tokyoramentower01

爽やかな澄み渡る青空から穏やかな陽射しが煌めいて北寄りの風が年の瀬の街を冬色に染め抜いていた、そんな十二月師走中旬のクリスマスもそう先ではなくなって来た休日の金曜日だった。

九州じゃんがら直営系列店となるこちらの店舗が、なんと本店からそう遠くないこの秋葉原エリアに本日の2015年12月18日からオープンするとして気になっていた。

プロデュースで参画している日本レストランエンタプライズが運営する関連店の東京じゃんがらも、秋葉原駅構内に先日オープンしてここのところ話題に事欠かない九州じゃんがらさんだ。

以前に触れているように品川区大崎で進学補習教室ブルカン塾を経営している、1984年11月28日に秋葉原本店が創業した人気ラーメンチェーン店だ。

浜松町駅周辺に2009年7月31日開業した芝大門本店の2号店になるこちらのブランド店で、オープン当時その営業を知って気になっていたものの、その後各店の新店攻勢もあって忘却の彼方となってしまい訪れずに時が過ぎてしまった。

九州じゃんがらが運営するラーメン店と言う情報があれば、おそらく出掛けていたことだろうが、そうした発信をせずに良き時代のノスタルジックなラーメンを提供して営業していたブランド店だった。

今こうして振り返れば、その本店がオープンした一年前に山路力也氏著書のトーキョーノスタルジックラーメンが発刊されており、奇しくもノスラーと言う言葉が独り歩きし始めた頃だ。

その本の表紙には良き時代のラーメンの向こうに、都心の眺めを象徴するような街に馴染む東京タワーの風景が映し出されており、まるでそんな本を参考書にしたような趣向らしい提供メニューとその店名と言えそうだ。

そんなわけで丁度休日の金曜日にオープンするのであれば、そこは開業当日に出掛けて見るかとなるもので、本日もまた本八幡から総武緩行線電車に乗って出掛けることにした。

tokyoramentower03

tokyoramentower04

tokyoramentower05

と言うわけで秋葉原で下車して、気まぐれで電気街口ならぬアトレ口の改札口から向かうと、人混みにもたつく事なくスムーズに中央通りに出ることが出来た。

その手前に「秋葉原の小庭」と記された案内板がある、四季を感じさせる箱庭のようなスペースがいつの間にか出来ていた。

それを横目にして中央通りを右手へ進んで行くと、黄葉する木葉が多く残るイチョウ並木で、さしずめ黄金色に染まるメインストリートとなっていた。ふと見上げるとアイドルグループが映る、秋葉原電気街まつりのフラッグが折からの北風にはためいていて年の暮れ間近であることを感じさせた。

横断歩道で向こう側の歩道に移り住友不動産秋葉原ビルの十字路交差点を越えて、その先の三つ目の左路地を入り、程ない十字路を左折し少し歩いて行くと牛丼サンボのすぐ目の前にこちらの店舗が営業していた。

開店を祝うフラワースタンドは、店頭の左端に1つ置いてあるだけで、開業当日とは思えないほど地味なオープン当日のこちらだった。

ともあれ20日までの三日間は、通常価格730円の醤油味としお味のラーメンが、オープン記念として500円で提供されることが店先に案内されていた。他の麺メニューも同じように、スライドした限定価格となっていた。

tokyoramentower06

tokyoramentower08

tokyoramentower09

さっそく入店して行くと、左手に液晶タッチパネル式の最新鋭券売機が待ち受けていた。醤油らあめんと塩らあめんが、オープン当日から提供されている。

江戸甘みそらあめんと江戸辛みそらあめんに、餃子も今後提供して行くこちらのようだが、そちらは近日販売予定とするシールがフォトを隠すように貼られていた。

予定通り醤油温玉チャーシューめんを選んで、きざみチャーシューごはんも行くかとなって、そのボタンを連打。振り返ると左右にカウンターテーブルが配置された客席フロアで、その右手奥寄りに促されてそこに腰を下ろした。

見ると卓上調味料は、やげん堀の七味唐辛子に白胡椒と黒胡椒があり、餃子の提供もあってか醤油・お酢・ラー油が用意されていた。

それらと共に、辛味噌に多めの刻み白葱が和えられたような、そんな辛子ねぎなるものもあった。程なく到着。温玉は別容器に割らずに入れられてやって来た。

tokyoramentower10

tokyoramentower11

tokyoramentower12

tokyoramentower13

tokyoramentower14

tokyoramentower15

tokyoramentower16

それではと行かせて貰えば、なるほど何処か懐かしい味わいの風情が実にたまらない味わい。まさしくザ・昭和と言うスタイルの中華そばだ。ウルトラセブンや仮面ライダーが、ブラウン管に映っている画面を思わず想像してしまった。

カエシに都内では珍しい、甘露醤油が利用されているらしい。中太ストレートの麺はもっちりとした仕上がりのもので、若干柔らかめながらコシの風合いが良く喉越しも素敵だった。

チャーシューも厚みがあるもので口に頬張れば、淡雪の如くとろけてこれまた良かった。

サイドメニューのきざみチャーシューごはんは、手でちぎった感じの海苔の上に、刻みチャーシューが比較的多めにちりばめられ、その上に斜切りされた白ネギが添えられたもので美味しかった。

残ったスープをそこに入れて、辛子ねぎ等の卓上調味料を添えて口にすると、これがなかなかの持ち味があってこれまた素晴らしかった。

それだけに気がつけば完食。なるほど確かに九州じゃんがららしい、そんな素敵なこちらであった。いや、良き時代の良き風情の良き持ち味があった、なんとも懐かしい味わいの素晴らしい中華そばだった。

tokyoramentower19

★ 東京らあめんタワー 神田明神下店

※企業公式サイト~http://www.kyusyujangara.co.jp/

住所/東京都千代田区外神田3-10-7 ランドプール秋葉原1階 TEL不詳 定休日/無休 営業時間/11:00~21:00 ※中休みなし
※アクセス
JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りに出て右手へ進んで行き、住友不動産秋葉原ビル先の三つ目の左路地を入り、程ない十字路を左折し少し歩いた右側にあり。牛丼サンボのすぐ目の前にあり。
 

ご訪問ありがとうございます!

👆1click 頂けると嬉しいです!
 m ( _ _ ) m