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二十四節気・霜降の深夜に吹き荒れた大風が、今季の木枯らし1号であることを気象庁が発表して、気温は穏やかながら青空のもと強風が続き、店舗のフラッグがはためいていたそんな十月神無月下旬の日曜日だった。

二十類以上の煮干しに贅沢な煮干しを惜し気もなく60g以上使用した濃厚煮干系ラーメンがウリの凪さんだが、ブラッシュアップしたこともあってだろう昨年12月頃から「すごい煮干ラーメン」と命名されるようになった。

昨年から海の辛銀ダレが入るようになり、海の米と言われるらしいイワシのエキスを漁師より伝わる調理法により数十類の調味料を合わせて、数日寝かせた自慢のそのピリ辛旨味ダレが決め手のようだ。

そんな海の辛銀ダレだが、つい先日の10月15日の公式サイト凪ニュース によると、魚と味噌の旨味が追加されそんなテイストに改良されたらしい。

3辛くらいまでなら、入れてもそれほどは辛くないそうだ。あまり気にしないでいたが、そうした辛ダレだけでなく家系ラーメンのように好みに合わせた調整にも対応するようになったようだ。

そう聞くとそんな銀ダレをある程度入れて、好み調整をして貰い愉しみたいとなるもの。

やはりラーメン凪煮干ラーメン総本店とも言えそうなこれまで2度訪ねた新宿ゴールデン街店本館 へ行くかとなって、一年半ぶりのこちらへ出掛けることにした。

凪さんの店舗で言えば、昨年三月オープンの大久保店 と、暮れに新宿ゴールデン街店別館 を訪れて以来だ。

ちなみに新名称のラーメンに合わせて、店名も五反田店オープンの頃から煮干王を外して、すごい煮干しラーメンにすげ変えているこちらだった。

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そんなわけで本八幡から都営新宿線電車に飛び乗り、最寄り駅の新宿三丁目で下車してその店頭へやって来た。

腕時計に目をやれば開店まもない午前11時40分頃で、店舗脇に並ぶ人もいなかったので店頭撮影を軽く済ませ、急な階段を足元に注意しながら昇って行った。

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上がり切った所に券売機があり、そこで特製仕様のすごい煮干しラーメンを選んで、振り返るとカウンター席の左寄りの椅子に促されそこへ腰を下ろした。

先述しているように好みが選べると言うことで、味濃いめ・油多めで希望して、バージョンアップした辛銀ダレを少しでも多めにしようと辛さ具合いを確認。

すると4辛から辛みがグッと増すらしく、なるほどそれならとやはり3辛でお願いすることに。好みはこの他に味付けが塩・醤油・特製合わせ味と選べ、麺の硬さもヤワメカタメを調整してくれるようだ。

特製仕様を選んだがトッピング全部のせと案内されていて、低温調理のチャーシュー1枚に海苔三枚、さらに駒葱と表現された四角切りの白ネギと半熟の味付玉子が別皿で来るようだった。

以前にも触れているように、2004年9月より新宿ゴールデン街内の直ぐ傍の違う建物で週一度の間借り営業で始めた凪さんで、そちらは2006年3月まで営業が続けられた。

そして本格的な営業店舗を渋谷で見つけた建物で2006年6月から始めたようだ。当初は豚骨系ラーメンをウリにしていたが、その後濃厚煮干系ラーメンを並行して店舗毎に戦略を変え営業していた。

ここ最近は濃厚煮干し店を中心に展開しているようだ。こちらの煮干しのオリジナル性は、非常に高いながらも王道感あふれるもので、至極自然な成り行きだと思う。

新宿ゴールデン街は戦後まもない頃に新宿駅東口の闇市を移転させた事に端を発する飲食店街で、1950年代に建造された木造長屋に数坪しかない店舗がひしめくそんな副都心にある昔から何も変わらない一角だ。

そんな建物で営業しているこちらだけに、その店内の雰囲気は実にたまらないものがある。これぞ新宿にある世界遺産になりえる場所と言えた。

店内では凪オリジナルにぼし茶なる商品を販売していた。その案内には中学生みたい味と形容されておりワケが判らなかった。

ふと見ると直ぐ近くに花園神社があるからでもないだろうが、なかなか立派な神棚が頭上にあった。程なく到着。

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海の辛銀ダレにはイリコの小魚が一緒に添えられ、ラー油のような辛味ダレで多めに掛けられ食欲をそそらせていた。

それではと行かせて貰えば、その絶大なる持ち味がそれはそれは実にたまらないもの。幅5センチ近いいったん麺が来る度に巨大化していると思うのは気の所為だろうか。

辛味ダレはなるほど味噌のような複合的な持ち味が感じられて、イリコそのものが多めに入ってその風情・風合いを押し上げていた。

加水率45%以上らしい特製手揉み中太麺のモチモチ具合いも素敵で、チャーシューがやはりこちらも涙なしでは語れない素晴らしさ。

後半になってから卓上調味料のブラックペッパーやレモンを漬けたビネガーに、七味唐辛子ならぬゴマも入る八味唐辛子を入れて風情を変えて愉しんだ。

背脂による煮干し油の風合いも良く、半熟の味付玉子も美味しく、それだけに気がつけば完食だった。

挨拶しながら下に降りて行き店舗脇を見ると、後続客の方が並ぶ姿が奥まで続いていてまたタイミングが良かったようだった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、猛烈に素晴らしく的確に煮干しらしさ全開で、感慨無量で軽妙酒脱・文質彬彬とも言えて有頂天外の美味さだけに、まさしくすごい煮干しラーメンと言えた。

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★ すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館

公式サイト~http://www.n-nagi.com/

住所/東京都新宿区歌舞伎町1-1-10-2F (新宿ゴールデン街G2通り沿い) TEL03-3205-1925 定休日/年中無休 営業時間/24時間営業
※アクセス
JRほか新宿駅東口下車。新宿サブナード地下街15番出口傍の新宿区役所前交差点から延伸する遊歩道を入りゴールデン街二つ目の右路地を進みそのG2通り右側中ほど建物の2階にあり。


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