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暗い蒼空から久しぶり冷たい小雨が降り出し冬の表層が街をモノトーンに染めて、横浜では初雪が観測されそんな一月睦月半ばらしい時季を演出していた休日の火曜日だった。

2015年12月18日に本オープンしたこちらで、味が落ち着いた頃に訪ねようと思っていたら12月30日から1月4日まで年末年始休業となってしまい、そんな年始も明け本日こそと出掛けることにした。

こちらで提供される豚骨白醤油味の素らーめんには、必ずチャーシューが2枚入る修業先と同じような選べる野菜小鉢が付くらしい。

店主の金子哲也氏は、2006年1月20日に石神井公園周辺で開業した、濃厚つけめんが人気の麺処井の庄 出身の方らしかった。

しかも2009年7月17日オープンの新感覚横浜タンメンをウリにする、系列店の濃菜麺井の庄で店長職を歴任された方のようだ。

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そんなわけで総武緩行線電車と中央線快速電車で新宿に出て、そこから赤いボディラインが入る地下鉄丸ノ内線電車に乗車。

南阿佐ヶ谷で下車して地上に上がると、雨は上がっていたものの灰色の空に変わりなかった。

青梅街道を新宿方面へ300mほど歩いた頃だろうか、振り向くとすずらん通り商店街の入口があり、そんな通りの右側でこちらが営業していた。

店舗の建物自体も、出来たばかりのようだった。正午まもない時間もあってか、店頭から7人ほどが並ぶ行列が伸びていた。

店舗によってはチケットを購入してから並ぶ方式が増えつつあるが、こちらでは入店着席直前に購入するスタイルであることが店先の案内に明記されていた。

店内の券売機前にも、まだ数人が居るようだ。それでもタイミングが良かったらしく、そう待たない内に列が詰まって行き、程なく入店出来て入口左手の券売機の前に立てた。

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千円札を2枚挿入して、あっさりらーめんが気になりながらも、らーめんにスタベジ、さらに味玉、追っかけトマベジ、ほぐしチャーシューとそれらのボタンを連打した。そしてこれまたそうしない内に先客が帰って行き奧寄りの空いたカウンター席に促されて、購入したチケットを手渡した。

と思っていたら追っかけトマベジを購入していなかったことが後で判り、そこで百円を支払い追加購入する形で注文するところとなった。

白い壁面には洋楽ロック系の古いレコードアルバムジャケットが何枚か飾られていて、また一番奥にはアメリカを代表する国道であるルート66と刻まれたアンティークな掛け時計プレートがあった。

さりげなく店名の由来についてお聞きすると、一笑に付すと言う言葉がきっかけだったことからそのまま店名にしたのだそう。

オープンしてから先週の日曜日までは、中休みを入れて夜8時まで営業していたようだが、昨日から通し営業で午後四時閉店に営業時間を改めたそう。

先述しているように濃厚つけめんが人気の麺処井の庄出身の店主で、濃菜麺井の庄で店長職を歴任された方だそう。

それにしても豚骨白醤油味の素らーめんに、様々なスタイルの野菜小鉢を付けて提供して行く、.井の庄でも行われているそんな素敵な対応のこちらだ。

ちなみにプレーンはキャベツとモヤシにニラや人参等の野菜に、醤油ダレと醤油も掛けてチャーシューが添えられる仕様だそう。

カラベジはプレーン同様の野菜とチャーシューに、店主修業先麺処井の庄で培ったノウハウを元に激辛特製ラー油と焦がしニンニクが盛られる激辛派にたまらない仕様で、辛いのが苦手な方は辛さを調節してくれるらしい。

シビベジはやはりプレーン同様の野菜とチャーシューに、辛味に刺激的な山椒の痺れと香ばしさも効かせそこに生ニラを盛った食欲をそそらせる仕様だそう。

今回オーダーしたスタベジはプレーン同様の野菜とチャーシューに、多めの背脂が盛られそこにニンニク醤油が掛けられ擦り生姜が添えらる、ガッツリ派にお奨めの仕様らしい。

またトマベジはプレーン同様の野菜とチャーシューに、数種のハーブを効かせた豚骨スープとの相性もいいトマトペーストを盛った仕様だそうで、残ったスープにオプションでライスを投入すればリゾット風に愉しめるようだが今回ライスは見合わせた。

その他にも案内にはエスニックスタイルのレモングラスの酸味を効かせるすっぱベジ、濃厚魚介スープになるペースト等を効かせるウオベジ。

更にはスタベジにブラックペッパーも効かせた味濃いめ仕様のブラベジが見られた手が回らないため当分の間は見合わせる予定らしい。なお100円の追っかけ仕様には、チャーシューは入らないようだった。程なく到着。

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それではとまず素らーめんとしてスープと麺だけで愉しめば、なるほど効果覿面の風合いがもう絶大にたまらないもの。野菜など具が入らないだけに、豚骨スープをしみじみと味わえるもので、ここまで風情が変わるとは思っても見なかった。

豚骨スープは厳選の新鮮国産豚骨の大腿部と背骨に、豚足・背脂・豚皮を独自配合して、部位によっては違うズンドウで違う仕込みをしているそうだ。また風味や旨味が飛ばないよう、火入れや熟成の時間にも気を使っているらしく、そんな仕上げにもこだわりを見せていると言う。

タレは本醸造白醤油を使用して、スープ本来の旨味や香りの表情を損なわないよう仕上げを施したものだそう。

やや太めの中太ストレート麺は北海道産小麦を100%使用しているようで、濃厚なスープとよく絡みながらも尚かつそのスープと野菜の持ち味の中に埋もれないよう、しっかりした存在感を放つ方向性を考慮した三河屋製麺謹製のものだそう。

チャーシューや味玉の持ち味も爆涙もので、スタベジの井の庄仕込みの背脂も実に素敵だし、トマベジのトマトペーストもふくよかなトマト風味がかなり良かった。

そして何よりセパレートで来た野菜の満足感を感じさせながらも、前半はスープの旨味をさりげなく極上感にしていて、後半はその持ち味を加えることによって味変させ何処かつけめん的な要素さえも感じさせた。それだけに、気がつけば完食だった。

井の庄スタイルの豚骨×野菜と言う新しい試みで、スープと具材に境界線を作りながらもバリエーション豊富な無料野菜小鉢を用意する言う、進化した提供スタイルとなっていたこちらだった。

それは永劫回帰が時間は無限であり物質は有限であるなら、ラーメンの愉しみ方もまた無限であり食材は有限と教えてもらったようでもあった。

いや、かなりとんでもなく絶大に途方もなく、途轍もなく怒濤の如く猛烈に何処までも兎に角素晴らしいこちらと言うしかなかった。

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★ 麺処 一笑 - Isshou -

※チケットは入店着席直前に購入するスタイル。
※らーめん麺量~ハーフ100g・並盛200g・大盛300g

住所/東京都杉並区阿佐谷南1-9-5  TEL03-3311-8803 定休日/水曜 営業時間/11:00~16:00
※アクセス
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅下車。青梅街道を新宿方面に300mほど歩いた左手のすずらん通り商店街の入口右側にあり。
 

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