toshioka01

遥か太平洋沖の二つの台風は今のところ問題無さそうで、青い表層から注ぐ何処までも目映ゆい陽射しが、街角に舞い降りる落ち葉を煌めかせていたそんな十月神無月後半の月曜日だった。

先日早稲田某店を訪れた際に、周辺で営業する一度訪れたこちらの引力を感じたこともあって、また訪ねて見るかとなって出掛けることにした。

toshioka02

toshioka03

toshioka04

toshioka06

そんなわけでまた飯田橋へ出て、そこで地下鉄東西線電車に乗り換え早稲田で下車。出口1から外に出ると、ちょうど色づいた街路樹が秋を誘っていた。

それを横目にしながらも、前方の早稲田通りを、また左手へ進んで行った。龍善寺辺りの交差点で横断歩道を渡り、向こう側の歩道へ移りこちらを目指した。

店先に到着したのは午前11時の開店から20分ほど過ぎた時間で、店内では1ロット目の先客が入店してそろそろ最後に入店した方にもラーメンが届くそんな頃だろうか。

そして店頭には入口のドアから入店待ちする方々の長い行列が出来ていた。オープン間もない頃よりは落ち着いて来たようだが、それでもざっくり数えて17~18人の方が並んでいた。

昨夏初頭の2014年6月28日に残念ながら閉店して行った、中華そばべんてんの後継店として今春の2015年5月18日オープンしたこちらだ。

製麺機はどうやらべんてん店主から譲り受けたものらしく、オーバーホールして新品同様になったものを利用しているようだ。

当初は夜営業も行う予定らしかったが、蓋を開けて見ればこの人気ぶりに夜営業することなく、オープン以来昼営業の3時間のみで今後もこのままの営業体制だろう。オープンして4ヶ月が経過しようとしているが、その人気ぶりが衰えることはまず有り得ないこちらと言えそう。

ともあれ建物に沿って並ぶ行列の最後尾に就いて入店を待つ。途中にビルの入口がある場所は、前の方と間隔を開けて入口を塞がないよう留意する。

券売機は高額紙幣非対応のため、千円札や小銭を準備する必要がある。味を守るため店主お一人で切り盛りするだけに、あらかじめ並ぶ前に財布の中身を確認しておく。

toshioka07

toshioka08

toshioka09

行列の先頭になって先客が一人帰って行き、入れ違いに入店してやっと券売機の前に立てた。予定通り醤油チャーシューメンマラーメンを選んで、さらに追加トッピングで生玉子と別皿辛味のボタンを連打。

チケットを手にして振り返り、そんな店主の前のカウンター席に座れたのは並び始めてから1時間20分が過ぎた頃だった。

ネットで調べている内に揚げネギがラーメンに乗る、焦がしなる追加トッピングがあることに気づかされたが、ボタンが用意されてなかったので一時期なものだったのかと思う。

そんなことを悶々と考えていると、先客が帰って入れ替えに入って来た後続客の方が焦がしがまだ対応出来るか確認していて、店主がそれを受けて大丈夫であることを告げていた。

なるほど裏の追加トッピングメニューで存在していたのかと判り、タイミングを見計らって思わずその焦がしを希望してみた。

するとガーリックオイルが入り通常の醤油らーめんと味が変わるそうで、それでも良ければ玉子などの50円チケットを買ってそう申請すれば対応してくれるとのこと。

しばらく前にアマゾンで甚作にんにくを大人買いして、最近は毎朝一片だけレンジでチンして食しているだけに、ニンニク油は全く問題ないことを話し生玉子のチケットを購入して直ぐにそれを希望した。

すると並盛250gと中盛350gが同額のためどちらにするかの確認があり、並盛のつもりで来たが直前に今はもう秋だしとなって中盛でお願いすることにした。

寒くなく暑くなくのいい時季で、どんなつけ麺やらーめんでも食欲の秋と呼ばれるだけに美味しく愉しめるここ最近と言えそう。程なく到着。

toshioka12

toshioka13

toshioka14

toshioka15

toshioka16

toshioka17

toshioka18

toshioka19

目の前にチャーシューとメンマが気前良く乗った、そんな揚げネギが添えられたチャーシューメンマラーメンがやって来た。それもあってか、辛味が別皿は通常だが、生玉子もお椀に入れられ到着した。

それではと行かせて貰えば、とんでもなくたまらない素敵な味わいで、やはり縦横無尽にべんてんらしさ満開の風情が実にたまらないもの。

オリジナルのスープを完成させて提供して行くのも大変だが、完成を極めたスープを毎日作りそれを維持して行くのもかなり大変だと思う。

べんてんが培って来たものを台無しにならないよう、常日頃から気を張って対応するその努力は、かなりのものだと思う。

麺はべんてんよりも気持ち太めのようで、麺の色合いやコシの良さに特化した同じ調合小麦粉を利用しているらしく、この麺の風合いはオーバーホールした製麺機を愛おしく使う店主のラーメン愛から生じているものに違いないだろう。

それにしてもこの分厚いチャーシューの美味さは、どんな美しいレアチャーシューをも凌ぐものがあり、猛烈に感動しながらも喰らう愉しさがこれまたしみじみとしてたまらなかった。

辛味の風情に焦がしネギの持ち味が絡んで、そこに生卵がまったりした風味を造作させ、もう素敵この上ないと言うしかなかった。

とんでもない麺量に分厚い肉の絨毯が敷き詰められ、そこにメンマがドサッと特盛で乗って凄かったが、それだけにそこは気がつけば完食だった。

いや、怒涛の不撓不屈な風情、猛攻の空前絶後な持ち味、騒然の百花繚乱な風合い、そのどれもが泰然自若の中で顕されており、もうとんでもなく果てなく無茶苦茶なほど実に素晴らしかった。

toshioka20

toshioka21

★ 自家製中華そば としおか@弁天町

麺量/小盛150g・並盛250g・中盛350g(並同額のため確認あり)・大盛650g・特盛1000g

※並ぶ際に建物に沿って行き、建物入口を塞がないよう留意要
※券売機高額紙幣非対応のため千円札or小銭準備要

住所/東京都新宿区弁天町20 TEL非公開 定休日/日曜日※祝日営業あり 営業時間/11:00~14:00
※アクセス
東京メトロ東西線早稲田駅下車。駅上の早稲田通りを神楽坂方面に進み500mほど歩いた弁天町交差点手前の右側にあり。早稲田駅出口1から出ると比較的近い。
 

ご訪問ありがとうございます!

👆1click 頂けると嬉しいです!
 m ( _ _ ) m