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二十四節気では霜降を迎え紅葉が始まる頃とされるだけに街路樹の色づきにも目が行く今日この頃で、見上げれば霞みがちな青空から淡い陽射しがふり注いでいた、気温は20度を超えるもののともあれ秋めく十月神無月下旬の週末土曜日だった。

ネットを開いている内に以前二度訪れて食したこちらの提供メニューの素晴らしさを思い出して、久々こちらをまた訪ねて見るかどうするかと考えつつツィッター公式アカウントを開いた。

すると何とまもなく早稲田の地に、初の支店がオープンする予定のこちらであった。

新宿区西早稲田1-9-10の住所らしく、何処ら辺かと調べると都電早稲田電停の周辺で、11月4日にオープンさせるように案内されていた。

その関係で11月2日の日だけ、こちらが開店準備で、臨時休業する予定だそう。

そんなわけでそうした新店情報について幾何かでもお聞き出来ればとなって、もはや本日はこちらにするかと気持ちがロックオンされ訪ねることにした。

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と言うわけで秋葉原で発車間際の山手線電車に飛び乗り、ここ最近何かと下車する機会が多いそんな恵比寿にまたやって来た。

西口の改札口を左手に進み程ない右手の出口から出て、前方の駒沢通りを線路寄りの横断歩道を渡ってから左手へ進んで行く。

ロータリーを左手に見ながら歩いてると、右手に比較的よく利用するケンタッキーフライドチキンが営業していて、カーネルサンダーのおじさんもハロウィン仮装している姿を横目にさらに進む。

その先の右路地を恵比寿神社が見えることを確認してからその路地に入り、神社手前右側にあるこちらの店頭へ2年ぶりにやって来た。

2006年にタイ料理出身の店主が創業させたづゅる麺池田の青山一丁目店(閉店)に続く支店として、2011年から営業を始めたづゅる麺豚あじの店長さんが独立し、2012年10月4日にオープンしたこちらのようだ。

店舗看板には陰陽マークの太陰大極図のような店舗マークが掲げられており、案内には化学調味料を使用せずこだわり抜いた素材本来の味を生かし魂を込めた一杯を提供することを標榜しているこちらだ。

店先のガラス板には新メニューとして、鯛焼干しつけそばなる商品が案内されていた。

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これも悪くないなと決め切れずに早速入店して行くと、開店して程ない時間で先客全員が券売機でチケットを買い終えカウンター席に腰を下ろし、先頭の数人だけラーメンが届いたばかりの店内だった。

ここ最近は日替わり限定が3タイプ用意されているこちらのようだったが、入口左手の券売機の前に立つと現在は支店オープン準備のためか提供されていなかった。

レギュラーメニューを見ると中華そばの他に、煮干しそばと白湯そばとつけそばがラインナップされていた。

そそる限定があればと思いながら来たものだが、年明け前後に始まった提供メニューの鯛焼干しつけそばの存在に、今後流行りそうな予感もある細つけ麺だけにこれで行くかとなった。

今に合わせるか先を見据えるかその舳先を何処に向けるか、店主はいつもその舵取りに悩むところなのだろう。

追加トッピングで味玉と、サイドメニューもまた行ってしまえと焼豚丼のボタンも連打した。カウンター席の奥が数席空いていて、そこに促されたので腰掛けた。

ほんの数分すると後続客がドドッと続いて、いつの間にか10人近い着席店内待ち列が出来て、タイミングの良さに胸を撫で下ろした。何気なく振り返ると、そこに大栄食品の緑色の麺箱があった。

今のところ予定通りに、11月4日の日にオープン出来そうとのこと。店名はこちらと同じになるそうで、向こうは早稲田店で、こちらはオープン以降は恵比寿店となるそうだ。

ふと見るとカウンター周りに、レギュラーメニューの案内があった。中華そばは甲州美桜鶏と豚がらに香味野菜を、じっくり優しく煮出したスープに、昆布と魚介の旨味を重ねたものだそう。

煮干しそばは3種類の煮干しを水出し後に、ゆっくり熱を加え煮干し100%の旨味を抽出したスープで、さらに白湯そばは鶏・豚ガラを強火でまろやかなスープに炊き上げ、白醤油のタレをバランス良く合わせたものらしい。

そしてつけそばは鶏・豚をまろやかに炊き上げ、魚介を加えたスープを国産小麦の麺で愉しむもののようだ。程なく到着。なるほど風情豊かな風合いが、口にする前から見て取れるものが在った。

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それではと鯛焼干しつけそばを行かせて貰えば、持ち味の良いふくよかな魚介の味わい。

店主独自のさりげなくもセンスの良さが光る風情で、突き詰めて完成した持ち味は誰をも納得させるものがあった。

炭火で焼き干してそれを粉砕した小鯛を中華そば出汁と煮干しそば出汁で合わせ、追いかつおを超えた風合いと言える追い鯛干しをしたスープだそうでこれがもう実に素敵でたまらなかった。

低加水中細の大栄食品製の麺は、色合いからして優しい聖母の柔肌のようで、その瑞々しい風合いは誰からも愛される童謡のメロディを耳にした時に込み上げて来る懐かしさを感じるもの。

豚チャーシューと鶏チャーシューも、愛する人に捧げる贈り物のように、大事に仕上げていることがよく判る素晴らしさ。長尺の穂先メンマや味玉も、時間を掛けてこだわりある仕事をしている。

焼豚丼も低温調理した豚肩ロースと香ばしく焼いて特製ダレに漬けた豚モモ肉の2種類のチャーシューにバター醤油のタレで仕上げたものだそう。


このチャーシューが実に多めで大いに美味しく、これでもかの素敵な波状攻撃にもはやメロメロになるしかなかった。

最後のスープ割りにさえ、しみじみと来るものがあって泣けた。どちらの提供メニューも、芸が細かく多能に富んだもので、それだけに気がつけば完食だった。

限定メニューは今後の状況次第だそうで、しばらくは提供中止が続くらしい。先述したレギュラーメニューだが、以前口にした煮干しそばも実に素敵と言えた。別メニューも、気になるところだ。

新店で新メニューが提供されるのだろう、店内にいらした古い常連さんらしき方に試作品を出されていて、麺の太さ等どういう方向性で行くか相談されていた。

いや、磨穿鉄硯の味わいに一意専心の風情と力戦奮闘の末の持ち味で、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、実に素晴らしく何処までも確実に良かった。

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★ おおぜき中華そば店 恵比寿店

※ツィッター公式アカウント~https://twitter.com/ohzeki150309

住所/東京都渋谷区恵比寿西1-9-4 小熊ビル1階 TEL03-3780-3116 定休日/日曜・祝日 営業時間/11:30~22:00
※アクセス
JR恵比寿駅西口下車。改札口を左手に進み程ない右手の出口から出て、前方の駒沢通りを線路寄りの横断歩道を渡ってから左手へ進む。ロータリー先の右路地を入り、恵比寿神社手前の右側にあり。
 

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