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しんと静まり返った朝の小さな公園に、小鳥が我が物顔でさえずりだしていた、朝方だけ冷え込みが増す一月睦月上旬の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、暖冬らしい穏やかな冷え込みに戻っていた、帰宅途上のそんな午後八時過ぎだった。

若干残業となって外に出て、腕時計を見ればいつもより一時間遅い時間に、予定していた店は諦めて吉祥寺駅界隈で済ませるかとなり、ふと浮かんだこちらを訪ねることにした。

これまでに三度ほど足を運んだ餃子の名店のこちらで、おそらく創業店主が何れかのみんみんで修業してその暖簾分けで開業したところなのだろう。

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そんなわけで、吉祥寺ハモニカ横丁の一角で営業する、こちらの店頭へやって来た。ネットによれば昭和48年の1973年に、どうやらオープンしたこちらのようだ。

大きな赤い提灯が変わらずにぶら下がっており、ハモニカ横丁の路地の佇まいの中にしっくりと溶け込んでいて、今夜も風情のいいそんな店先のその雰囲気を高めていた。

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さっそく入店して行くと、今夜も盛況な店内が待っていた。一昨年の10月に訪れて以来のこちらだ。

手前のカウンター席が空いていたので、促されるでもなくそこに腰掛けて、天井近くに据えられた黄色いメニューボードを見上げた。

するとかなり立派な熊手らしき縁起物が、入口寄りの天井近くに飾られているのが目立っていた。

悩んだ末に結局オーダーしたのは、前回と同じ味噌ラーメンと餃子だった。後続客が続いてあさりチャーハンのオーダーが飛び交っていた。

それで今度来たらそれにしようと考えていたことを思い出して、また次回こそはと胸に誓うばかりとなったが、それにしても相変わらずの人気ぶりのあさりチャーハンと言えた。

そう言えば醤油ラーメンの他に中華そばと言うメニューがあるこちらで、それとあさりチャーハンが気になるところとなった。

ハモニカ横丁ミタカ内にこちらの姉妹店となる同店名のみんみん三鷹店が2013年8月1日から営業していたが、お店の方が辞めたことにより人手不足となってしまいやむなく昨年の暮れに閉店させてしまったそうだ。

中華料理店稼業も流行れば流行ったで、その舵取りはどちらも大変なのだろうと思う。程なく到着。

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それはむっちりとした大きな餃子が五つ皿に乗るこちら自慢の人気メニューと共に、ホクホクした野菜が多めに盛られた味噌ラーメンがやって来た。

粉唐辛子が容器にたっぷり入る自家製ラー油を匙で取り小皿へ入れて、そこに醤油とお酢を適量入れて餃子のタレを作る。

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その小皿に餃子を入れてタレをしっかり絡ませて浸し、それではと餃子から行かせて貰えば、熱々の肉餡にハフハフとしながらもその感無量の美味さに只酔いしれるしかなかった。

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続けて味噌ラーメンにも手を付ければ、やはり野菜が沢山乗せられていて、麺に辿り着くまでしばしの時間を要するところとなった。

スープは比較的さっぱりした持ち味のもので、その分麺も細く中細にしては太く中太にしては細い風合いながら、絶妙なそのスープの絡みにそのちょうど良さが嬉しくなるほど素敵だった。

餃子と味噌ラーメンを交互に口にして行き、ラー油の風情の良さにしみじみしながらも、味噌ラーメンに一味唐辛子や胡椒を振ってまたその風合いも愉しんで行った。それだけに、気がつけば完食。

いや、戦後復興を支えて来た方々が集って来たそんなハモニカ横丁で営業するこちらで、仕事の疲れを癒すようにラーメンを啜り餃子を頬張ってひと時の幸せを感じることが出来て、シンプルな一言になってしまうが実に絶え間なく良かった。

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★ 吉祥寺 みんみん

住所/東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9 ハモニカ横丁 TEL0422-22-5015 定休日/木曜日 営業時間/11:00~21:00(20:50LO)
※アクセス
JR中央線吉祥寺駅北口下車。ハモニカ横丁内中央通り奥寄りにあり。
 

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