元より濃度を若干落としているらしく、風合いを変えているそうでその違いを是非とも試して欲しいそう。

また良質なタンパク質の宝庫と言われている鶏卵だが、その中の卵白は高タンパク質で低脂肪であり、それを泡立てて作るメレンゲが今回こちらで新しいトッピングメニューとしてお目見えしたようだ。

こちらイチ押しとなる淡麗細つけ麺にはそれが付いて来るそうで、追加トッピングで他のメニューと愉しむことも可能らしい。

なおつけ麺一燈同様に低温調理チャーシューはレギュラーメニューには乗せないそうだが、今月限定の名古屋コーチン細あっさり淡麗煮干しつけ麺にはなんとこだわりの低温調理鶏チャーシューがつくと言う。

事前情報も無くお聞きしたものだから、もうそれを聞いてさあ困ったとなってしまった。

濃厚煮干しも捨てがたいし、最近スイーツにもハマっているだけにメレンゲは聞き捨てならないし、月限定のつけ麺にだけ紅色に染まるであろう低温調理の鶏チャーシュー。

悩みに悩んでメレンゲが付くと言うこちらイチ押しとなる細あっさり淡麗煮干しつけ麺の特製仕様を選んで、痺れ玉も気になったが辛玉はそこそこの辛さとして後者のボタンを連打。

そしてご飯サイドメニューも行くかとなった。週変わりらしく第一週が俺のフォアグラ丼、第二週がローストビーフ丼、第三週がスタミナ鶏ひき肉丼、第四週が東京鶏飯だそう。

第五週があればその時は俺のフォアグラ丼になるそうで、それぞれ250円or350円のハーフサイズと450円or550円のフルサイズが選べるようだ。

第三週と言うことでスタミナ鶏ひき肉丼だけ購入出来るようになっていたので、そのハーフサイズのボタンも連打した。

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購入したチケットを待機していたお店の方に手渡し、外列に戻りしばし待っていると入店を促されて、案内されたカウンター席へ腰を下ろし坂本店主にあらためてご挨拶。

家族連れにもゆっくり楽しめるコンセプトだそうで、そうしたテーブル席が用意された空間設計となっていた。なお麺類の連食は都合によりご遠慮願うスタイルらしく、後続客の気持ちを考えれば止むを得ないところだろう。

ちょうど目の前にキッチンエイドミキサーであろう、メレンゲを作る機器が置いてあり、坂本店主が手慣れた感じでメレンゲを作っておられた。泡立てて作り上げるメレンゲだけに、仕上げるタイミングが難しいそうだ。程なく到着。

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黒く四角いトレーにオーダーした品物が、それは整然と並べられてやって来た。麺の上に大きめのチャーシューが三枚と、色合いのいい半熟味玉が乗せられていた。メレンゲが異彩を放っていて、食欲を掻き立てるものとなっていた。

泡の料理と言うと近年ではスペイン料理のシェフによって編み出された、亜酸化窒素を使って食材を泡状にするエスプーマと言う手法がラーメンなどにも取り入れられて久しい。

しかしながら国内では亜酸化炭素が代用されているケースが多く、二酸化炭素だけに問題はないものの、広く普及していない分あまりイメージ的にはよく映っていないのかも知れない。

メレンゲであれば卵白だけに食材として安心なイメージが広く浸透しており、家庭でも手軽にスイーツなどで作られているだけに判り易い料理手法の一つだ。

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それではと行かせて貰えば、煮干しの優しい風合いが素敵な風情を造作しており、細麺ならではの麺の極上感が見事に洗練された持ち味を示していてかなり実にたまらないもの。

つけ汁には三ツ葉らしき青菜が浮いて風味も味わい深く、細麺はくっつかないように冷たいダシスープだろうかそんな中に入っていて食べ易さにも配慮されていた。

またメレンゲの中からは、サプライズなプレゼントのように、鶏団子が出て来て嬉しい限り。つけ汁にメレンゲを投入すれば、フワッフワッな食感としっとりした麺の食感の相乗効果によって、これまでにない楽しみ方が生じていた。

そして豆腐料理を楽しむような、満足感さえも感じられて素敵だった。しかも煮干しスープに違う風合いを造作させて、もうとても感無量と言うしかなかった。

チャーシューも低温調理でないものの、厚めでしっとりもして素敵な風合いで、味玉も半熟気味で色合いも良く美味しかった。

最終コーナー手前で辛玉を投入すると、辛過ぎないながらも中途半端でない良い持ち味で、激辛命でない私にとって打ってつけで良かった。

スタミナ鶏ひき肉丼ハーフも美味しく、これならオジヤ風にしてもいいだろうとスープ割りで愉しんだいたスープを入れて愉しむと、これまた絶大なる満足感に、気がつけば完食だった。

珍し過ぎても普及し過ぎてもない中に、本当のサプライズなイノベーションがあるもの。そうした新機軸によって戦略が、波に乗ったり落とされたりするものなのだろう。

そうした意味で今回の新店戦略は、実に素晴らしいものだった。いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、如実的に道理的に真如的に普遍的に絶対的に良かった。

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★ 煮干し中華そば一燈

※公式サイト~http://www.menya-itto.com/

ラーメン麺量~並130g・中180g・大230g/つけめん麺量~並200g・中300g・大400g

住所/東京都葛飾区新小岩1-23-7 TEL03-5879-5920 定休日/月曜日 営業時間/11:00~15:00中休18:00~23:00
※アクセス
JR総武線新小岩駅南口下車。ロータリー奥の道路を右手へ進んで行き二つ目の左路地を入り、その新小岩仲通り会商店街通りを50mほど歩いた右側にあり。
 

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